2017年12月15日
買い付け日記
ロンドンの早朝はとても寒く防寒対策をしたのに全く対処出来ないほど凍えながらの買い付けのスタートでした。
小さくなったバーモンジーマーケットでは、25年前からずっと出店を続けてくれているディーラーがあります。
当時は約1500店舗を誇るロンドン最大のマーケットで、朝5時から昼頃まで大賑わいの市でした。
毎週開催の蚤の市ではロンドンだけでは無く、世界一だったと思います。
世界中からアンティークを求めて人がやってきて活気と熱気が凄く、買い付けの初日をここで迎えるのが僕の決め事でした。
両替商も二件、カフェも二件、アウトドア、インドアのマーケットもあり、1日過ごせる大好きなバーモンジー。
10数年程前に、再開発の話しが出て、遺跡も出たりして、広いアウトドアスペースは全てビルが建ち、有名な家具屋さんや高級ジュエリーのお店、古着屋さん、カフェなどが入った古いビルは解体。
そしてその間、どんどんお店か少なくなり、とうとう今では30件程の蚤の市となりました。
でも、当時からずっと頑張って出ているディーラーの中で、お母様の代からお世話になっていて、そこでしかお会い出来ない方がいます。
その方がいる限り、僕も頑張って通うと決めています。
価値観や好みが同じですので、25年間、毎回何か好きな物があります。
今回も素晴らしいアンティークを頂きました。
このジンクスが続いている間は買い付けは順調に行くと思い込んでいます。
ここからが買い付けのスタートとしての位置付けも続けるつもりです。
このマーケットも縮小され、キングスロードの素晴らしい建築物と美味しいパスタのお店が入っていた広いエリウスアンティークマーケットも今ではファッションビルに。
そしてボンドストリートの高級アンティークマーケットも閉店。
エンジェルのアンティークビルも二件ありましたが再開発で立ち退き。
この流れでしばらくは落ち着いていましたが、前から噂になっていた大きなアンティークマーケットがついに来年の5月に閉鎖が決定しました…
日本のニュースにも流れていましたが、世界の都市ランキングでロンドンがずっと1位なんです。
2位がニューヨーク。
地価も高く、地震も無く災害は無いし、治安も良く、金融が整い、教育も有名な大学が揃っているイギリスの中心の都市。
ワンルームマンションが1億円もします。
そのような価値観と、アンティークが年々少なくなっているという事情が絡み、どんどんマーケットが少なくなって来ています。
僕は個人的に15年ほど前から危機感を感じていました。
27年前に初めて渡英した時の衝撃的なアンティークの数が1年ごとに激減していくのを肌で感じていたからです。
その不安がついに現実になり、蚤の市、アンティークマーケット、オークションと出会いの場がどんどん少なくなり、今では、またか…と言う感じです。
苦しい状況ですが、長年、繋いで頂いたご縁、そして人の繋がりで何とかアンティークは集まってくれています。
今もしスタートしていれば確実に出来ていませんね。
本当にギリギリのスタートだったと思っています。
朝の寒い蚤の市を終えて、その後はコレクターとの再会。
体調が悪いと聞いていたので家に尋ねるつもりでしたが外で会うことになりました。
元気そうで安心しましたが、やはり完全ではない様子。
お約束のアンティークを分けていただき、新たに数点お譲り頂きました。
本当に、いつまでこうしてお会いできるかと、いつも思いますが、とにかく最後はしっかりと握手してお別れします。
握る時に、また会えますように!と心で強く思いながら。
人との巡り合わせ、出会いにはいつも感謝していますが、素晴らしい出会いが多いほど、別れも辛くなります。
詩人の方が、人生は別れの連続。その辛さに打ち勝つような強さが欲しい。と書いていたのを覚えていますが、正にそうですね。
素晴らしい人、素晴らしいご縁があればあるほど、楽しい時間を過ごせば過ごす程、それと同じように別れの辛さもやってきます。
長生きしないのが、別れの辛さの処方箋とも聞いたことがあります。
先に行った方が残される辛さを感じることがないと。
コレクターと別れた後、またもう一人のジュエリーコレクターとお会いしました。
そこで、今までにもかなりすごいティアラを分けて頂いていましたが、今回は大きさもすごく、ダイアモンドも大きく、ナチュラルパールも使われていて、びっくりするような素晴らしさでした。
真ん中に大きな5カラットのダイアモンドがありますが、それが外れてリングに。
そしてティアラ全体の真ん中の部分が外れてブローチ、ペンダントに…
外れた後もそのままダイアモンドブローチ&ネックレスとティアラとして普通に使用出来ますし、ドッキングすれば素晴らしいティアラへ…
こういう出会いは、寂しげな気持ちが全て吹き飛ぶような電流が身体を流れます。
正にミュージアムピースです。
ロンドン塔やビクトリア&アルバート博物館にあってもおかしくないティアラ。
価格を聞くと、少し頑張れば購入できる価格でした。
まだ初日で両替の全ての中から3割以上占めますが、こんな凄いものは二度と無いことは分かっていますので、迷いなく決断しました。
そして素晴らしいブレスレットも同時に分けて頂き、お別れしました。
また固い握手を交わして。
彼もかなりの高齢です。
付き合いは長く26年です。
途中、様々な事がありましたが、奇跡の生還を果たし、今に至ります。
その不屈のパワーは、分けて頂けるジュエリーにも宿り、いつも良いところへお嫁に行き、皆さん良い運気を頂いて幸せを感じて楽しんでいます。
やはり出所は大切ですね。
また次回も必ずお会いしましょう。
そしてつぎはアンティークマーケットへ。
そこではそんなに出会いは無く、郊外のアンティークマーケットへ向かいました。
そこで見たことの無い婦人と出会いました。
フリーマーケットブースで少しのジュエリーと裁縫道具を並べていました。
すぐに目に飛び込んできたのは大きなセミのネックレス、アールヌーボーのホーンのペンダントでした。
大きさにビックリですし、大好きなホーンジュエリー。
セミが羽を広げているデザインも珍しいですし、綺麗な色彩で一目惚れです。
価格を聞くと、これは割れていて私が直しています。と言って黙ります。
僕がもう一度、それでも大丈夫ですのでおいくらですか?ともう一度聞いても、後ろを見せて、ほら、ここをくっつけてあり、修理をしています、とまたよそを見る。
僕は、このデザインが好きだし、壊れていても使用出来そうだし、問題ないんです、欲しいんです!とムキになって言うと、呆れた顔をして、そこまで言うなら、とやっと売値を教えてくれました。
経験したことのないやり取りで疲れた顔をしながら、その価格なら喜んで頂きます!と言うと笑顔を見せてくれて、あなたは珍しい人ね、と言いました。
どっちが珍しい人か…
私が直したから素人のつけ方だし、またきちんと直してもらった方がいいわよ、と言いながら丁寧に新聞紙で包んでくれました。
そしてお金を支払うと、あなたは、真珠のジュエリーに興味がある?と言いました。
僕は日本ではパールは女性のお守りになるし、昔から大好きで、特にアンティークのパールは全て天然で、現代の養殖真珠とは違いますから、と話すと、私は50年余りの間、収集したシードパールのコレクションを持っていて、どうやって次の世代へ渡すか考えていたのよ、と。
僕は心がワクワクしながら、シードパールは特に大好きです!と言いました。
婦人は、ここから歩いて20分ほどに家があるから今から来る?と言いました。
オフコース!と言って、テーブルの上に並べたアンティークを一緒に片付けて荷物も持ってついて行きました。
ジョブセンターと言う、日本でいう職安の横を通り、アパートが見えてきました。
そこの三階よ、と言いながら階段を登りました。
婦人は軽快に階段を登り、毎日登り降りしてるから足は元気よ、と微笑みました。
そして、玄関で、中は散らかってるから、この椅子に座って待ってて、と玄関の古い 椅子に座って待ちました。
そして、大きなトランクの中から、紙の箱に分けられたジュエリーを一つ一つ出してくれました。
全て素晴らしいシードパールのジュエリーでした。
何一つおかしなものはありません。
あなたの欲しいものがあれば価格を言うから、と言いましたが、僕は、全て素晴らしいので、僕が買える価格であれば全て欲しいです、と言うと、とても嬉しそうな笑顔を見せながら、ちょっと待ってね、と言って帳面みたいな手帳のようなノートを持ってきました。
そして順番に価格を教えてくれて、トータル20点ほどのシードパールを並べながら、価格をまとめるとやはり結構な金額に。
僕が困ったような表情を浮かべながら日本円に計算していると、トータル金額から約3割ほど引いてくれました。
あなたが全部引き受けてくれるから、もう良いのよ、と言いながら…
僕は、とても嬉しいですし、これだけの数のシードパールジュエリーを一度に揃えたことはないですし、長い年月をかけて集めたコレクションを、初めてお会いした僕に譲って頂いて、感謝しかありませんと言いました。
婦人は、部屋が片付いていたら、お茶でも入れてあげたいけど、本当に散らかってるのよ、と言いましたが、僕はそれよりも、早く気が変わらないうちに帰りたい!と思っていたので、お気にしないでください、と言って名前と連絡先などを書いてお別れしました。
そして別れ際に、私は、もうジュエリーは売るものがないけど…と言った後に、そうそう、とまた奥へ行き、箱の中から、小ぶりなホーンのブローチを3点見せてくれました。
まだあったのよ、と言って見ると、とても可愛いアールヌーボーのお花のブローチでした。
シードパールにホーンジュエリー…
僕と好みが全く同じだ、と喜びながら、そちらもいただきますと言うと、格安で分けてくれました。
そして、さっきの話だけど、もし私の友人が、何かを手放す時はお手紙出すので、またここへ来てねと言ってくれました。
僕はまた大きな声でオフコース!と言って握手をして別れました。
本当に予期せず、まさかのご縁でした。
もう一度郊外のアンティークマーケットへ戻ろうとも思いましたが、もうこれ以上の物は無いし、また戻るよりも、もうこれでホテルへ帰ろう!とタクシーを拾って帰りました。
そしてホテルでベッドの上に並べると、それは素晴らしいコレクションでしたし、一同にこれだけ揃う事は二度と無い!と喜びが溢れました。
それにしてもあの婦人は、別れ際も、手放す瞬間もサバサバしていたなぁ。
潔良い方だ、と関心しました。
土曜日のポートベローも、賑わいや、お店は多く感じますが、やはり昔とは内容が違い、お土産屋さんがかなり増えていますし、尋ねる場所も限られています。
でも今回も地方から出店してくれている昔からのディーラーなどで素敵なジュエリーを分けて頂きました。
今回はクリスマス前のハイシーズンらしく、イタリア、ニューヨーク、ドイツ、フランスなどから沢山のディーラーが来ていました。
あんなに他国からの大勢のディーラーは初めて見ました。
僕はいつもは11月に渡英していますが、今回はスケジュールの関係で10月になりました。
11月だと海外のディーラーはクリスマス直前なので少ないそうです。
欧米では、やはりクリスマスは重要なんですね。
そして日曜日は、ドールショウがありました。
ドールショウの会場に入ると、僕の恩人が亡くなったことが全ての方に知れ渡っていて、1軒1軒、みなさんがお悔やみの言葉、そして励ましのお言葉をいただきました。
初めてですが、お花代に、とお金を頂いたりもしました。
みんな共通して、アイムソーリー、と謝ります。
知らずにごめんなさいね、と言うことですが、初めて聞いた時は驚きました。
そしてもう一つ共通する事は、クリスチャンの国らしく、とてもハッピーな人生だったと思うし、素晴らしい方でした!と言ってくれます。
前向きな言葉を必ずかけてくれます。
30件のお店のほとんどで声をかけて頂き、亡くなった本人はとても喜んでいたと思います。
自分の時もこんな風に声をかけてもらったら幸せだと思いました。
追悼のドールショウを終えて、ホテルへ戻り、もう明日は帰国の日です。
梱包や荷造りをして、完全に終えると今年最後のロンドンの夜の街へ出かけました。
今日のラッキーフードのイタリアンを食べに、コレクターでもある友人と会いました。
ビクトリア駅の中の食べ放題のイタリアンに行きましたが、ここは以前の買い付けツアーで皆さんと来た思い出の場所でもあります。
沢山ピザやパスタを食べながら久しぶりの再会の沢山の話をしました。
そしてコレクションのブリュも分けて頂き、ブライトンへ帰るプラットホームへ一緒に行きました。
次回はスリーブリッジの家に戻るから、そこに遊びに来てね、と別れの言葉とキスを交わして電車へと送り届けました。
買い付けは木曜の夜に着いて、4日目の夜を迎えましたが、あっという間に過ぎます。
明日は早朝に出かける蚤の市を終えてアンティークマーケットへ行き、夜の19時の飛行機で帰国します。
今回は帰国して、そのまま梅田阪急英国展の準備に空港から向かいます。
空港の送迎付きの馴染みの駐車場へ、英国展の荷物を積んだままロンドンに来ましたので、帰国して、買い付けの荷物を積み込み、そのまま梅田阪急へ向かいます。
もし飛行機が遅れたり、何かあるとイベントに穴が空いてしまいますので、少しプレッシャーがかかります。
いつも綱渡りスケジュールをこなしているので、何とかなると思い、荷物の梱包を終えてやすみました。
そして最終日の早朝の蚤の市は、短い時間でかなりの集約された買い付けをしないといけない日です。
集中力を出して、乗り切り、とても良い仕事ができました。
そしてビクトリア時代の素晴らしいエンジェルの銀の手鏡との出会いもありました。
最後の日まで、感動の出会いを感じながら素晴らしい渡英となりました。
そして帰りの飛行機、乗り継ぎ、全てが定刻通りという、神懸かり的なスムーズさで無事に到着して、梅田阪急の搬入も出来て、一安心の買い付けとなりました。
次回の買い付けは5月の予定です。
以上が買い付け日記です。
次はどんな出会いがあるのか、素晴らしい時間を過ごせるために、アンティーク愛をますます高めて過ごしたいと思います。
やはり、何でもそうだと思いますが、好きな事を愛すれば愛するほど、向こうからも来てくれます。
真実の愛ならなおさらですね。
好きな人に対しては、相手の気持ちが通じないと、追いかけたり、やりすぎはストーカーになりますが、愛するだけなら、気持ちが通じなくても、迷惑をかけませんし、一方的な愛でも幸せな気持ちになります。
アイドルなどのファンと同じですね。
アンティークは、100年以上もずっと生きて来ている、強いパワーを持つ、運の強い存在です。
様々な人に愛されて来て、引き継がれ、自分に縁のあるアンティークが手元に来てくれます。
それは、思いが強くなればなるほどに来てくれます。
僕が古着屋時代に、古着集めをしながら軽自動車で夜中に走っている時に、ブリュ!、ジュモー! 、スタイナー !、ガレ!、ドーム!、ラリック!と大声で叫びながら運転していましたが、正に思いが通じて今はそのアンティーク達が来てくれています。
そして、いくらお金があっても、半端な思いでは、中々良い出会いは来ません。
これからも素晴らしい出会いを求めて、常に新鮮な気持ちで過ごし、橋渡し役、アンティークトレーダーとして努力したいと思います。
今まで書いていたような、アンティーク買い付け物語とは違い、日記形式で書きました。
中々時間が無く、更新が遅れましたけど、これからも様々なアイデアを出して、皆さんが喜んで頂けるように考えて行きます。
前回の店長日記からは季節が飛び越えて、すっかり冬になりました。
それどころか2017年も1ヶ月を切りました。
時の早さにびっくりします…
先日は名古屋骨董祭が開催されましたが、連日沢山の方が来られて大賑わいでした。
今年最後の骨董祭ですし、自分ヘのクリスマスプレゼントを探している方もいました。
名古屋の骨董熱は本当に高く、いつ来てもその熱気、パワーを感じます。
好天にも恵まれて、最高の今年最後のアンティークフェアとなりました。
まねきねこではものすごい数のアンティークが並んでいるので、皆さんびっくりされていました。
また次回は5月に開催ですので、その時も同じように、沢山のアンティークでブースを埋め尽くしたいと思います。
名古屋でお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
そして神戸に戻り、神戸店のクリスマスセールも沢山の方がお越し頂き、今年最後の神戸店でのセールはとても賑やかで楽しい時間を過ごせました。
本当にありがとうございました。
また次回は1月に営業する時間がありますので、是非2018年の最初の神戸店の営業日にも是非お越しください。
最近は年末年始に阪神百貨店のイベントがあり、お正月はデパート、という感じでしたが、今年は久しぶりにのんびり迎えることができます。
お年玉を店長からお渡しする、という面白い企画もありました。
懐かしいですね。
今年のイベントは、いよいよアベノハルカスで終わりです。
ハルカスへは僕は店頭にはいませんが、優秀なスタッフがいますので、是非今年最後のアンティークまねきねこのイベントへお越しください。
皆様のご来店を心からお待ちしています。
そして引き続き開催中のネットでのクリスマスセールも残り3日となりました。
連日1000人以上の方が閲覧して頂き、とても嬉しく思います。
そして様々な場所からご注文も頂き、本当に嬉しい限りです。
実物をみていないで、ご決断される事は、お互いの信頼関係が無いと出来る事ではありません。
その気持ちに心から感謝いたします。
まねきねこでは、商品の撮影はジュエリーはカメラで撮影する場合もありますが、人形とテディベアなどは僕がiPadやiPhoneで撮影して掲載しています。
色加工、明るさなど全ての加工は全くせず、ありのままでアップしています。
ですので、写真よりも実物の方が本当に良かった!と言ってくださる方がほとんどです。
加工し過ぎて、写真の方が良かった…と残念な事などはありません。
写真写りは良いけど…と言われたらお人形もかわいそうですので。
これからはジュエリーも同じ方式で撮影するつもりですし、もっともっと皆さんに喜んで頂けるサイトにしていきたいと思います。
古着屋の頃の精神の、毎日新しい物が入荷するお店!を目指して。
西宮の古着&アンティークまねきねこ時代では、本当に毎日新しい古着や雑貨を入荷させていましたので、武庫川女子の女の子や、兵庫医大の男の子、近所の中高校生も毎日来てくれる人もいました。
自分も楽しいし、来てくれると人もワクワクしてくれますので、楽しかったです。
そのようなサイトに育てていきたいと考えています。
やはり、日本は北海道から沖縄まで、近いようで遠い距離がありますし、中々神戸や様々なイベントなどにはお越し頂けないことがありますので。
そして今ではパソコン、スマホなどですぐに訪問できて、すぐにつながる時代です。
そのおかげで、こうして皆さんとつながる事が出来ています。
本当に良い時代だと思います。
北海道のお話が出ましたが、2018年に、久しぶりに札幌大丸へ出店する事となりました。
以前のようなサツエキレトロマーケットのようなイベントではないですが、同じようにまねきねこからは沢山のアンティーク達を引き連れて札幌へ行きます。
スケジュールは2月15日から20日です。
ちょうどバレンタインのイベントが終わったあとにまねきねこのイベントがスタートします。
久しぶりに北海道の皆様にお会い出来ますのがとても楽しみです。
そして素晴らしい雪の世界も久しぶりですので、また毎朝雪の中を歩きながら神社へ参拝したいと思います。
大浴場が付いている、札幌駅前のホテルも確保できました。
いつも宿泊していたホテルでしたが、訪日客が増えている影響か残りわずかな空室でギリギリでした…
寒い北海道ですので、朝に熱いお風呂に入って汗をかいてシャッキ!としてから外へ出ると、とても気持ち良いんですよ。
年齢的にもヒートショックには気をつけないとですが…
久しぶりの札幌大丸、是非お越しくださいね。
そしてもう一つ、博多大丸も久しぶりに出店が決まりました。
スケジュールは4月4日から10日です。
今までの催事場とは違い、1階でのイベントですので、楽しみです。
こちらは以前宿泊したパティシエが作る、厚切りフレンチトーストがついている朝食バイキングのホテルは取れませんでした…
でも久しぶりの福岡のイベントを楽しみにしています。
父の実家のある福岡ですし、僕の大好きなホークスの本拠地です。
残念ながらその期間は福岡ドームでのホークスの試合はないですが、その分、大丸へいなさい、と言う事だと思いますので、大丸で皆さんのお越しをお待ちしています。
少し前に、遠方へのイベントを少なくして、との方針でとお話ししましたけど、お声がかかるという事は、まだまだ早いという事ですね。
それに、遠方の皆さんとお会い出来ることも本当に楽しみですし、それぞれの土地の空気、人、食べ物など楽しみもいっぱいです。
大分トキハもフランス展の予定がわからないと聞いていましたが、アンティークショップが集合してのフランス展を開催すると言う事で決定しました。
スケジュールは3月15日から21日です。
最近はいつも京都大アンティークフェアと重なり、僕は初日だけ行き、後はスタッフに任せて留守にすると言うパターンでしたけど、来年は重ならないので、ずっと大分にいられます。
それに二手に分ける必要も無いので、沢山のアンティークジュエリー、ドールを連れて行けます。
今から楽しみです。
それでは、残りすくない2017年を皆さんも僕も、共に有意義に楽しく過ごせる事を願います。
終わり良ければ全て良し!と言いますので、あと二週間の2017年を幸せで楽しい時間に致しましょう。
皆様の幸福、そして平和を心から願っています。
そして素晴らしい2018年となりますように、心から願います。
それではまた。
来年の戌年を前に今は亡きチワワの天ちゃんを思い出す店長でした。
洋館店には黒猫ちゃん、青い目がステキなシャム猫のアメデオと、猫しかいません。
写真は洋館店の中を覗くアメデオです。
また沢山人形がおるなぁーと見ているようです。
猫しかいないのは、まねきねこなので良いのですが、以前は天ちゃんがぼんぼりや弟、美人のメロン、ボスなどの猫軍団とケンカしたりして、とても賑やかでした。
懐かしいです。
天ちゃんの写真を撮り、年賀状にしたり。
うちのスタッフには全員ワンコがいますので、その可愛いワンコ達の紹介などをして戌年を祝いたいと思います。
でもよりによって、まねきねこの店のスタッフが全員犬派とは(´ー`)
それも面白いですね。
おまけに全員、長男、長女です。
だからみんなお互いの気持ちが分かるから上手く行くのかもですね。
猫も犬も動物はみんな可愛いです。
今年の鳥もとても可愛いです。
洋館店によく来るカラスは、モノマネが得意で、いつもアヤアヤアヤアヤと言っています。
カアカアとも言いますが、僕の顔を見かけるとアヤアヤ…と。おやおや、かも知れませんが。
誰の真似をしているのか聞いてみたいです。
それでは皆さん、インフルエンザも流行っていますし、寒波が来ています。
暖かくして、体調を崩さないように気をつけてくださいね。
また元気で皆さんにお会い出来ますのを楽しみにしています。
あとわずかの2017年、皆さんにとって素晴らしいものとなりますように。