“アンティークまねきねこ”は、ヨーロッパのアンティーク・ジュエリーとドールの専門店です。
19世紀から20世紀にかけてのアンティークジュエリー、コスチュームアクセサリー、ビスクドール、テディベアなどが勢ぞろい♪ 毎日新たなアンティークが出てきてワクワク出来るWEBショップです☆素敵な出会いがありますように☆☆☆

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2020年01月21日
皆さんこんにちは。

今日は1週間続いた梅田阪急のスークな乙女蚤の市が最終日を迎えます。

今日は片付けなどもありますので、僕は売り場には閉場ギリギリに向かいます。

梅田は大都会なので車が中々入れず、閉場ギリギリにしか駐機場には入れません。

ですのでデパートによれば最終日は僕は店頭へはいけないんです。

梅田阪神、梅田阪急ぐらいでしょうか?

昨日は大寒の日でしたけど、大寒の日の水と大寒の日に生まれた卵は最高に縁起が良いと言われています。

最近では生まれた日ではなく、賞味期限だけを書いていて。いつ生まれたのかがわからないので、探すのが大変です。

ただ阪神エビスタの食品売り場には採卵日を記している卵が販売されています。

でも20日の日の採卵卵は明日か明後日の販売となるようです。

でも大寒は1番さん寒い日と言うことですが、今年は暖冬で暖かいです。

それでもやはり大寒に生まれた卵ととれた水は金運アップと健康運が上がるらしいので、手に入れて運気アップをはかりたいと思います。


皆さんも是非チャレンジしてみてくださいね。

それでは最終日、がんばります。

2020年01月18日
新年明けましておめでとうございます。

2020年の幕が上がりました。

ついこの間、2019年の年が明けたと思えば、すぐに2020年のような気がします。

でも思い返すと、2019年は本当に色々なことがありました。

皆様にも本当にお世話になり、心から感謝をしています。

今年も皆様に楽しんで頂けるように精一杯努力していきます。

子年は商売繁盛の年らしく、日本ではオリンピックも開催されて、その通り賑やかで華やかな1年になりそうです。

ただ心配なのはやはり自然災害ですね。

去年は地震、台風、集中豪雨と、昔から続く日本の天災でかなりの被害が出ました。

まだまだ避難されている人も多いです。

昨日は1月15日、阪神大震災の25年目を迎えました。

当時は西宮で住んでいて、もちろん午前5時46分は夢の中でした。

物凄い音と悲鳴で目が覚めると、凄まじい音と共に身体が右に左にとゴロンゴロンと転がり、起き上がるどころではありませんでした。

築40年ほどの古い木造住宅でしたけど、7棟の連棟住宅だったので何とか倒壊せずに済んだ感じです。

ただ両端の家はかなり被害がありました。

長い時間揺られて、収まった時にはガスの匂いで充満してきました。

急いで外へ出ようとすると、真っ暗の中、ガラスや色んなもので足を切り、出るだけでも一苦労でした。

外へ出ると、外もガスの匂いがキツく、向かいの家の人がラジオを聞いていて、淡路島が震源だと聞かされました。

そして他の人が車を出してエンジンをかけようとしていて、他の人にガスが漏れてるからアカンで!と声をかけられていました…

本当についこの間の事のように、当時の瞬間を思い出します。

そのあとはとにかく凄まじい光景に目を奪われながら、店へ辿り付くまでの間の人命救助の数々、木造アパートはほとんど倒壊していて、みんなで1階の人を助け出しました。

神戸市の方ではその状態で火災が発生して、助け出せない人がいて大変でしたけど、西宮ではそこまでの火災はありませんが色んなところから煙は上がっていました。

電気もガスも、水道も出ず、本当に鎮まりかえっていて、消防とパトカーのサイレンだけがずっと聴こえていました。

震災後半年間はずっと神経が張り詰めた状態で、とにかく生きているだけで幸せだと思っていました。

友人や知り合いの方なども沢山亡くなりましたので。

それから神戸の異人館にご縁があって神戸に住む事になりましたが、あの凄まじい震災の揺れを乗り越えて残っていた100年前の洋館には驚きしかありません。

今でも何の影響もなく佇んでいます。

そしてまねきねこ洋館店として住ませてくれて全国から皆様が訪ねてくれます。

やはり100年以上経つアンティークは物だけでなく、家もアンティークなのだと、住んでみて分かりました。

100年生き残って来たパワーを感じています。

この辺りには戦時中には空襲もありましたし、洋館店の庭の下の東亜ホテルも全焼したり、様々なトラブルを乗り越えて生き残っています。

アンティークドールを置いている家は空襲から免れた、だから守ってくれるよ、とフランス人からも聞いたことがあります。

アンティークジュエリーをつけていると身を守ってくれるとイギリス人からも聞きました。

それは様々な奇跡が重なって現在まで残っているからだよ、と。

人間でもそうですが100年以上生き残ることは本当にすごい事です。

人の命は、本当に生かされているのだと震災で知りました。

生きようと強く思っていても一瞬でなくなります。

若いから歳だからとかは全く関係ありません。

僕はその時から、日々、毎日、日常を大切に、貴重な瞬間だと心掛けて生きていこうと思いました。

日々全力投球ですね。

ボーッとする時間もそれを愛おしく過ごせることができます。

生きているからこそボーッとできるのですから。

毎日、嫌やな、イライラするな…などと思いながら過ごすことは震災後は少なくなりました。

赤ちゃんから子供、学生、大人、おじいちゃん、おばあちゃん、犬、ネコ、ペットたち、様々な命が震災で一瞬にして亡くなりました。

その人達の無念を思うと、イライラしたり、クヨクヨしたりは小さな悩みです。

そんな暇が有れば精一杯楽しむこと。

それこそが生きている証ですし、供養になると僕は信じています。

命を粗末にしたり、クヨクヨしてもったいない時間を過ごしたりは、その人達に申し訳ないです。

あれもしたい、これもしたい、ここに行きたい、あれが欲しいなど、様々な思いを残して亡くなっていった人達。

6000人以上も…

東日本大震災では18000人以上の人が…

震災25年を迎えて、その時の記憶は色褪せることはないですが、日本中どこにでも起こり得る災害だと常に考えて生きて行きたいと思います。

それにプラスして地球温暖化がもたらす異常気象。

グレタさんが活動を起こして問題提起をしていますが、自然災害、プラス、人間がもたらす環境破壊による災害。

それらを常に意識して、起きてから慌てる事のないように備えをして、そして気持ちの備えもしっかりとしていきたいと思います。

いつ人生を終えても悔いのないように生き抜く事。

そして常に感謝を忘れずに、周りの人たちに生かされている事を意識していく。

これを今年も実践していきたいと思います。

今年は去年達成できなかった、すべてのアンティークのネットショップ掲載。

これを今年こそは何とかしたいと思います。

震災25年。

まねきねこは創業30年を迎えました。

5年目に震災だったとは思えない意識があります。

10年目ぐらいと思っていました。

30年も大好きなアンティークのお店を続けてこられたことは本当に幸せですし、皆さんのおかげでしかありません。

心から感謝いたします。

本当に様々な人、沢山の人に支えられ、助けて頂いてここまでこれました。

今でも本当に皆さんに助けて頂いています。

いつも仕事をする前に、ルーティンではないですが、今までの歴史を振り返りながら、そして感謝をしてから入ります。

いつも不安を抱えながら仕事をしていた最初の3、4年。

その時の自分を振り返ります。

そうすると、どれだけ今が幸せなのか、恵まれていることに気がつきます。

そしてその当時にはなかったインターネット。

デパートやイベント、店頭でも本当に皆さんに支えられていますが、今ではインターネットという素晴らしい世界があり、こうして発信したり、そして素晴らしい出会いもあります。

店頭でも皆さんに来て頂いて支えて頂き、インターネットでも皆さんと繋がって、本当に沢山の人に支えられています。

創業当時では想像できない世界です。

その素晴らしいネット環境も、店頭と同じ品揃えにする事は僕の心の中では、その感謝への決意でもあります。

何とか今年中に達成したいです。

そして店長日記と言うタイトルにあるように、日記もできれば良いなと考えています。

僕が先日の店長日記で、コンビニ問題での話を取り上げて、セブンイレブンは7時から11時と言う名前なのになぜ24時間にこだわるのか?と書きましたが、それを読んで、ある方から、店長日記も、日記なのに年数回しか更新しないのは日記ではないですよ、と突っ込まれました(^^)

確かにそうです。

でもその突っ込みは、もっとブログのように日々更新して、楽しみを提供して欲しいとの裏返しだと前向きに捉えています。

短くても、日記のように日々の出来事を書いても良いなと思っています。

今の内容の感覚だと、かなり時間もかかりますし、気合いを入れないと書けない内容となっています。

普通のTwitterのように呟きに近いような形で、日常、日々の事を書けるようにできればと思っています。

そうすると本当に日記になりますので。

今ではインターネットはパソコンで見るのではなく、スマホで簡単に覗ける世界となっていますので、お気軽にみて、楽しんでいただける世界にしたいなと思います。

年初にサイトにも書きましたが、5月、11月の買い付け。

皆さんと渡英する6月のアンティーク買い付け物語旅行。

7月のヨーロッパ縦断4000キロ2週間の車男旅。(アンティークレースの専門家の70代の男性、元阪急百貨店の担当者の60代男性、そして50代の僕の3人旅です。)
この旅では、ヨーロッパ巡りをするのはもちろん、それぞれの場所でアンティークも探します。

ロンドンで皆さんと待ち合わせをして落ち合い、フランスのリールでレンタカーを借りてスタートします。
ロンドン→フランス リール→ベルギー アントワープ→オランダ アムステルダム→ドイツ ブレーメン→ドイツ ドレスデン→ドイツ ベルリン→チェコ プラハ→オーストリア ウィーン→オーストリア アルノトシュタイン→イタリア ベネチア→イタリア ミラノ→スイス→フランス アヴァロン→終点フランス パリでゴールです。

毎日200キロから400キロ移動の過酷な旅です。

それを2週間で完走を目指します。

途中にはロマンティック街道をおじさん3人で走り抜けます。

こちらの旅の模様はまねきねこウェブサイト、Facebook、Twitter、LINE タイムラインで日々発信予定です。
無事に完走できるのか、それともどこかでトラブル発生で頓挫するのか…

そのどれになっても想定内の珍道中です。

どんな状況でもそれがご縁ですのでその場その場で楽しみたいと思います。

もちろん、収穫いっぱい、笑い、泣き、感動いっぱいの旅にするつもりです。

アンティークレースのカリスマ、日本で第一人者のベテラン、阪急百貨店元カリスマ有名バイヤー、そしてアンティーク店創業30周年を迎える僕の3人でどのような旅になるのか…

今からワクワクしています。

皆さんと旅をするアンティーク買い付け旅行も、今回も店長が招待するロイヤルアルバートホールの観劇では、バレエで白鳥の湖がちょうど開催される日になりました。

素晴らしいバレエを素晴らしい劇場で観られることは本当にラッキーです。

そして古城の街、ルイスへの訪問、毎日のアンティーク三昧など、今回もきっと楽しい旅になると思います。

写真はルイスの素敵な古城と街並みです。

今回は初回の時と同じ11名での旅となりました。

定員は1名オーバーですが、最近のロンドンタクシーはさらに大きい車が増えて来て、6人乗りもありますので、何とかなるかなと思っています。

買い付け物語旅行では、アンティークを買い付けするのだけが目的ではなく、アンティークの買い付け風景や、アンティークの世界を堪能してその文化に触れて頂くのが目的です。

ですのでご予算の少ない方、購入は出来ないけど一緒に訪ねてみたいと言う方も是非またご参加頂ければと思います。

蚤の市、劇場、街並みの素晴らしい建物、地方の綺麗な自然、都心のオアシスの白鳥のいる庭園など、感動する場所を巡ります。

もちろん掘り出し物がある場所にもご案内致します。(2、3万円でも沢山お宝を見つけられる場所など)

もちろんこの旅もサイトやSNSで発信してご案内したいと思います。


そして5月の買い付けでは、何年かぶりになりますが、郊外のホテルで開催のドールオークションへ参加可能となりました。

予定が急に変更になることも多いですが、今のところ現地へ行けるスケジュールとなっていますので、久しぶりのドキドキワクワクを楽しみたいと思います。

アメリカやヨーロッパでのオークションの電話参加もドキドキはしますが、現場とは大違いですし、落とせた時の感動は比べ物になりません。

ロンドンから鉄道で約1時間ほどのジョージアンからビクトリア時代のホテルで開催する予定らしいので、そのロケーションも楽しみです。

そのスケジュールの影響で今回は帰国後翌日に洋館アンティークフェアというバードスケジュールとなりましたが、落札したてのアンティークをすぐに披露できるので、皆さんも楽しみにしていて下さい。

そしてもちろん、その5月までにも様々なオークションも開催しますし、それまでにも渡英する予定もありますので、日々、いつでも新たなアンティークが突然増える時もあると思います。

その為にも、日々の日記、そして毎日の新着アンティークアップを目指して頑張りたいと思います。

そして今開催の梅田阪急、来月の神戸大丸などのデパートイベント、京都アンティークフェア、名古屋骨董祭など、今年もそれぞれのイベントで精一杯の品揃えで皆さんに喜んでいただける店作りを頑張って行きます。

今年は梅田阪急、阪神、神戸大丸、名古屋高島屋、名古屋骨董祭、京都アンティークフェア、大分トキハ、博多大丸。

こちらのステージで頑張りたいと思います。

そして去年に引き続き、神戸店の営業日も増やすつもりです。

今年も皆さんと楽しく、素敵な出会いを繋げられるように努力していきます。

今年もどうぞ、まねきねこをよろしくお願いします。

日焼けがとれて普通に近くなって来た店長でした。


今年は野球は神戸水曜リーグでのまねきねこキャッツ、水曜リーグ専属チーム、大阪のチーム、尼崎のチーム、神戸G7のチーム、こちらの5つのチームでプレーをするつもりです。

自分のチーム以外からも声をかけて頂けることは幸せですね。

それも今年2月で53歳を迎える超ベテランですので、有難い話しです。

まだまだ動き続けることができるからなので、今年も全力プレーで頑張ります。

去年は足が絶好調でしたので、今年も走りまくって年間盗塁数30個以上を目指したいと思います。

打率3割、ホームラン3本、打点30、得点30、盗塁30で、フィーバーを目指します。


去年は打率3割以上、得点30、盗塁30は達成しました。

あとはホームランと打点ですね。

そして投手としても3勝を目指します。

去年は元社会人野球出身の野球エリート若手エース左腕が活躍していて、投げる機会が少なくなっていましたけど、肩の調子は良いので、今年は僕が先発して、点を取られたら若手に交代と言うリレーで行きたいと思います。

今年も真っ黒に日焼けして、元気に仕事ができる為に、野球で楽しみながら身体を鍛えて体調管理をしたいと思います。

やはりスポーツ、運動は心身の健康には最高に良いと思います。

やはり身体は動かしていると動いてくれます。

動かさないとすぐに動けなくなります。

年齢と共にそのスピードは速いと思います。

生きているうちが花、動けるうちが幸せだと思います。

僕はどうもジムなどは好きではなく、外で動くのが好きなんですね。

子供の頃、暗くなるまで、ずっと外で遊んでいたからだと思います。

去年はサーフィンもあまり行けなかったので今年はもっと行きたいと思います。


暖冬とはいえ、まだまだ寒い日が続きますので、皆さんも健康に気をつけてお過ごし下さい。

それではまた。
2019年12月13日
皆さんお元気でしょうか?

季節は冬になり街はクリスマスのイルミネーションで飾られています。

今は大分へ来ていますが、毎朝参拝する神社ではイチョウの木と落ち葉が金色に光り、素晴らしい冬景色を見せてくれました。

今回も、吉方位ではないので、大分の素晴らしい温泉へは入れませんが、美味しいお魚は早速頂きました。

新鮮で美味しく、とても安く頂けます。

これで温泉に入れれば最高なのですが…

また方位の良い時に呼ばれる事を楽しみにしたいと思います。

神社でも頂ける暦などにも書いていますが、毎月の方位が一白水星から九紫火星まで、それぞれに詳しく書かれています。

書かれている方位が吉方位で、書かれていない方位が凶方位です。

六白金星の僕は今は北西が吉方位なので、日本なら鳥取、島根の範囲が吉方位です。

海外ならロンドンが吉方位なので、今回は最高の買い付けとなりました。

方位の良い温泉に入ると、大地のパワーを全て身体に注入できて最高に運気アップができますし、厄も全て落とせます。

逆に方位の悪い温泉に入ると、体内の好運気が全て流れ出て、パワーダウンします…

仕事や用事などで凶方位に行く事は常にありますが、温泉だけ避ければ大丈夫です。

それほど温泉というのはパワーがあるという事ですね。

以前に大分の別府温泉に入った時は、物凄く好調になりました。

さすがは温泉県ですね。

源泉が濃く、素晴らしい泉質です。

次に温泉へ行ける時を楽しみにしています。

ちなみに来年、2020年は南西が大吉なので大分の温泉には入れます。


先日の買い付けでは、素晴らしい出会いが多く、帰りの荷物は多くなり、大変な作業となりました。

それでも、問題無く飛行機の乗り換えもできて、全てスムーズに行けました。

オークションの担当者も機転を聞かせてドールショウ直前の大忙しの早朝にホテルまで荷物を持ってきてくれて、本当に助かりました。

ドールショウに取りに行く!と話しをしていたのですが、ニコラスケイジ(ニコラスケイジ似)はその提案を聞いてくれず、僕が持っていくから、と言い張りました…

そして持ってきてもらってビックリの大荷物でした…

とてもドールショウから持って帰られない量でした…

あまりの大荷物にホテルの清掃のお姉さん達も早朝なのに一緒に運んでくれましたし、チェックアウトの際も、2、3人で運んでくれました。

本当に助かりました。

いつも救世主が現れてくれます。

そして今回、初めて訪問したルイスも、本当に素晴らしい街で良い時間を過ごせました。

到着したのが夕方で、すぐに暗くなり、街並みを全て観る事は出来ませんでしたけど、アンティークの宝庫の街と言われるのが良く分かりました。

そこでは、30年近く様々な蚤の市でお世話になっていた夫人と10年ぶりの再会も果たせました。

最近はロンドンの蚤の市は引退されて、住んでいるルイスのアンティークマーケットに店を構えていました。

今回、ルイスへ呼んでくれたヘラが、貴方に会いたがっている方がいる、とのメールをくれていました。

僕はもしや、その夫人では…と直感で分かりました。

本当に嬉しい再会で、すぐにお互いが分かりました。

そしてセンスが良く、価格もお値打ちな素晴らしいジュエリーコレクションを、自宅からも持って来てくれていて久しぶりに譲って頂きました。

ここ最近では、僕にとって大切な存在のディーラーが次々と引退されています。

もう引退されて10年ほどになりますが、コベンドガーデンのエースと呼んでいた女性2人組のディーラー。

ボスの彼女が、パートナーの女性と2人で切り盛りしていたジュエリーの専門家でした。

お値打ちなコスチュームアクセサリーからビクトリアンジュエリーまで、ロンドンのお店の半額以下で販売していました。

朝一の早朝5時からいつも約束して1番に見せてくれました。

ロンドンの多勢のディーラーたちが僕の後ろに並んで、見終わるまで待ってました。

本当に安いので現地のディーラーも真先に来ます。

すぐ横の蚤の市に出店しているお店の方も購入するほどです。

隣ですぐに倍で売れるほどの価格でした。

特にゴールドジュエリーのコレクションが安く、9金のチャームブレスレットや、昔のゴールドチェーンなどをいつも分けてくれていました。

オーストリアンハンガリアンなどのコレクションも多く持っていました。

最近それらがまねきねこに無いのは彼女たちがいないからです。

ただ、彼女達のビジネスモデルを真似したディーラーがその後少しずつ出てきて、そこまでは到達はしませんが、少しは後継者が育っています。

でも中々難しい品揃えなので、本当に大きな存在を失いました。

彼女たちは、20年ほどガムシャラに働いて、いつも寒い時期に訪れていたパリ島を気に入り、そこへ移住したのです。

寒いロンドンよりも南国。

そのすごい決断に、聞いた時はビックリしましたが、素晴らしいなと思いました。

まだまだ若いですし、ずっと続けて行ける仕事、みんなから大人気のお店を手放して南国へ行く。

本当に思い切った決断ですが、彼女達にすれば、その目標があったから、それを目指して人よりも何倍も働いて来たのだと思います。

安く売るには相当な努力が必要なんです。

イギリスではアンティークは三大産業のひとつですので価格の相場はほぼ統一されています。

その中で安く見つけるという事は、地方や田舎の小さなオークションやフリーマーケット、バザーなどをくまなく探しまわり、1日に車で朝から晩まで走り、週1回の蚤の市の日以外は全て買い付けで旅に出ている生活をしないといけません。

車中泊などは当たり前のハードな生活です。

大体そのような方はキャンピングカーで移動されます。

それも確実に見つかると言う物ではありません。

長年、方々へ出かけてできたネットワーク、人とのつながりが1番大事です。

そしてそうして苦労して集めたアンティークを蚤の市で市場の相場よりもかなり安く販売する。

それを継承した男性もいますが、彼女ほどの良いものは集めることが出来ません…

コスチュームアクセサリーが精一杯です。

それだけでも僕にとっては大きな存在ですが…

彼女達は今頃南国でのんびりと過ごしている事と思います。

もう1人の存在はベテランの男性ですが、その彼も考えられないほどの価格でジュエリーや雑貨を販売していました。

特にジェットのコレクションは凄く、ビックリするほどの価格で販売していました。

他にもリングやモザイク、様々なバレエティーに飛んだコレクションをいつも持って来てくれていました。

いつも選んで譲って頂くと半分以上がなくなるほど、ほとんどのアンティークが良いものばかりでした。

最近、ジェットが入らないのは彼が引退したからです。

彼の場合は彼女達のように移住などではなく、同じような仕入れができなくなったから、と言う理由です。

現役の時も良く休んでいました…

その際も、良い仕入れが出来なかったのが理由でした。

プライドの高い完全なプロフェッショナルですね。

自分の納得がいく品揃えと価格でないと一切仕入れをしない!と言う強い志です。

年々、アンティークが手に入らなくなり、本当に大変な状況となっています。

まねきねこでも、今回はアンティークジュエリーの出会いは史上最高に少ない結果でした…

ドール達のご縁があったので良かったですが、今回は本当に100回以上のロンドンでの買い付けで極少数の買い付けとなりました…

僕は今あるアンティークよりもさらに珍しいもの、安い物から高いものでも二度と出会わない珍しい物をいつも探していて、無理やり買ったりはしません。

今回は本当にそのようなものがほとんど無かったのです…

前回の買い付けツアーの話の中であった、立ち退きにあった彼は、新しい場所で店を構えていてひとまず安心でしたが、これ以上大事な存在の人が引退すると、どうしようもありません。

そんな時、彼女達の事を思い出します。

また戻ってきて復活してくれないかなぁ…と。

なのでルイスでの再会は本当に嬉しい瞬間でした。

また次に来る時もよろしくと言いましたが、もう私も年をとったから、そんなに多くは難しい、と言われました。

それが現実ですね。

でも、また会えたことが何より嬉しかったので、また5月に会いましょう!と約束しました。

そしてヘラが教えてくれたテディベアのコレクションを持っているオーナーが経営する別のアンティークマーケットを教えてくれて、すぐにそこへ移動しました。

大きなドレスチーキーや可愛い犬、ネコなどを分けてもらいました。

次回の買い付けツアーでは、このルイスへ訪問する予定ですが、ドールやテディベアも揃っているので、皆さん喜ばれると思います。

ただコンタクトを取っておかないと、常にコレクションは豊富では無いので、いきなり尋ねても難しい量ではあります。

ツアーのスケジュールは決定しているので、ヘラに頼んで約束して、その日にシッカリと揃えて頂くつもりです。

皆さんが喜ぶ顔が今から思い浮かびます。

今回はいけませんでしたが1700年代の建物で営業している絵本専門の古本屋さん、古城のミュージアム、ニュートンが所有していた素晴らしいガーデンなど、見所がいっぱいなので、5月の渡英の際には皆さんのためにも、しっかりと下見をしたいと思います。

そして今回の買い付けでは出会いの少なかったジュエリーですが、スコットランドのオークションで良い出会いが沢山ありました。

すごいエメラルドのセットジュエリー、たくさんのジョージアンのモーニングジュエリーなど、多くのジュエリーを落札できました。

ロンドンでの不作をカバーできるほどの内容です。

これからはロンドンだけでは難しくなるので、スコットランドへも今後は訪問する事になるかもしれません。

ロンドンからは飛行機ならすぐですし、不可能ではありません。

またそこでも新たな出会いが待っているかもしれません。

大分後に開催の梅田阪神百貨店のイベントでお見せ出来ると思いますので、興味のある方は是非阪神へお越し下さい。

素晴らしいコレクションですよ。

買い付け後の洋館アンティークフェアでは、皆さんがお越し頂き、とても素晴らしい時間を過ごせました。

最近のフェアでは二階レストランでのフレンチコースは、シェフが沖縄、宮古島のリゾートホテル開業の手伝いで行ってから開催していませんでしたが、シェフが3ヶ月後に神戸に戻る事になりました。

もう2年も経つんでしょうか…

とにかく嬉しいニュースです。

早速、5月は無理でも11月のフェアからのフレンチコースの復活をお願いしました。

彼も是非したい!と言ってくれていますので、来年は久しぶりの開催となると思います。

今までの招待券をお持ちの方は是非またご利用ください。

そして年明けのセールでも、お買い上げ特典としてフレンチコース招待券の復活を決定しました。

また年2回開催の洋館アンティークフェアでフレンチコースを皆さんに楽しんで頂けますように、準備を頑張りたいと思います。

その後に開催された今年最後の骨董フェアの名古屋骨董祭は大盛況で終える事ができました。

連日多勢の方がお越し頂いて、大忙しの3日間でした。

本当にいつも訪ねて頂いて嬉しく思います。

次回は来年の5月に開催ですので、また名古屋で皆さんとお会い出来るのを楽しみにしています。

大分を終えると、梅田阪神のイベントでまねきねこの2019年のイベントは全て終了となります。

今年も様々なイベント、神戸店、洋館店で、本当に皆さんにお越し頂き、素晴らしい一年となりました。

来年もすでに様々なイベントのスケジュールが入って来ています。

今からそれぞれの場所で皆さんにお会い出来るのが楽しみです。

2019年の目標の中で、すべてのアンティークをネットにアップさせる!と言う目標は叶わなかったので、2020年こそは頑張りたいと思います。

イベントを少なくする事と、神戸店の営業増、買い付けツアーの実現は出来ました。

来年も6月にツアーは決定していますし、引き続き神戸店の営業増、ウェブショップのジュエリーの充実は頑張りたいと思います。

今年も残りわずかとなりましたけど、令和元年を最後まで有意義に過ごしたいと思います。

今夜から週末にかけて今年最後の大きな天文ショー、双子座流星群が見頃を迎えます。

寒い冬は星が綺麗ですので、流星群はさらに素晴らしい光の帯を放ってくれます。

神秘的な素晴らしい光は感動間違いなしですので、皆さんも是非星空を見上げて下さい。

今では人工流れ星も実現に向けて動いているそうです。

宇宙から鉄の玉を放てば流れ星になるそうですが、全くロマンがないですね…

自然に現れるからこそ貴重で尊いものだと思います。

願い事を言えるほどに3秒ほど長く出るらしいですが、人工では叶うわけがないと思います。

いつ出るか分からない流れ星をドキドキしながら眺めていて、ビュッ!と大きな光が夜空に流れた瞬間は心が踊ります。

どんな花火よりも綺麗ですよ。

そして太古の大昔から星は信仰や尊い存在として見守られて来たものですので、星空を見上げるだけでもパワーをもらえます。

年に数回の流星群を浴びればさらにパワーアップできますよ。

一緒に様々な粒子や神秘的なものが降り注いできますので。

僕は数年前の200年に一度の物凄い流星群を浴びて人生が変わりましたので…

今でもその光景が忘れられません。

神戸の六甲山へ登り、多勢の人と一緒に歓声や悲鳴を上げながら5秒に一度ほどの大きな流れ星をみました…

次は200年後などと解説されていましたので確実に生きてませんね。

そこまで凄くなくても、30分に一度ほどの流星群でも、本当に感動します。

暖かくして風邪をひかないように観て下さい。

大分は夜空が綺麗なので、今年は大分で観たいと思います。

21時頃から見え出して、午前0時ぐらいに1番多く見えるそうです。

ただ月曜日でも観れると思いますので、神戸に戻っても楽しみたいと思います。

神戸なら室内からも見えますので。

それでは皆さん、師走で忙しいと思いますが、インフルエンザも流行していますので、体調だけには気をつけて、早寝早起きで暖かくして過ごしてください。

今年最後の大分のイベント、梅田阪神のイベントで皆様にお会い出来ますのを楽しみにしています。

そして皆様、素敵なクリスマスをお過ごし下さい。

2019年11月15日
皆さんお元気でしょうか?
季節はあっという間に過ぎて冬の入り口へ入ろうとしています。

本当に夏が終わるとすぐに冬が来る気がします。

今年は特に秋がほぼない感じがしました。

秋が来るはずの時期に台風が次々とやってきて、災害が多い国の日本とはいえ、甚大な被害が出ました。

台風、地震、豪雨と日本はその三大災害に苦しめられてきましたが、温暖化の影響か本当にその時期や周期がおかしくなり、グレタさんが運動しているように、どうにかしないと大変なことになると思います。

洋館店の上の山も、昔に集中豪雨で大規模な土石流が起こり、神戸大丸まで大木が流れ着いている写真を見たことがあります。

阪神大震災、大雨、台風と、どこの場所、地域も関係なく起こり得る災害ですので、出来る限りの対策をして、普段からの備えを大切にしたいと思います。

以前の店長日記で、太陽光の自家発電の方法などのお問い合わせも数件頂き、ポータブル電源や小さなパネルで簡単に電気が作れる方法をお教えしました。

本当に簡単なシステムで、災害時に携帯や扇風機、炊飯器、ポータブル冷蔵庫、電気毛布など、必要な物が使用できるようになりますので、普段からの準備を心からお勧めします。

先日の台風被害では携帯電話の充電で数時間も並んで大変だったとの報道もありました。

起きてからでは遅いですので。

店長は大、中、小と電源があり、常に充電されていますのでいつでも1週間は大丈夫です。

そして家のベランダにはいつでも充電できるようにパネルも付けていますし、折り畳みパネルなどもすぐに使用できるようにしています。

先日、近所の電気工事のトラブルでいきなり半日停電になり、その際もポータブル電源が大活躍しました。

水槽などの生き物を飼っている方など、その電源でポンプは長時間動きますよ。

そのような場合でもポータブル電源が常に充電されていれば数日は大丈夫ですし、切れても小さな折り畳みの太陽光パネルで充電も可能です。

興味のある方はいつでもお教えしますので、お気軽にお問い合わせください。

1番安いシステムなら2万円ほどで揃いますよ。

今はロンドンへ買い付けに来ている機内で書いていますが、出発の朝、洋館店の玄関にカタツムリの赤ちゃんが足元にいて、もう少しで踏んでしまうところでした…

この時期に見かける事はないのでビックリしました。

日本の気温は20度ありましたが、ロンドンは最高9度、最低4度の真冬です。

今回も飛行機では映画を4本観れて、映画館に行けなかった作品も観れたので良い時間を過ごしました。

12時間のフライトで4本なのであっというまに到着です。

今回はロンドンオークション、初めて訪問するルイス、世界一のドールショウなど、素晴らしい出会いの場が沢山待っててくれています。

素晴らしい買い付けとなりますように頑張ってきますので、楽しみにお待ち下さい。

今回も写真や日記などを掲載できればしますね。

写真はホテルからの景色です。
ちょうどサンセットのタイミングでした。

それではまた、更新を楽しみにしていてくださいね。








2019年08月30日
4年ぶりの買い付け物語旅行へ、今回は関空からの出発。

関空が出来てから、しばらくはロンドンへは直行便があったけど、3、4年ほどで着陸料金が高いからと、英国への便が次々と撤退して、最後の砦のJALまでも、東京からしか飛ばなくなった。

それまでの伊丹国際空港の時は英国航空、JALなど直行便はあったのに…と関空が出来た事を悔やむ日々が続いていた。

それが2019年5月から英国航空が関空からロンドンへの直行便を復活する!とのニュースが出て、10年ぶり以上の復活劇。

英国航空は日本航空と共同運行をしているので、今回はJALで予約を取り、関空からの直行便での渡英。

車で関空へ向かう途中にアメリカから電話が入り、オークションに電話で参加。

そしてゴーチェ、スタイナーなどのドールを落札してちょうど皆さんとの待ち合わせ場所に到着。

縁がある子は電話がスムーズに繋がるし、縁がない場合はタイミング悪く繋がらない。


北海道から参加の方とも無事に合流出来て総勢10名で無事に出発するつもりが、チェックインで思わぬ出来事が…

1人だけ予約の名前とパスポートの名前の順番が違っていた…

姓名が逆に登録されていた…

JALのカウンターの女性が責任者へ確認を取りに行く。

僕はスペルを間違えてはいないので何とか乗せて欲しい!と頼むと、入国時に英国で入国拒否になった際に保証は出来ないとの条件付きならこのまま搭乗しても大丈夫です、と言われ、ひとまず安心。

本来は、1字でもスペルを間違えていたりすると国際法で搭乗できない。
柔軟性のある担当者で良かった。

入国審査は英国は厳しいけど、交渉には自信があったので乗れば何とかなる。

そう言い聞かせて皆さんと搭乗してロンドンへ。

約12時間のフライトでは、24時間前にウェブチェックインをして座席指定をしたので、皆さんできるだけ近くで並び、皆さんの様子を見ながらのフライト。

東京経由でのJALの飛行機なら映画も吹き替えや字幕があるけど、ブリティッシュの飛行機なので全ての映画では日本語が無く、半分以上が英語となっている。

リモコンの操作も、少し複雑なので、その説明をしたり、後ろの場所にチョコレートなどのお菓子が食べ放題な事を伝えたりしながら自分が一番たくさん食べたり…

初めてのヨーロッパ旅行の方もいるので注意をしながらも僕は映画を3本は観る事が出来た。

少し気分が悪くなった方はいたけど無事にロンドンへ到着。

そして緊張の入国審査場へ。

いつもはターミナル3に到着だが、今回はBAなのでターミナル5。

入国審査場もいつもの場所とは違うが、全ての旅行者、と書かれた場所に向かおうとすると、参加メンバーの最後尾に歩いていた方が、こちらへ行くようにと言われています!と言うので確認すると、日本人もこちらから大丈夫!との文字が。

日本から出国するときにも最近出来た自動入国審査の機械があり、パスポートを機械に入れて、写真を撮影してICチップでデータを診断して、そのまま入国。

入国審査官とのやりとりも無しですぐに入国できた。

ターミナル3なら長時間並んで、そして審査官とのやりとりもある。

心配していた1人の入国も問題なく出来たので一安心。

そして荷物を受け取りタクシーでホテルへ向かう。

1台で5、6人乗れるロンドンタクシーを2台に分かれて乗車するが、後ろの1台がホテルの場所が良く分からないと話す。

大きなホテルではないので無理はないが、地図も見せてノッテングヒルの駅からまっすぐなのに…

前のタクシーに場所を確認しながら向かうが、途中離れたりしながらも何とか無事に到着。

ロンドンはサマータイムで夜9時半から10時頃まで明るい。

到着は18時前。

18時半にロンドンオークションのニコラスケイジ似のスペシャリスト(鑑定人)と待ち合わせをしていたので何とか間に合った。

それぞれの部屋に荷物を運び、案内をしていたら約束の時間を過ぎかけたが、ニコラスケイジから電話が入り、道路が混んでいるので少し遅れるとの事。

しばらくして玄関を観ると外でインターホンを押していた。

普通のホテルとは違い、カードキーが無いと外からはホテルの中に入れない。

これこそが安全なホテル。

大きなホテルは不特定多数の方がいつでも出入りできるので怖い。

僕は中に入れてもらえない彼を中からドアを開けて迎え入れた。

そして買い出しに行くメンバーとロビーで合流して紹介すると、店長日記の物語を見ている方でニコラスケイジ似の担当の存在を知っている人もいて喜んでいた。

次回の秋のドールオークションの事で用事があったので、その仕事を済ますと皆さんと一緒に彼とも記念撮影。

そして近くのスーパーへ買い出しに。

1人は気分が悪いからと部屋で休んでいて、ほかの方もそんなにお腹が空いていない人もいるので、スーパーやテイクアウトのお店でお買い物をしてそれぞれがお部屋で食事をとる事に。

前回はほぼキチンと食事に行ったりしたけど、その時もあまり食べられない人もいたかもしれないなぁと反省しながら、僕はテイクアウトのタイカレースープとお寿司を部屋で食べた。他の人には真似できない組み合わせ…

グリーンカレーと同じようにスパイスが効いていてハーブもタップリ入っていてとても美味しい。

今回のホテルはポットも完備していてコーヒーや紅茶、クッキーなども無料で食べられる。

女性の部屋で、窓の外から丸見えになる部屋などの問題が出て僕と交代したりしながら、何とか無事に寝る事が出来た。

今回も満室で、半年先まで満室の口コミの評価も高い超人気ホテルなので、自分達で変わるしか方法が無い。

僕は丸見えでも問題ないのでそれでクリアできて本当に良かった。

他の部屋でも電気が切れていたり、お風呂のドアが閉まらないなど、昔の建物ならではのトラブルがあったけど、それぞれ対処する。

お化けが出るなどの事以外は対処出来るけど、前のホテルでは一つの部屋で恐ろしい場所があった…

それは対処不可能…

電球は次々と切れ、夏でも凍えるように寒く、毎日トラブル発生…

部屋を変えてもらうしか方法がない。

ロンドンではお化けが出る部屋は人気があって予約が取れない…絶対に興味はないけど。


翌日、金曜日は朝7時に食堂で待ち合わせ。

真ん中の横に並んだテーブルを少しくっつければ10人が座れる席を確保するために6時50分には入り口で待機。

他にも早く起きた人などが中庭で写真撮影したりリスや猫を見に行ったりしてくつろいでいた。

皆さん元気で一安心。

そして沢山の種類のイングリッシュブレックファーストを皆さんと一緒に美味しく楽しく頂く。

朝ごはんはバイキング形式が一番嬉しい。

そして、ゆっくり食事をとって9時半にロビーで待ち合わせをして全員集合していよいよ出発。

まずはアンティークマーケットへ向かうが、その前に歩いてケンジントンガーデンへ散歩。

大きな公園まで徒歩10分ほどで到着。

大きな木々を抜けていくとリスが走り回っている。

そして白鳥がいる池へ。

6月の最高の気候と晴天、そして気持ちの良い公園でのひと時に、皆さんが感動して、ここに来るだけでもロンドンに来た甲斐があった!と喜んでくれた。

そしてそのまま、大通りへ戻るとさっきまでの新緑の静けさが嘘のように車が行き交う。

ここは国際都市、セントラルロンドン。

それを忘れてしまうような都会のオアシス。

そしてロンドンバスでアンティークマーケットへ向かう。

最初だし、少し距離があるので皆さんで二階建バスの二階からロンドンの景色を見ながらの移動。

ロンドンタクシーなら二台に分かれるので、それぞれが到着場所で迷う可能性もあるので、このロンドンバスでの移動は安心できると改めて思う。

前回の旅行ではオイスターカードに切り替わったばかりでバスには乗れなかった…

そしてマーケットの近くで降りると、行った事のない百貨店の前で停車。

そこで皆さんとトイレ休憩へ。

公園でゆっくりしていたので、ちょうど良い時間となっていた。

そのデパートも創業100年ほどなので記念撮影。

そしていよいよロンドン最大のアンティークマーケットへ。

まずはそこの地下で両替へ。

皆さんを1階の入り口近くの店でまっててもらい、両替を済まして合流。

そこでは手数料無しで両替ができる。

日本円からポンドへ。

4年前の前回のレートは1ポンド200円だったけど今回は145円。

単純に考えると前回は2000円だった物が1450円で購入できる。

2万円だと14500円。

20万円なら145000円…

僕は100回以上渡英してきて一番安い時で1ポンド130円。
高い時で1ポンド250円。

こればかりは運でしかない。

平均は200円が妥当なラインなので、今回は本当にラッキー。

今は英国がユーロ離脱問題で揺れていて為替ではポンド安になっている。

ただ、ずっと住んでいるイギリス人は至って平和でバタバタしていない。

なるようになるし、どちらでも英国は変わりないさ、と言うスタンス。

さすがはかつての大英帝国。

どっしり、ゆったりしている。

日本でもテレビや新聞では大騒動に取り上げているが、現地の人はどこ吹く風。

これもフェイクニュースなのか…と思うほど。

やはりどんな出来事も実際に足を運ばないとわからない事が多い。

人の噂話も同じだ。

本人に聞かないと信用出来ない。

皆さんにレートを伝えていよいよアンティークマーケットでアンティーク三昧のスタート。

まずはそれぞれ素晴らしいジュエラーが揃っている界隈へ。

だた1番真ん中のジュエラーが留守にしていた。

チラシが置いてあったが何とオリンピアへの出店だった…

イギリスで最高級の美術品やアンティークが集うナンバーワンのアンティークフェア。

約1週間開催されて入場料も5000円以上する。

ピカソやダリ、マイセン、ガレ、美術工芸品、ミュージアムピースの物が揃う素晴らしいイベント。

出店するだけで50万から100万ほどかかるという桁違いのフェア。

5月の買い付けの際にチェックしたアンティーク新聞や雑誌やフェア、オークション情報のスケジュールには書いてなかったのでびっくりした。

そして馴染みのマイケルに会うと快くみんなの分のチケットもくれた。

明日の午後は予定変更してオリンピアへ行きましょう!

説明しても皆さんはあまりピンと来ない。

もちろん説明だけでは分からないほどの素晴らしい内容なので、行って見ないとイメージは難しい。

とにかく素晴らしいフェアなのでお楽しみに!

そして素晴らしいアンティークを見ながら、僕は一つのアンティークに目が釘付けとなった。

ドラゴンフライのブローチ。

見事なトンボのブローチを見つけた。

綺麗なサファイア、ルビー、ダイアモンドを使用して、トンボの羽根はリアルに細かく彫金されている。

価格を聞くと馴染みの方なので、トレードプライスに頑張ってくれた。

皆さんがほかに釘付けになっているほんの1分ほどの間に出会って即決したドラゴンフライ。

トンボは縁起も良く日本でもヨーロッパでも人気のモチーフ。

僕は特に虫が大好きで虫取りばかり子供の頃にしていたので、良い作りだと飛びつく。

もちろん価格が安ければの話だけど…

そして買い付け旅行のルールでもある、買い付けた物の報告義務も果たして皆さんに披露する。

いつのまにそんな物を…とびっくりされる。

価格を言うと更に皆さんビックリ。

今これを作ると1000万はかかりますね、と。

そして色々と周り1階は制覇する。

皆さん、凄い量と素晴らしいアンティークに感心しながらも、日本よりも高い価格で販売されている事にびっくりされる。

いかにいつもお値打ちに購入できているのかを理解出来ました!と言われる方も。

ロンドンではなんでもかんでも安く購入できる事はない。

逆に日本ではこの価格では売れない…と言う評価を平然とされている。

なんでも日本が高かった時代はバブル期だけ。

今は日本の方が安いし、やはりヨーロッパの底力、ロンドンの自力は凄い。

日本はマーケットが限られているけどロンドンではアンティーク関連のテレビ番組が毎日3、4本は放映されているが、日本では鑑定団とBSのアンティークバトル番組ぐらい。

ロンドンでは生活の一部となっている。

そして地下へ移動して、素晴らしい時計屋さんへ。

そこで馬蹄型の懐中時計スタンドを見つける。

馬蹄のデザインで、真ん中にビロードが貼ってあり、懐中時計を引っ掛けて、置き時計のように使用できる素晴らしい当時のアイデア商品だ。

ブローチをそのまま飾っても良い。

時代はビクトリア期。

価格を聞くと安いので即決。

見たことのないアンティークだ。

そしてそこで、素晴らしいシンキングバードを見せてもらった。

ケースは鼈甲で出来ていてとても珍しい。

ゼンマイを巻いて動かしてもらうと、綺麗な小鳥が箱から飛び出して、綺麗な音色を奏でながら動く。

そして終了すると、蓋が閉まり鳥も一瞬で居なくなる。

皆さんが一斉に歓声をあげた。

欲しいと言う人がいたので価格を聞くと100万円はしないがやはり高価だ。

どうしよう、と考えていたけど、高価なので、またどうしても欲しくなれば来たら良いですよ、と声をかける。

でも本当に素晴らしいアンティークだ。

ジュエリーなどを見ながら、レース屋さんへたどり着く。

そこでは上質でお値打ちな価格のレースが揃っている。

女性にはたまらないお店。

僕が渡英してからずっとあるので30年以上は営業している。

皆さん器用に下の方から掘り出しては良いものを見つける。

さすがはアンティークハンター!と呼べるほどに上手に見つける。

僕も皆さんが掘り出したものの中にピンクのテーブルクロスを発見して購入。

まるでぐりとぐらのような可愛い絵本のような刺繍がされていた。

皆さん、僕に高いかどうかを確認しながら、全部掘り出し価格だと太鼓判を押して購入。

この旅では全て僕が鑑定して確認するし、僕が仕入れる物でも皆さんが欲しければその価格でお譲りする。

皆さん満足して、最初のマーケットを終える。

そして次のマーケットへは地下鉄で移動する。

乗り換えはあるけど二駅で到着できるので皆さんでロンドンチューブへ。

100年以上の歴史の地下鉄はチューブと呼ばれている。

タクシーで行くと少し怖いところなので電車での移動。

以前、その場所でタクシーを降りてお金を払った後に振り向けば5、6人に囲まれて、ナイフがお腹の前に…
とっさに持っていたiPhoneを渡して犯人は逃げて行ったけど

タクシーの方が怖い場所もある。

日本とは大きく違う治安。

皆さんと一緒に駅から徒歩15分ほどでマーケットへ到着。

そして人気の屋上のレストランで昼食。

いつもは屋上の外でお茶をしたりするけど、女性が多いので日焼け対策も込めてインドアでテーブルセッティング。

日替わりランチなどメニューは豊富で、新鮮な食材でとても美味しい。

フィッシュ&チップスを食べたいとのリクエストもあったので日替わりランチやフィッシュ&チップスなどを注文する。

ハンドメイドのケーキがとても美味しいので、レモンケーキやキャロットケーキなどで済ます人も。

それぞれの感覚でとても良い感じ。

ビールを飲む人もいればジュース、水、ソーダ。

とても和やかで素敵なランチタイムを過ごせた。

そしていよいよアンティーク三昧がスタート。

レストランの階から回ると、アンティークボタンや小物を皆さんが発見。

とても素敵なボタンを早速見つける。

そして価格交渉。

それからビンテージアクセサリー、古着、ドールドレス、帽子など豊富なアンティークとの出会いに有意義な時間を過ごす。

貴重なビンテージドレスなどを試着したり、皆さんとても嬉しそう。

そして素晴らしいアンティークジュエリーやシルバーウェアなどを購入したりと、とても素敵な時間を過ごせた。

夕方に差し掛かり、アンティークマーケットを後にして、徒歩でバス停を探すが、そのまま地下鉄の駅が近くにあり地下鉄でノッテングヒルへ戻る。

そして夕食の時間だけど、やはりお腹が空いていない人もいるので、駅近くの、日本でもデパートなどで有名なパティシエベーカリーショップのポールでお買い物。

日本では販売していない大きなメレンゲや美味しいパンなどを購入して、スーパーへも立ち寄り、ホテルへ戻る。

ただ解散の前に、もし元気で散歩へ行きたい方は、朝6時半にロビーで集合して公園などへ行きましょう!と声をかけると、半数に満たない人が行きます、とのお返事。

初日は朝から大きな公園、そしてバスでアンティークマーケット、地下鉄でもう一つのアンティークマーケットなど、かなり歩いたので皆さんお疲れが出て当然だ。

無理をしないようにゆっくり休んでくださいと話して解散

僕は部屋に戻り、買い物した夕食を済ませて、翌日のスケジュールの変更の調整を行う。

本当は朝からポートベローへ行き、昼も近くで食事して夕方まで一日中ポートベローを満喫する予定だった。

そして夜はロイヤルアルバートホールへの観劇もあるので、ポートベローとアルバートホールの二ヶ所への予定が、今日、オリンピア アンティークフェアのチケットを入手したので、そこを入れる。

日曜に入れても良いけど、日曜はミュージアムとデパートへ行く予定なので厳しい。

やはり明日しかない。

それもオリンピアでは手荷物検査も厳しいし、ポートベロー後に荷物は必ずホテルへ置いて来ないといけないし、アルバートホールへも、手荷物検査もあり、もちろん大荷物ではいけない。

そのあたりのシュミレーションをしながら検討していると夜遅くなってしまった。

とにかくオリンピアへは予定外だったけど、チケットももらったし、これは呼ばれているので行かないと!と開き直って寝た。

そして朝6時半にロビーへいくと、早起き出来た方が集まってきた。

そこで僕はせっかくなので、昨日行った公園ではなく、今からディーラータイムのポートベローへ行きましょう!と提案してポートベローへ向かった。

皆さんは大喜び。

そして徒歩10分以内でポートベローへ到着すると、まだ観光客はいなく、空いていて歩きやすい。

まずは僕が行きつけのウォーリーの店へ向かう。

そこは地方からそこだけに出てくるディーラーでとにかく価格が安い。

ロンドンの他のお店の方が仕入れに来るほどの価格。

そこで早速見始めると、皆さんが品質の良さと価格の安さにビックリする…

僕は好きか嫌いかがはっきりしているので、これも見せて、これは頂きますと即決していくと、皆さんも私もこれが良い!と手に取る。

そしてまた後で来るので、と全て取り置いてもらう。

わずか10分ほどの時間でかなりのアンティークを確保できた。

そして7時からスタートするアンティークマーケットがあるので、そこへ5分前に行き沢山並ぶので並びに行きましょう!と声をかけるが、もう、ここでずっと見ていたい!と1人の方は動こうとしない。

僕はこれは全てキープしてもらって、また後で来ますから、と説得して7時スタートのマーケットへ。

そして並びながら、ここで今並んでいる人は全てディーラーですよ、と説明する。

競馬のスタートでパドックが開くのをジッと待っているような25人ほどの人達を見ながら。

動こうとしなかった人は、ということはもっと凄い店があるという事?と聞くので、もちろん!と言う。

そして7時と同時に入り口が開き緊張の瞬間が訪れる。

僕はその中で4店舗の馴染みの店があるが、まずは真っ先にいく店が奥にある。

もう25年来の付き合いとなるエマール。

とにかく価格が安く、とても珍しい物がある。

ただ全てが安いわけではなく、中には事情で高いものもある。

そして握手をして中に入り見せてもらう。

皆さんも一緒に並んで見せてもらう。

そして早速、天使の可愛いエンジェルの装飾品を見せてもらう。

価格を確認してホールド。

そして巨大なブローチを見せてもらう。

ありえないサイズだけどキチンとブローチの金具もついていて使用できる。

時代はジョージアン期。

そして見た事のないカメオのブレスレットも見せてもらう。

バングルではなく、時計のような細い金のベルトが付いていて、カメオ部分は5センチほどある大きなサイズのカメオ。
図柄はギリシャ神話のモチーフでゼウスが鳥になり、奥さんのところへ戻っている、素晴らしい彫刻。

価格ももちろん格安。

すると一緒に見ていた方が良いなぁ、というのでお譲りしますよ、とお見せする。

買い付け旅行では僕が見つけた物でもそのままお譲りするルールなので大丈夫。

もうひとりの方がダイアモンドが揺れる、トレンブラント様式のブローチを見つける。

さっき、前の店で動きたくないと話していた方だ。

ユラユラと揺れて輝く素晴らしいダイアモンドブローチ。

価格を確認して日本円で計算して教えると、えっ!…と絶句。

もう一度お願いします、と言うので伝えると、信じられない…キープします!と奥へホールド。

坂井さんが急いでここへ来た意味がわかりました!と興奮して続いてピアス、ネックレスと次々と手に取る。

エマールはみんなのリアクションにおどけた表情で笑みを浮かべる。

先月の買い付け時に、来月は皆さんを連れて来ると伝えていたので品揃えも頑張ってくれていた。

次々と手にとって見てはホールドの状態が続く。

そしてわずか15分ほどで、また後で全員と合流してから来ます、と伝えてお店を離れる。

皆さん興奮が収まらない様子。

そして他の店もチェックして見て回るが、中々先程の二店舗を見た後だと価格差が大きくて皆さんも納得できる出会いがない。

そうして歩いているうちに8時スタートの朝食時間が迫って来る。

そろそろホテルへ戻りましょう!と声をかけてポートベローを後にする。

皆さん、後ろ髪を引かれながら…

早歩きで5、6分でホテルへ戻り、7時50分には入り口へ並べた。

本当に便利なホテル。

他の方には部屋へ戻ってお手洗いなど済ませてから来て下さいと声をかける。

平日は7時から食事で土日は8時スタートとなっている。

そして8時には全員が揃っていつもの真ん中の大きな席で10人分のテーブルセッティング。

昨日とは違うケーキやメニューがあり、皆さん喜んでお皿に盛り付ける。

そして皆さんが揃って食事が始まったので、今朝の散歩の話しをする。

公園をやめて早朝のポートベローへ行ったと。

ただ早朝のポートベローは危険もあり、全員で行くのは危ないので、結果的には良かった。

知人が早朝にナイフで滅多刺しに合った事件もあった…

奇跡的に命は助かったけど改めて日本との違いを感じた。

日本は本当に世界一平和な国。

だから一度日本に旅行に来た人はまずそこに感動する。

そして優しい人が多く、街は綺麗。

田舎も綺麗。

観光地もあり、温泉もあり、食事も水も美味しい。

そのまま水道水が安心して飲めるのも日本だけ。

この買い付け旅行も何度も計画しては流れたりした。

治安面での不安が多かったのが原因。

ただ、今のところはロンドンはテロも無く、落ち着いているので決断した。

観光客が大勢押しかける8時以降なら安全。

でもスリや盗難は時間は関係ない。

年中無休、24時間営業のコンビニのよう。

油断は決してできない。

日本ならぼーっと歩けるけどこちらではどこでも不可能。

常に緊張感を持って移動する。

改めて皆んなでポートベローへ。

素晴らしい青空と綺麗な建物を眺めながら歩いて向かう。

早朝とは違い、人が多くなっていた。

早速、エマールの場所へ戻り、ゆっくりと探索する。

小さな部屋のようになっているので、エマールの所に興味のない人は他の店を見る。

さっき取り置いたアンティークを改めて見せてもらう。

何度見ても素晴らしい。

僕は迷いはないけど、やはりみなさんはどうしようかなぁ、と決断がなかなかできない。

素晴らしいものだし、価格もかなり安くても決断できずにいる。

買わなかったら僕が買うので後でまた欲しくなったら、後でお譲りしても大丈夫ですよ、と言うと安心された。

僕が選んでいないものはそういうわけにはいかないけど、僕が良いと思ってお譲りしようとしたアンティークなので全く問題はない。

むしろ、諦めて欲しいほど気に入っている。

他のお店では素晴らしいソーイングセットなどのアンティークの手芸用品専門のお店で皆さんが次々とお宝をゲットする。

そして次はウォーリーの店へ戻る。

そこで残念な話を聞く。

ポートベローでは、僕が30年近く前に始めて行った時に出会ってから、毎回お会いしてきて、欠かせない存在の場所。

そこの場所が立ち退きにあい、年内に出ていかないといけないらしい…

そして次に店を構える予定も決まっていないと言う。

ロンドンでは、地価が高いので、ポートベローなどのアンティークマーケットでも、いきなりオーナーチェンジや、入れ替わりがある。

それが原因で結局やめられる人も多い。

ポートベローでは僕が知るだけで、重要な5軒のお店が無くなった。

またはっきり分かったらメールか電話をかけるよ…と残念そうに話す姿がとても痛々しかった…

ちょうど30年目になるという。

僕の歴史とほぼ同じ。

そこに毎週土曜日に店を出して様々なご縁を繋いできた。

その大切な時間、歴史を振りかえると、簡単には切り替えできない事だと思う。

それも自分での決断なら良いが、いきなり通告される事情…

本当に辛い話し…

それに僕にとっても寂しく、大きな痛手となる。

もう次の11月の買い付け時にはこの場所での再会はない。

悲しみをこらえながら皆さんと一緒にお別れする。

また次に会えますように…

その後も沢山のアンティークを見てまわり、様々な出会いがあった。

時計屋さんでは、時計が趣味の方が100年ほど前のピアジェの18金の懐中時計などの掘り出し物との出会いもあった。

そして観光客の人並みも多くなって来た時に、少し休憩しようと提案する。

アンティークマーケットの地下のカフェで、そこでしか飲めない、100%のザクロジュースを飲みに行きますか?と話すと全員、行きたい!となったので地下へ向かう。

地下へ降りると、小さな店舗だけど、ちょうど皆んなが座れるように席が空いたので奥へ詰めて全員が座れた。

そして店頭に並んでいる、大きなザクロを指差してザクロジュースを注文する。

日本で見るザクロよりも二倍ほどの大きさ。

それを一つ一つ潰して絞る。

1杯のザクロジュースに大きなザクロが2、3個必要。

とても時間がかかる作業だけど丁寧に絞ってくれる。

ミックスもできるので半分はミックスにしてもらう。

ザクロは江戸時代から子孫繁栄の象徴として殿様などに献上する食器などのデザインにもなり、とても縁起が良い物。

そして女性にもとても身体に良いと言われている。

順番にできたジュースから頂くが、皆さんとても美味しい!とゴクゴク飲んでいる。

そこのオーナーは湾岸戦争で身体中に銃弾を浴びながら奇跡的に命が助かった幸運の人で有名。

その人が一つ一つ丁寧に作ってくれる。

まだ身体に摘出できない銃弾が残っているらしい。

なのでいつ死んでもおかしくないからと、毎日を大切に生きていると言う話を聞いた。

全員に行き渡り、最後は僕の番だけど、さすがに疲れたので、朝に絞った冷蔵庫に入れてあるのでも良いかな?と聞くのでもちろん!と言うとウインクをして冷蔵庫から出してくれた。

キンキンに冷えていてこれも美味しい。

ザクロでリフレッシュしてポートベローを後にする。

本当ならこのまま一日ポートベローの予定だったけど、ロンドン最高のアンティークイベント、オリンピアへ行く事になった。


ホテルへ一度戻り、アンティークなどを全て置いてから行かないと、オリンピアでは手荷物検査が厳しい。

購入したアンティークの証明書がないと外へ持ち出せない。

お昼は簡単に済ませてオリンピアへ、ロンドンバスで向かう。

歴史的建造物や素晴らしい教会を眺めながら約20分ほどで到着。

ビクトリア時代の1885年にダービーによって建てたれた見本市会場。

前回の買い付け旅行で皆さんと行った郊外のアンティークフェアもダービー競馬場アンティークフェア。

そこももちろんダービーが作った。

買い付け旅行ではダービーに縁がある。

会場へ着くと、昨日頂いたチケットを提示して手荷物検査を済ませて会場の中へ。

今回はインテリア展示会との同時開催。

昔はこの広い展示場全てがアンティークや美術品で埋まり、それは壮観だった…

ここ15年ほどは規模が縮小されていき、半分ほどの規模となっていた。

ただここへ来るのは5年ぶりかも。

タイミングが合わないと中々来れないし、今回は先月のスケジュールにも情報は無かった。

本当に運が良いメンバーだと思う。

会場の左側へ向かうとアンティークや美術品が見える。

順番に見ていくが、アンティークキルト、絨毯などの店で皆さんが手にとってみる。

お手頃な物もあるが、良いなと思うと50万以上する。

でもとても素晴らしい物があった。

やはり上質なアンティークが揃う。

家具、絵画など、素晴らしい美術品を眺めていくと、マイセンがたくさん並んでいる綺麗なブースがあった。

そこでマイセンが好きな方が子供と動物の可愛いフィギュアを見つける。

価格をみると30万円程。

普通なら100万円近くしてもおかしくない素晴らしい作りなのに安い!と声をあげる。

そして中の店主に見せてもらうと、ペアだと言われて、女の子と動物のフィギュアも見せてくれた。

でも最初の男の子の方がブルーの色合いがとても綺麗で動物も可愛いからこれだけで良い!という。

店主に安くならないか?と聞くとそれではセットですが少し安くしますと説明すされる。

何と二体セットの価格だった…

一体でも安いと思ってたのにもう一つついてくる。

もうこれは買うしかない掘り出し物だ!

オリンピアでは良い物があるし、高価な物も多いし、ロンドン市内や日本よりも高い価格で販売している店も多い。

ただ中には素晴らしいもので、どこでも出会えないアンティークがお値打ちで買えるチャンスもある。

僕は初めて来た時に、見るだけしかできないと思いながらまわっていて、素晴らしいオーストリアのブローチと出会ったことがあった。

2回目では素晴らしいダイアモンドブローチが格安で購入できた事も。

10回程来て、その二回だけだけど、そう言う出会いもある場所。

もちろん見てまわるだけでも値打ちのあるイベント。

マイセンを決めると、お金を払って梱包をしてもらう。

割れ物なので、日本へ割れないように梱包をお願いします!と頼むと、投げても大丈夫なようにしたから絶対に大丈夫!と言ってくれた。

少し大きめにはなったけど丁寧にしてくれた。

これは僕のトランクへ入れて日本へ持って帰りましょう、と提案した。

せっかく完全な梱包をしてくれたのでホテルで開けて、眺める楽しみは帰国までとっておきましょう!と。

つぎは端の方の場所で男性2人がジュエリーを販売している珍しいお店があった。

その人もオリンピアでしか出会えない人だ。

面白い品揃えで、沢山の人に囲まれている。

やはり女性が選ぶデザインとは少し違うのだろう。

僕も同じ男性なので勉強になる。

そこで面白いジュエリーが目に入った。

神秘的な色合いの石に犬の彫刻をしたものがある。

その犬のジュエリーを見せてください、と言うと、ライオン!と笑みを浮かべて出してくれた。

まん丸なので犬にしか見えないが、ルーペでみるとライオンのたてがみがあるし、口を開けていて大きな牙もある。

目にはダイアモンド。

リングだが、つけてみるとサイズもピッタリ。

石はオーロラのように色が変色する、ラブラドライト。

ラブラドライトのカメオとなる。

今まで、オパール、ルビー、サファイア、マラカイト、メノウ、ムーンストーン、アメシスト、シトリン、サンゴなどの石のカメオは手に入れたことがあるけど、ラブラドライトのカメオは鉱物図鑑や宝石図鑑でしか見たことがない。

それも本の説明には17世紀などの時代表記があった。

大昔にはカメオとして使われていた素材なんだ…と見た記憶がある。

土台の金もとても豪華で素晴らしい。

ライオンは王の象徴だし、王侯貴族の紋章にもなっているから、すごい方が使っていたものかもしれない。

価格を聞くとやはり高価だ…

即決できる価格ではない。

ただ絶対に手が届かない価格でもない…

こう言う場合は少し考える必要がある。

100%気に入っているけどやはり予算がある。

そして他の方で象牙のケースで出来たソーイングセットを見つけられて見せてもらう。

中のハサミなどの道具は全てゴールド…

こんな豪華なソーイングセットは見たことがない。

流石はオリンピアだ!

価格を聞くと、日本ではあり得ない価格だと思った。

ただやはり高価なのでその方も即決出来ない。

それにポートベローで素晴らしいシルバーのソーイングセットを購入したところなので余計に考える。

僕も考え中なので一回りして御縁があればと言う事にしましょう!と声をかける。

そしてまた歩き出すと、素晴らしい象嵌の家具の店があった。

そこで1人の方が一つのテーブルに見入っている。

日本でもずっと探していたサザーランドのテーブルだったらしい。

それがこのオリンピアで出会うとは…

状態も良い。

価格を聞くと、お手頃な価格で日本よりも安く、とにかく日本では手に入らない。

問題は持って帰られるかだが、折りたたみ式で、何とかなりそうなサイズ。

もしかしたら僕の大きなトランクに入るかも…

入らなくても預ける荷物としてベルトコンベアに流しても大丈夫なサイズだ。

価格交渉をして値引きをしてもらい、飛行機で持って帰るので完全な梱包をして欲しいと頼んだ。

会場内にシッピングの専門家の場所があるので、そこへ持って行き完全にしてもらいます!と言ってくれた。

帰りに受け取る約束をして控えももらった。

また素晴らしい出会いがあった。

来れるだけでも見応えのあるイベントなのに、これだけの出会いがあるとは。

そして全てのブースをみてまわり、紀元前のローマ時代の遺跡からジョージアン、ビクトリアのアンティーク、絵画、家具、アール・ヌーヴォーの工芸品など素晴らしいアンティークの世界を堪能して全て見終わった。

時計をみると閉場時間が迫っていた。

頼んでいたテーブルも完全な梱包で持てるようにしてくれていた。

お礼を言って受け取る。

とても良い男性2人組の店主だ。

そこで、やはりライオンが気になるのでそこのブースへ戻ろうと皆さんに話をすると、出口近くで待っています、と言ってくれて、僕は足早に行こうとすると、ソーイングセットを考えていた人も、私ももう一度見たいです、というので一緒に向かう。

会場が広いのでお店が簡単には見つからなかったけど、諦めかけた時に見つかり、もう一度見せてもらう。

人気なので相変わらず人に囲まれている。

そしてソーイングも取り出してもらう。

2人で眺めているとどちらもやはり素晴らしいし、二度と出会えない素晴らしいものだと改めて思う。

2人とも思いは一緒。

店主に、両方購入するし、何とか頑張ってもらえないか?と頼んでみる。

すると、それぞれ約10万円程安くしてくれた。

即決しないで良かった。

2人共、納得して心置き無く会場を後にする。

僕は早速指につけて行こうとするが、ここはオリンピア。

購入した物と伝票を見せないといけないので、ケースに入れて担当者に伝票と一緒に見せる。

今日は早朝からポートベロー、そしてオリンピア。

アンティーク三昧の1日が終わった。

ただ今日はこれで終わりではない。

夜は皆さんを劇場へ招待している。

ロイヤルアルバートホールでクラシックコンサートがある。

アルバート公が亡くなってビクトリア女王がアルバート公の為に1871年に建てられて捧げるられた劇場。

オペラ、バレエ、コンサートなど、多くの伝説的はスターを生み出した素晴らしい劇場。

カラヤン、ビートルズも、もちろんこちらでコンサートをした場所。

今夜はスペースクラシックと言うタイトルで宇宙がテーマの楽曲をロンドン交響楽団が演奏してくれる。

レーザー光線や花火の演出もあるとの事なので、昔の劇場での最新技術とのコラボレーションも面白い。

前回、スタッフと観劇した時は、ウエスタンがテーマの演奏と歌で、ロンドン音楽学校の生徒の聖歌隊がとても可愛かった。

ただ大きな荷物を持参しての観劇は難しいな、と考えていると、ノッティングヒルズ行きのバスがすぐに来てくれた。

急いでこれに乗ってホテルへ行きましょう!と声をかけて乗り込んだ。

偶然だけど運が良い。

時間的に劇場で預けるしかないかなと考えていたところにバスが来たので、これなら一度ホテルへ荷物を置いても間に合う。

夕ご飯はゆっくり食べる時間は無いけど、皆さんをバス停の近くのポールで食事を取りながら待ってもらって、その間に僕が荷物を置きに行く事にした。

こちらのポールでは座席もあり、食事もできる。

ただ夕方で席が空いていなくて、隣のお店で座席を確保して食事をとった。

そしてゆっくりはできないけど、またバスで劇場へ向かった。

サマータイムなので18時でも昼のように明るい。

バスで到着すると、ケンジントンガーデン側にある、劇場向かいのアルバート公の記念碑とアルバートホールなどをバックに記念撮影。

外観も本当に素晴らしい。

ビクトリア女王に本当に愛されたアルバート公。

ずっと公園から劇場を見守っている。

日本ではNHKの連続ドラマでビクトリア女王の話をしていたけど、その愛の物語で人気らしい。

僕はみてないけど…

そして中に入ると、中の装飾の素晴らしさに皆さん感動されている。

時間がギリギリでしたが、指揮者がETのモノマネをして爆笑でのスタート。

コメディ好きのロンドンらしい始まり。

星やSFなど様々なテーマでの楽曲に会場は盛り上がってた、

でも一番盛り上がったのはスーパーマンのテーマソングとスターウォーズの楽曲の時。

アンコールが何度も起こり、19時から22時ごろまでの大サービスのコンサート。

会場の外へ出て、夜遅いのでタクシーを捕まえようと見ていてもタクシーは無く、バス停でバスを待つ。

すぐに来たけど、夜が遅いのでまた緊張の移動。

車内は割と混んでいた。

注意深く見渡すと、一番後ろの席の若い2人組がこちらをジッと観察している。

ロンドンでは個人主義なのであまり人をジッとみることは少ない。

注意していると、こちらの身につけているもの、カバンなど全てをずっとみている。

そして2人でコソコソと話をして打ち合わせをしている。

これは完全にヤバイ…

皆さんは誰も気がついてなく、劇場の話をしている。

怖がらせないように平静を装う。

そして到着すると、僕らが降りてから、急いで最後に降りてきた。

やはり予感は当たり、間違いなく狙ってる。

心の中が緊張感でいっぱいになる。

僕はコンビニに行きたい人はいませんか?と声をかけると4人程行きたい!というので、先にホテルに戻るグループと別れる提案をした。

二手に分かれることで相手を混乱させようとの考え。

そしてホテル組は左側へ、コンビニ組は右側へ。

僕はもちろんコンビニ組へ。

そしてもしホテル側の後をつけるようなら僕がホテル側へ行くつもりで様子を見ていると、2人で相談して、結局またバス停の信号へと戻って行った。

あぁ、良かった…

コンビニは安全で何かあれば駆け込むと良いと言われている。

強盗が多いので店員は強面が多く、防犯対策で様々な対策がされている。

きっとこちらの用心に気がついてリスクを避けた感じだろう。

本当に油断できない。

後でホテル組の方にその話をすると1人の方はバスを降りてから、後ろからつけられている事を知っていた。

さすがは男性だ。

でも他の方は誰一人気がついてなかった。

やはり夜遅くなると危険度がアップする。

ただ劇場は必ず夜なので、今度皆さんと行く際は、つけているジュエリー、貴金属なども全てホテルへ置いてから行かないとダメだなと確信する。

まだ若い10代の二人組だったので良かったのかもしれない。

プロ中のプロなら狙った獲物は逃さないだろう。

僕とも何度も目が合っていたのもまだ若手だからだろう。

ベテランなら即座に判断して気づかれずに後をつけてくる。

とにかく無事に戻れて安心した。

今日は早朝から深夜まで、本当に密度の高い、素晴らしい一日となった。

危険も回避出来たし。

明日、日曜日は朝ごはんも8時からと遅いし、早朝の散歩も誰一人と手を挙げなかったので、ゆっくり過ごして疲れをとってもらいたいと思いながら眠りについた。

そして日曜日も皆さんの席を10分前には食堂前に行き、待っていると、早く降りてきた方皆さんが、昨夜は感動しました!と皆さん言ってくれて、本当に楽しめて無事に過ごせて良かったなぁと心の底から思った。

いつもの場所を確保して美味しい朝食を頂く。

今日はアンティークは一休みで、ミュージアム巡りとデパートへ行く予定。

朝食を終えて、集合時間に集まり、ミュージアムへ向かうバス停まで歩いて行く途中に、売り上げは全てホスピスへの寄付となるリサイクルショップがあり、開店時間前なので、また時間がある時に来ましょう!と言うと、あと10分程なので開店を待って、少し見たい!と言われる方がいたので、待つ事に。

そして僕は、ミュージアムの案内図にスタッフが全て説明書きをした冊子を部屋に忘れた事に気がついて、せっかくなのでホテルへ取りに行って来ますと言って皆さんと別れた。

必ずこのお店にいて下さいね! と念を押して。

ホテルから戻ると、皆さんそれぞれにお宝を手に取り、満足そうにしていた。

僕も今日のラッキーカラーのグリーンのシャツを探すと、リバティの良いシャツが見つかり、着てみるとサイズもぴったり。

ミュージアム巡りの後にリバティへ向かう予定なのでそのまま着て行こう。

価格は1000円程。

売り上げは経費を差し引いて全てホスピスへ寄付される素晴らしいシステム。

皆さんの精算を終えて、時間がだいぶ過ぎたけど、急いでバス停へと向かう。

そしてまずは自然史博物館へ。

素晴らしい建築物で、僕自身も初めて中へ入る。

自然史博物館なので生き物などがテーマ。

石が沢山飾ってあるミネルバのコーナーでそれぞれの鉱物や宝石を見るけど、それ以外は皆さんはあまり興味が無いので、すぐ隣のビクトリア&アルバートミュージアムへ。

でも僕は世界の昆虫がガラスの中に綺麗に飾られてタワーになっている陳列を見れて嬉しかった。

お昼を過ぎていたので、ミュージアム奥にある、ウィリアムモリスが作ったカフェレストランでお昼を食べる予定。

席は自由で、セルフサービスとなっているが、皆さんで素早く席を確保。

二手に別れて食事をする。

ステンドグラス、壁、照明、柱など、今では再現できない素晴らしい作りに皆さん感動する。

こんな貴重な場所をカフェとして解放するのは、さすが大英帝国。

その日はチキンがラッキーフードなので北京ダックの蒸焼きランチを注文する。

皆さんと楽しく食事をして、いよいよミュージアム探索へ。

スタッフがパンフレットに記してくれた、見所を順番にまわる。

とにかく広いので、計画的にまわらないと時間が足らないし、迷ってしまう。

素晴らしい美術品を見て最後は宝石へ。

桁違いのアンティークジュエリーコレクションに皆さんと感動の時間を過ごす。

リサイクルショップの時間で遅くなった影響で、あっと言う間に閉館の時間になって急いで後にする。

そしてリバティ百貨店へ急いで向かうが、到着して中に入ると閉店時間が日曜日は早くてわずか30分しか無い…

こちらも歴史的建築物なので記念写真を取り、ステキなエレベーターで上へ上がり、少しだけお買い物をしてギリギリまで楽しむ。

日本と違い、ロンドンでは基本的に日曜日はデパートなども休みや営業時間が短い。

クリスチャンの国なので日曜日は教会へ、という生活スタイル。

せっかくリバティへ来たので、ロンドン名物でもある、老舗パブへ行こうと思い付き、皆さんに少し待ってもらって、席が空いているか、食事が出来るかを確認してくる。

パブの二階へ上がると愛想の良い女性がウェルカム!と歓迎してくれる。

そして10人の席を確保してもらう。

急いで皆さんの元へ戻り、大丈夫なので行きましょう!と声をかける。

伝説的ギタリストのジミ・ヘンドリックスがここを愛用していたと記されてある。

様々な歴史を刻まれてきたパブ。

今回の旅では夕ごはんは初めてしっかりと食べる機会となった。

それも最後の夜。

明日の昼過ぎには日本へ出発。

それぞれに注文して、楽しい夕食となった。

僕らが席に着いてからはお客さんも増えて大忙しとなり、担当の女性は大変そうだけど笑顔を絶やさずとても良い雰囲気を出していた。

木曜の出発から、毎日大忙しのスケジュールだったけど、もう最後の夜。

前回も素晴らしい旅だったけど、また今回もステキな旅となった。

まだ明日の朝の蚤の市があるのでそれを楽しみに今夜は休もう。

今回は大荷物もないので梱包も楽に終えられるし、チェックアウトをする必要もないので、部屋にトランクを置いたまま、明日は出かけられる。

そしてゆっくり休んで、夜が明けて、いつもの朝食の時間。

いつものように10分前に並んで席を確保する。

この朝食も最後となると寂しい。

実は皆さんのご要望があったので来年の6月も開催するとしたらホテルは確保できるのか調べてみた。

何と来年の年末まで満室…

本当に大人気のホテル。

なのでおそらく5月の買い付けも空いてないだろうし、6月の皆さんとの旅行もここでは宿泊できない。

11月に買い付けの際は前々から予約を入れていたのでそれが最後となるかも知れない…

そして違うホテルがないかなと探してみると、何とコロムビアホテルが確保出来た。

リスと白鳥のいる公園のすぐ横で、宮殿のようなホテル。

僕にとっては思い出のホテルでもある。

まだ20代後半の頃、可愛がってくれていた芦屋のエミールさんが定宿としていたホテル。

良く部屋に呼んでくれてここでお昼をご馳走になったり、近くの中華屋さんに連れて行ってくれたり。

そして部屋の隅っこにパンの耳がたくさん入った袋を見つけると、これは私が食べるんじゃないわよ!

朝、散歩するときにリスや鳥にあげるために買ってあるのよ、と説明していた。

色々な話をしたけどそのシーンだけはとても印象に残っている。

駆け出しのお金の無い僕に、貴方ならどんな商売でも成功するから自信持って!といつも励ましてくれていたエミールさん。

東京へ二人で出かけたり、名古屋のイベント帰りに僕の小さな軽自動車の後ろに無理やり乗ってもらって一緒に帰ったり、カラオケに行ったり、色々な思い出があるけど、このコロムビアホテルでの時間は何故かそのパンの話だけ鮮明に覚えている。

僕にパンの耳を食べていると思われたくなくて、慌てて説明した可愛いエミールさん。

そのホテルの予約が取れた。

価格は今までのビクトリアのホテル、今回のポートベローのホテルよりもかなり高額になるはずなのに、ポートベローのホテルとそんなに変わりはない…

それも10人分だけ確保できた。

奇跡のような話。

エミールさんが導いてくれたのかも…

皆さんにも、このホテルの予約が取れましたよ!と写真を見せるとビックリされていた。

ポートベローからは少し離れるけど歩けない距離ではない。

公園は目の前なので毎朝散歩できる。

これはまた来年も開催するしかない、導かれているのだから、と決意して予約した。

そして最後の皆さんとの美味しくて楽しい朝食。

また寂しさが込み上げてくる。

前回もそうだったが、今回も皆さん仲良くなり、本当に昔からの友人や家族のよう。

その姿を見れなくなるのはやはり寂しい。

このメンバーでここにいる事は二度とないと思うと…

朝食を終えて、最後の蚤の市へ向かう。

バスを乗り継いで行くが、途中で通行止めや、渋滞などで遅くなる。

そして途中でタクシーに乗り換えてなんとか到着する。

時間があまり無くなってしまったけど、馴染みのお店へ皆さんをご案内。

そこのあまりのお値打ち価格に皆さんびっくりしながらバトルがスタートする。

モザイクのアンティークを探していた子が真っ先に見つけて手にとっていた。

とても嬉しそう。

何とかここにも来れてよかった。

わずかな時間だけど、最後の蚤の市を満喫してホテルへ戻る。

チェックアウトが11時なのでそれまでに戻らないと…

そして今回は1人、そのまま残ってベルギーの友人のところへ行く人がいる。

そのユーロスターの出発時刻もあるのでタクシーに別れて乗り込むが10時過ぎはかなり渋滞する。

地下鉄が一番早いけど、乗り換えなどもあるし、長時間のフライトがあり、今日はあまり沢山歩くと疲れが出るのでタクシーと決めていた。

行き先がホテルなら間違いないけど、それ以外の目的地の時は、はぐれてしまうのが怖い。

今回はオイスターカードでバス移動が多かったけど、皆さんと一緒に移動できるのでとても安心出来た。

タクシーに乗るとやはり渋滞で中々進まない…

何とかギリギリ間に合ったけど、ベルギー行きの子はかなり慌てていた。

でもユーロスターは飛行機とは違うのでそこまで慌てることはないけど初めて行くので仕方がない。

それよりも、出発の際に名前が入れ替わって予約した子なので、日本に戻る際のフライトに無事に搭乗できるのかが心配…

そして慌ただしくお別れして、僕らはチェックアウトしてタクシーを捕まえて二台でヒースローへ向かう。

最初から最後まで大忙しの旅だったけど、アンティーク、公園、劇場、ミュージアムと、堪能できた旅だったと思う。

何より、盗難、事故、病気などのトラブルが一切なかったのが嬉しい。

前回は発熱が一人、盗難被害が一人あった…

オープンカフェで足の下に置いていたカバンを取られていた。

日本だと大丈夫だけど、こちらでは必ず腕に持っておかないと、床に置いた時点で狙われる。

財布などは入ってなく、パスポートは僕が預かっていたので良かったけど、もしパスポートなどが入っていれば一緒に帰国できない。

今回の旅の冊子にも、必ずカバンはたすき掛けで持つショルダーバックにして下さい、と注意書きした。


まだ日本へ戻るまでは油断はできないけど…

空港も隙を狙う犯罪者がたくさんいる。

タクシーからの景色を観ながら今回の旅のシーンが蘇る。

本当に楽しかった。

そしてヒースローへ到着してチェックインをしようとすると、いつものターミナル3とは大違いでビックリする。

先にチケットなどを印刷したりウェブチェックインを済ませないと、空港でセルフでチェックインして搭乗券をプリントアウトするかスマホにダウンロードしないといけない。

それからようやく窓口で荷物を預けられる仕組み。

英国航空専門のターミナルは最先端となっている。

そしてそれぞれ順番にタッチパネルで操作していくが、なぜか僕ともう一人の方の分がエラーでチケットが出てこない。

そこで係員のいるところを探すが同じようにエラーの人がかなり並んでいた…

これでは皆さんがゆっくりお土産を買う時間がなくなると判断して、二人以外は、全て先にチェックインして中に入ってもらう事にした。

皆さんに機械で取り出したチケットとパスポートを渡し、入ってもらう。

窓口は全て外国人で日本語は使えない。

サポートができないのが残念だけど皆さんに頑張ってもらうしかない。

そして20分程待ってようやく順番が回ってきてチケットを出してくれた。

急いで手荷物検査へ行くと、まだ皆さんが手荷物検査で引っかかっていて合流できた。

行くときは液体の物は全て入れてなかったけど、数人の方が化粧品などが入っていた。

ターミナル3なら処分されるが、ここは優しく、返してもらっていた。

そして地下の免税店へ急いで向かう。

クッキー、チョコレートなどのお菓子や紅茶など、色々と購入する。

トランクが大きくなるし、大きさや重量などの預け荷物や手荷物チェックが厳しいので、空港で購入するのが一番良いとアドバイスしていたので、皆さん家族や友人にと懸命に探す。

出国手続きさえすればどれだけ荷物が多くなっても大丈夫。

不思議な感じだけど、お金を空港へ落とすなら、と言うシビアで商売上手なシステム。

何とかお買い物の時間も確保できて本当に良かった。

ここで買いましょう!と言いながら時間がなくて買えなかった、となれば大変だった。

そして搭乗時間間際に急いで搭乗口へ移動すると、なぜかみんなのんびりと座っている。

アナウンスを聞くと、搭乗機に異常が出たので整備してからのご案内となります、との事だった。

最初から分かっていればもっとゆっくりしてきたのに…と思ったけど仕方がない。

気をとりなおして、近くの免税店へ行きますか?と声をかけると数人でハロッズの免税店へ。

そこで金色のボールペンや金色の水筒を見つけて購入した。

ほかの方も改めてゆっくりと見ると良いお土産が買えたみたい。

そして皆さんの元へ戻るとまだまだ一向に進んでいない。

もしかしたらフライトキャンセルもありえるかもしれない…

そう考えると同時に、ホテルの空きを探す。

アイパッドをヒースロー無料Wi-fiにつなぎすぐに手配する。

すると当日特別価格のすごいホテルの空きを見つけた!

写真を見るととても豪華なホテル…それが格安で…

皆さんに、万が一今日飛べなくなった際は、このホテルの空きが1泊だけあったので安心してください!と説明すると、ここに行きたい!と言う人や、戻ってすぐ仕事なので、と言う方もいて、様々だけど、飛ばなければどうしようもない…

どんどん時間が過ぎていき、もうそこへ宿泊する気持ちへとなって来た。

どんな逆境、トラブルでも、受け入れて、前を向くと世界が開ける。

逆に皆さんワクワクして待っている。

ほかのグループの人達は疲れきっているけどまねきねこグループはみんな笑顔。

それも面白いね、と話していたら、只今より搭乗をスタートします!のアナウンスが…

他の方達はやれやれ、と言う感じだけどうちのグループはがっかりされている人が多い。

ただ札幌へ戻る人もいたし、すぐにお仕事の人もいるので本当は良かったのだけど…

さすがはただでは転ばないまねきねこグループ!

飛行機に乗っても、あのホテルへ泊まりたかった、もう一日いたかった…と話していて、とても面白い。

帰りの飛行機ではほとんどの方が休んでいて、相変わらず後ろのお菓子を取りに行くのはほとんど僕だけ…

皆さんぐっすり眠られている人が多い。

とにかく無事で良かった。

ただ気がかりはベルギーへ行くと残して来た1人。

ベルギーには友人がいるので安心だけど帰りの便に無事に搭乗できるかどうか。

日本へ戻って、対策を考えないと。

そして関西国際空港へ無事に到着して、札幌へ乗り継ぎの方とお別れ、そしてリムジンバスのグループ、電車組、それぞれのお別れ。

本当に良いメンバーだった。

あっと言う間の、アンティーク買い付け物語旅行2019は楽しい思い出とアンティークのお宝を両手いっぱいにして、それぞれの家路へ。

そして僕は神戸へ戻って、ベルギーから戻る人の対策を早速検討する。

搭乗の24時間前に、ウェブチェックインが可能だけど、また名前が違うなどとなれば座席を確保してもまた搭乗できなくなる。

ログインも姓名を逆に入れてすれば出来るかも…

そこでスマホやパソコンに表示できる画面をダウンロードしてチェックインする方法を思いついた。

数日後の深夜に24時間前になってすぐに英国航空のサイトにアクセスして、姓名を反対にしてログイン成功、まずはチェックイン、そして座席指定。

たまたま前が広い一番前の座席が空いていたのでそこの通路側を確保する。

通常は赤ちゃんなどのために空けておくスペース。

そしてスマホチェックインできるチケットバーコードをダウンロードして、それをスクリーンショットで撮影してラインで送信した。

これをスマホで見せるか、印刷できればそのままチェックインできるはず。

スマホやラインなどが使用できる人で本当に良かった。

それができないと完全にアウトだと思う。

そしてラインを送っても既読にならずに、ネット環境ができない場合はまた困ったことになるけど、しばらくすると既読がついた。

もうこれで大丈夫だろう。

でも何が起こるか分からないから、搭乗できるまでは安心できない。

そして搭乗の当日、ヒースローから、スムーズに搭乗できました!と連絡が入り一安心…

これで全員、無事に帰国出来ることになった。

今回は特例で一人、延長で残してきたけど、今後は絶対にしないようにしよう。

やはりみんなで一緒に行って一緒に戻ってくる。

これでないとカバーできないし、心配事が増える。

とにかく本当に良かった。

アンティーク買い付け物語旅行2019はこれで無事に終了。

本当に素晴らしい旅だった。

また一つ、心の中の宝物が増えた。

皆さん本当にお疲れ様、そして参加してくれてありがとう。

偶然ではなく、必然で集まった人達に、心から感謝してスマホで撮影した写真を印刷して旅のアルバムを作り、皆さんへプレゼントして、ステキな旅は素晴らしい思い出となった。


終わり



皆さんお元気でしょうか?

久しぶりの店長日記となります。

今回のアンティーク買い付け物語はかなりの長文となりましたけど、旅の全てをほぼ書いています。

読むのも大変ですが、読んで頂いたら嬉しいです。

本当に充実したステキな旅となりましたので。

写真は最後の夜に皆さんと楽しんだ老舗のロンドンパブです。

本当にステキな建物ですね。

中にも書いてありますが、来年も開催予定ですので、今回行けなかった方でご興味のある方は是非ご参加ください。

いつでもご連絡をお待ちしています。

前回の日記が5月初めですので、その間に、5月のロンドンへ買い付け、6月にロンドンへ買い付け物語旅行、そして様々なイベントと、あっという間に夏も終わりました…

今は名古屋タカシマヤのフランス展を開催していますが、連日の大賑わいです。

8月は夏休みを取れる程スケジュールは余裕があったのですが、この名古屋タカシマヤをスタートに連続デパート、そして骨董フェアと10月末の博多大丸のイベントまで続きます。

それぞれの場所で、また嬉しい出会いやご縁が待っていると思うとワクワクします。

まだまだ残暑は続きますし、今は大雨での被害も心配です。

まだ大雨は続くらしいですし、例年だと今からが台風の季節ですので、本当に心配事が多いですね。

天災だけは避けられない出来事ですので、普段からの備えを出来る限りしておくことが大切です。

地震も常に起こるのが日本ですので、地震、水害、台風の暴風被害、それぞれにできるだけの備えを常に意識しておくことが大切です。

日本中どこでも起こる事ですから。

地震で大揺れしても、寝ていて頭に倒れてこないように、物が飛んでこないように備える。

1階に水が浸入しても大丈夫なような模様替え。

断水しても大丈夫なように、水の蓄え。(お風呂に残り湯をしばらく置いておく)

停電しても大丈夫なようにポータブル電源や懐中電灯などランタンの備え。

ガスが止まっても大丈夫なように七輪、炭、カセットコンロなどの備え。

食料、飲料水などの備え。

少しでも出来る事をして備えるだけでも違うと思います。

まねきねこの場所は土砂災害地域に指定されていますので、常に意識をしています。

今の大雨被害も他人事ではないんです。

災害が起きてから、まさか自分の家が…とならないようにしないといけません。

九州にも知り合いはたくさんいますので、心から無事を願います。

そして普段は気がつかない、とても尊い、普通の日常の生活に一日でも早く戻れますように。

それでは皆さん、それぞれのイベント、そしてこちらのサイトで皆様とお会い出来ますのを心から楽しみにしています。

それではまた。

夏休みに真っ黒に日焼けしている店長でした。

史上最高に黒いですよ…
2019年05月04日

皆さんお元気でしょうか?

季節は早いもので、もう平成が終わり、令和になり初夏を迎えています。

新年が明けて、寒さが続く日々を感じていたのはつい先日の事のような気がします。

凄まじいスピードを感じていますが、皆さんはどうでしょうか?

ただ、自然に目を向けると、新緑の植物たちの生きるパワーも凄まじく、半日でもグングンと背を伸ばし、洋館店の玄関はあっという間に緑で覆われていました。

裏庭では藤が綺麗な紫色を出して、見張り役のクマンバチが目の前まで接近して威嚇してきます。

生活や世間の中にだけ目を向けるとスピードだけを感じますが、自然に目を向けると、いつもの速度で季節は過ぎています。

いつもよりも長い連休ですが、毎年恒例の名古屋骨董祭は1日スケジュールをずらして5月2日から開催しています。

初日はいつも開店前に行列が出来て、開店と同時に走りこんでくる、素晴らしく骨董熱の高いイベントですが、令和元年、翌日の骨董フェアという事もあり、いつもの5倍ほどの行列が出来て、開店と同時に広い会場が満員になりました。

名古屋のパワーは凄いです。

まねきねこも今年最初の名古屋イベントという事で、皆さんがたくさん訪ねてくれました。

本当に嬉しいです。

6月は名古屋高島屋、8月も名古屋高島屋フランス展、9月は毎年9月開催のフランス展がズレたおかげで、久しぶりに夏の名古屋骨董祭への出店も決まりました。

そして12月の名古屋骨董祭と合わせて後半は5、6、8、9、12月と名古屋へ来れます。

今からとても楽しみです。

名古屋は神戸から車でノンストップで来れる距離ですし、30年ほど前から月二回大須へ来たりと縁の強い土地です。

昔は月二回の大須観音骨董市、名古屋町人祭り、テレビ塔アンティークフェア、名古屋骨董祭と本当に良く来ていました。

そのおかげで、当時からの長いご縁を続けてくれる方も多いです。

本当に心から感謝しています。

名古屋骨董祭を終えると、買い付けの直前となりますので、買い付け直前セールを神戸店で開催します。

今回は先日のセールよりも更にお買い得な価格で開催する予定ですので、皆さん楽しみにしていてください。

以前から気になっていたアンティークとのご縁を繋いで頂ければと思います。

そしてセールを終えると、いよいよ英国へ買い付けへ出かけます。

今回もどのような出会いが待っているのか、今からワクワクしています。

6月には2回目の開催のアンティーク買い付け物語旅行も控えています。

5月の買い付けで、英国ではその下準備もするつもりです。

皆さんが安全に心から楽しんで頂き、貴重な人生の時間を共有して、感動と素晴らしい出会い、そして一生の宝物となるようなステキな思い出を作れる事を願いながら出来る限りの準備をするつもりです。

帰国後に、参加して頂ける方へは個別に旅の冊子もお送りします。

そしてネットでも、予定が確定したスケジュールをお知らせするつもりです。

定員に達してからも、参加したい、次回は是非行きたい!と言う嬉しいお声を頂いていますので、次回へのご参考になればと思います。

そしていつもサイトを見て頂いて応援して頂いている皆さんへも、一緒に現地にいるかのような臨場感あふれる、現地レポートも毎日掲載するつもりです。

そして5月の買い付けから帰国してすぐに開催の洋館アンティークフェアでは、買い付けホヤホヤの新着のアンティークお披露目はもちろん、ピアノ演奏、美味しいケーキセット、新たな家具などで生まれ変わった洋館店のインテリアなど、皆さまが喜んで頂けるイベントにしたいと思います。

是非、年二回の恒例イベント、洋館アンティークフェアへもお越しください。

新しい元号で新たな気持ちで夢を描いている店長でした。

夢は描けば描くほど、何かが叶うといいます。

気持ちのゆとりを無くして、夢さえも描け無くなると、心がピンチになります。

夢を描く事はお金は要りませんし、誰にも邪魔されない、自分だけの世界です。

そういう自分だけの世界観を持っていると、叶うはずもない夢を描いたとしても、描くだけで幸せな気持ちになれます。

僕は若い時、どれだけお金が無くても、電気を止められても、電話を止められても、水道が出なくても、孤独でも、夢だけはとてつも無く大きな夢を描いて来ました。

そしてそれを描けた瞬間に、幸せな気持ちになり、どれだけ惨めな状態であっても悲観的にはならなかったです。

新しい元号にせっかくなったのですから、新たな気持ちでステキな夢を描いてくださいね。

僕は令和になり、すでに28個ほどの夢を心に描きました。

それを考えると、どれだけ体調が悪くても、嫌な事があってもすぐに吹き飛びます。

どんな人でも失敗はしますし、ミスもします。

それを綺麗さっぱり忘れるのでは無く、人に迷惑をかけたなら、心から謝って、次に生かして、同じことを繰り返さず、くよくよせずに、前を向いて頑張れば良いのです。

そして感謝を忘れずに、明るく頑張れば必ず良いことは待っていますし、自分で呼び込めます。

僕の尊敬する、元ダイエーのオーナー、中内さんの言葉であり、ダイエーの社訓でもある、ネアカノビノビへこたれず、ですね。

僕はそれを、ダイエーの元幹部社員からも聞きましたし、中内さんが理事の大学生の生徒からも聞きました。

良い言葉ですね。

どんなに大変な事があっても、ネアカでのびのびと頑張って、そしてへこたれず立ち上がっていく。

苦しい時はいつも思い出して頑張っています。

宮司であり風水師のドクターコパさん、愛の伝道師 美輪明宏さん、スピリチュアルカウンセラー 江原啓之さん、元ダイエーの故中内さん、日本が誇る実業家のソフトバンクの孫さん、アップル創業者の故ジョブズさん、、地球環境を考える革命家のテスラ創業者で現役のカリスマ イーロンマスクさん。

僕が好きな人、それぞれの言葉、行動を見聞きして、少しでも取り入れて行こうと努力しています。

僕とはスケールも何もかも違いますが、憧れたり夢を見るのは自由ですから。

でも、そういう憧れや夢こそが、必ず自分へのプラスになると思います。

自分が一番だと思っているとただのテングですし、成長は出来ません。


それでは皆さん、季節の変わり目はくれぐれも体調に気をつけてお過ごし下さいね。

どんな楽しみがあってもまずは健康が一番大事ですから。

病気を抱えている人もいると思いますが、病気と上手く付き合って、加減を知って、様子をみながら過ごしてくださいね。

悲観することはありません。

必ず誰でも死にますから。

それが早いか遅いかだけですので。

こう書いている僕もいつかは死にます。

僕は子供の頃から死への恐怖心はありませんでした。

どんな瞬間、一瞬たりとも無駄にしないで生きたいと思っています。

名古屋で朝見た番組で、目の前で一緒に遊んでいた幼い弟が車にひかれて死んだところを見たお兄さんが、やはり同じような事を言ってました。

いつまでもずっと一緒にいれると思っていた弟が目の前で一瞬にしてこの世からいなくなってしまった。

なのでそれ以来、家族との時間、全ての人生の時間を大切にしようと思ったと。


いつかは終えるその日まで、どんな時間も無駄にせず、大事に過ごせば素晴らしい時間や思い出を作れます。

病気で動けなくても、頭の中で想像すればどこへでも行けます。

先日久しぶりに洋館ミステリ劇場を古民家で開演して観ましたけど、本当に頭の中の想像力がどれだけ大事で尊いものかの再確認ができました。

想像力が脹めばすぐ目の前に海の横の絶壁が現れますし、ミステリ小説の世界の家のインテリアまで浮かんで来ますし、波の音さえ聞こえてきます。

また7月頃に開催するかも知れませんので、また希望の皆さんにご招待出来るようにしたいと思います。

アンティークもそうですね。

一つのアンティークから、100年間の生き様、その世界を想像力で再現すればとても楽しい世界へと行けます。

どんな人が使っていたのか、その頃は馬車に揺られてハロッズへ出かけて貴婦人が購入したのか、それともセバスチャンが見立ててきたのか…

代々伝わるお宝なのかも…

想像すればネバーエンディングストーリーのように終わりのない物語が続きます。

アンティークが好きな方は、元々その魅力は分かっていると思います。

ロマンチストが多いですので。

ロマンが心の中にあるからこそ、アンティークが好きですし、この世界の素晴らしさを感じる事ができます。

またそのようなお話も、お会いした時に聞かせて頂きたいと思います。

メールでもラインでも大丈夫ですので、良ければ是非教えてくださいね。

それではみなさん、それぞれのイベント、サイトでまたお会い出来ますのを楽しみにしています。
2019年03月06日
皆さんお元気でしょうか?

2019年になり、新年を迎えたと思えば、もう弥生の3月となりました。

本当に日々の流れを早く感じます。

年齢と共に早くなると心理学者の先生が新聞に書いていましたし、瀬戸内寂聴さんもコラムで語ってました。

子供の頃は夏休みも長く感じましたし、毎日の長さが今よりも10倍ほどあったような気がします。

でも寒さが苦手な僕にとっては長い冬を感じずに済むのは嬉しい事です。

早く暖かくなって、春、そして夏が来て欲しいです。

蚊が出て来る事以外は全く嫌なところがないと感じられる大好きな夏ですので。

北野天満宮の梅花祭も終わり、洋館店の梅も散りかけですが綺麗なピンク色を見せてくれています。

以前は天神さんの骨董市に出ていましたので懐かしいです。

一年で1番人出が多い骨董市となり、大忙しだった思い出があります。

今は長崎浜屋百貨店のイベントに出ていますが、レトロな街でステキな時間を過ごせています。

今回は荷物を送って、飛行機で行きましたので楽々です。

神戸空港から50分で4500円で行けますので、価格にびっくりでした。

新幹線だと格安で11000円かかります。

今回は店長は初日で神戸に戻り、最終日にまた長崎へ向かい、片付けをして、明日にまた神戸へ戻ります。

スケジュールが詰まっていない時は荷物を送ったりできるので便利ですね。

翌日にすぐイベントがある場合は手持ちで移動するしか方法はないですので、新幹線か車に限られます。

飛行機では重たいトランクは持ち込めませんので…

神戸に戻って、古民家の清掃や整理なども終えました。

いよいよ公開できる日が来ました。

本来はもっと早い予定でしたけど、売主の方が契約日直前にインフルエンザにかかって、予定が大幅に伸びてしまいました…

でも結果的には、せっかちな僕は急いで事を進めるつもりでしたので、ゆとりのスケジュールになって良かったなと思っています。

準備期間がある分、様々な事も出来ました。

もう少し納得できていない部分はありますが、洋館店からも、アンティーク家具などを少し運び、良い感じになりました。

元々あった家具やインテリアも全て使用していますが、やはりアンティークに勝るものは無いですね…

展示してみて改めて感じました。

古民家は築80年以上経っていますが、綺麗にリノベーションされたのは数年前です。

以前の持ち主がされたのですが、古い部分は残しつつ、素晴らしいリノベーションをしてくれていました。

新築マンションでも新築一戸建てでも、昔の建物でも、古い物はすぐに溶け込みます。

早速アップいたしますのでご覧下さい。

そして先日の店長日記に書いていた通り、古民家宿泊体験も無料でご招待致しますので、スケジュールが合うようでしたらご遠慮なくお問い合わせ下さい。

運営は5月頃からする予定ですので、3、4月の間で宿泊体験を募集致します。

そして宿泊でなくても、古民家のご案内は随時、受付しますので、ご要望の方はお気軽にご連絡下さい。

普通に賃貸住宅にするか、民泊にするかは未定ですが、良いご縁があれば良いなと思っています。

ただ民泊にすれば、スケジュールを調整して、みなさんにプレゼントとして無料宿泊なども特典として提供する事も出来るかなぁ、とか色々とアイデアを絞っています。

洋館フェアや神戸店のイベントなどに来る際にご宿泊して頂く。

このような事も素敵だなと思っています。

洋館店の3軒目も賃貸にしていますが、古い物や建築が大好きな方が丁寧に使って頂いています。

まねきねこをご愛顧にして頂いている方なら価値観が同じなので使って頂いても全く心配いりませんね。

この先、20年、30年、50年、100年と残していけるように、皆さんと協力していければ良いなと思います。

今回の古民家は、夜にも整理に行きましたけど、本当に静かなので、ビックリしました。

洋館店も車が入れない通りなので静かなのですが、時々山に反響して電車の汽笛や船の汽笛、トアロードの救急車のサイレンの音などが聴こえてきます。

古民家は北野坂まで徒歩1分かからない場所なのですが、車の音も聞こえません。

本当に暮らし易いおうちです。

そして今回、この古民家で洋館ミステリ劇場の上演も決定しました。

以前、洋館店や隣のグレーム邸などで開催していましたけど、今回の古民家の話を演出家の方にすると、北野の路地裏でそんな古民家が残っていたんですね!と気に入って頂き、上演が決定しました。

近隣の騒音なども考慮して今回は朗読会を上演する事となりました。

洋館店でも朗読会を上演した事がありましたけど、お芝居以上に迫力があり、その世界に引きこまれていきます…

洋館店では洋館S邸と呼ばれていましたけど、今回は和館S邸と言うネーミングをつけてくれました。

内容はこのようになっています。

4月朗読劇のお知らせ

神戸・北野、観光地の真ん中にひっそりと佇む古民家で、昭和初期に発表された味わい深い作品を朗読でお届けします。
非公開、今回限りの一般公開となる「和館S邸」、限られた席数の公演です。犯人当ての作品も。この貴重な機会をぜひご堪能ください。

2019年4月朗読劇 
「洋館ミステリ劇場リーディングシアター2019」
〜江戸川乱歩「断崖」、夢野久作「瓶詰地獄」ほか〜
ナビゲーター 丸尾 拓

【会場】和館S邸(神戸北野)

【日時】
4月13日(土)11時 / 14時30分 / 18時
4月14日(日)11時 / 14時30分
 
【チケット代金】 ¥1800 (自由席・要予約)

毎回、日本全国から観に来られる人気のミステリ劇場。
是非ご予定が大丈夫でしたらこの機会にお越しくださいね。

古い建物は、このような舞台にもなりますし、普通に暮らす事も、ノスタルジーを感じながら味わい深い生活を過ごせます。

最初の宿泊はもちろん、店長がするつもりです。

揃える物は洗濯カゴぐらいですので、それ以外の物は全て揃っています。

ですので宿泊体験の方は、着替えだけで大丈夫です。

お風呂も追い焚き機能付で入れますし、電気ポットもありますのでお茶も飲めます。

すぐ近くに洋館を利用したスターバックス、ローソンなどもありますし、異人館街の真ん中ですので、英国館のステキなバー、インド料理、ドイツ料理、スイス料理、中華料理、フランス料理、イタリア料理など、世界中のレストランが揃っています。

どこを歩いても徒歩10分以内でレストランがあります。

北野坂を下ると、三宮駅まで15分もあれば行けますので、そごうなどもありますし、ショッピング、食事などどこでもいけます。

そして新神戸駅も徒歩10分でいけますので、そこにもクラウンプラザホテルレストラン街、オリエンタルアベニューレストラン街もあります。

本当に便利で何でも揃う場所にあります。

是非この機会に宿泊体験、そしてミステリ劇場などへお越しください。

長崎が終われば、年に一度の大人気イベント、阪急うめだ本店のフランスフェアが開催されます。

今回は10日間も開催されますので、ゆっくりと楽しんで頂けると思います。

その頃には本格的な春がやってきていますね。

暖かくなって過ごしやすい季節になり、心がウキウキします。

先日開催の梅田阪急のイベント、そして神戸店営業日も沢山の方がご来店頂きました。

本当にありがとうございます。

また4月に神戸店営業日がロングランでありますので、その時にも是非お越しください。

神戸店からも古民家はすぐ近くですので、ご覧になりたい方は遠慮なく言ってくださいね。

店長がご案内致します。

4月の前にフランスフェアの後には年に3回開催の人気イベント、京都アンティークフェアも開催されます。

このイベントでは、毎朝参拝できる城南宮のお参り。

そして連日の大賑わいとなる楽しいイベントなので店長自身も楽しみです。

骨董フェアは営業時間が短いのも嬉しい点ですね。

どこでも骨董フェアでは大体10時から17時です。

そして座れますし、お弁当もお菓子もその場で食べられます。

デパートも、もう少し営業時間が短ければ店長がずっと居られるのになぁと思っています。

昔は定休日もあったし、営業時間も18時で終わっていた時代があったそうです。

世間ではセブンイレブンの24時間営業が問題になっていますし、長く営業すれば良いと言う時代は終わったのではと思います。

日本は高齢化社会となりますし、そんなに深夜に出かける人は少なくなると思いますし、地球温暖化や節電の為にも減らすべきだと思います。

セブンイレブンという名前はどう言う意味なのでしょうか?

7時から11時まで営業という意味なのに、24時間営業しろ!と言う事は理解できません。

強要するならトゥエンティフォーと言う名前に変えるべきですね。

僕はコンビニの経営者も、セブンイレブンの営業社員の友人もいますので、人間に優しい社会、地球に優しい会社になって欲しいと話しています。

コンビニのオーナーさんはどこのお店でもスタッフで頭を悩ませていますし、疲労困憊している人が多いです。

深夜には犯罪もおきますし、働く人も大変です。

いつかセブンイレブンの営業時間と、デパートの定休日、営業時間短縮の復活を期待しています。

デパートの定休日があると働いている人も本当に楽になると思いますし、みんなでレクレーションなども出来ます。

みんなが同じ日に休むから出来る楽しみ、ゆとりが生まれます。

ロンドンでもデパートは日曜は休みの所がありますし、営業時間は短いです。

ガチガチに営業する時代は過去の物だと思いますので、経営者の人に勇気を持って頑張ってもらいたいです。

どこか一つが改革すると他もついてきますので。

それか一斉にするかですね。

そうでないと、あそこが休んでいる間に売上をあげよう、というところが出てきますので。

店長の願いでもありますし、夢ですね。

コンビニの24時間営業短縮とデパートの営業時間短縮で、かなりの節電効果が期待できますし、人もかなり楽になると思います。

経費も削減できます。

売上は、最初は影響あるかもですが、短縮して利益がアップしたと言う事例もあります。

その時間をめがけてお客様は来られるからですね。

そして人件費や経費が減った分、利益が増えると言う考えです。

働く人の心のゆとりも生まれて良い仕事ができて、さらに業績も上がる事もあります。

そして地球に優しい。

深夜に国際線で飛行機から街を見ると、都心はまぶしい程あかりがついています。

それで都心では星も見えない結果となります。

星空も綺麗になり温暖化も防げるという、良い事だらけです。

今回のセブンイレブンの騒動でコンビニだけでなく良い流れとなる事を期待しています。

風水では23時までにベッドや布団に入ると運気アップと言われています。

神戸では中華街がありますが、中国の人は風水をされている人が多く、閉店時間はかなり早いです。

なので元町界隈のお店は本当に早く終わります。

それでもやって行けてますので、長い営業時間が絶対良いという事はないんです。

まねきねこも神戸店は18時閉店です。

スタッフの帰りも遅くなり心配ですし、生活リズムも整え易いんです。

早くて行けないと言われる方もいますが、なんとか合わせてきて頂いています。

今年からは洋館フェアも18時閉店になりました。

人間に優しい営業時間、そして環境にも優しく、省エネにもなる三拍子揃った方法です。

京都アンティークフェアではお世話になっている名古屋アンティークビルの社長と一緒に出店しているので、電気の契約をしていますが、名古屋骨董祭では電気使用不可能となっていて、バッテリーを持ち込んで自家発電しています。

約8時間充電で電気代は15円。

そして骨董祭では10時から17時までスポットライトが使えます。

ただ、全てLED電球なんです。

100Wの明るさで電力は8Wしか使用しません。

ですので7台使用しても、56Wです。

これが普通の電気スタンドで40Wの普通電球を使用していると、ほんの2時間しか持ちません…

なので名古屋骨董祭では、みなさんが見やすいようにスポットライトが営業中使えています。
毎回他の業者さんが不思議そうに尋ねて来られます。
電気引っ張っているの?と。

ですので皆さんにレクチャーして、自家発電の凄さを説明しています。

地道ですが、このような事でも自家発電の輪は少しずつ広がります。

このように体感すると、いかにLEDの発明がすごいのかが分かります。

名古屋骨董祭ではホテルで充電していますが、この充電を太陽光パネルでも出来ます。

携帯用の折りたたみの100Wのパネルでも、50Wのパネルでも出来ます。

ですので家でそのバッテリーを充電しようと思えば、ベランダや庭でパネルを広げてバッテリーにつなぐだけで夜は電気が使用できます。

車ではダッシュボードにパネルを広げても出来ますし、アウトドアではテントの横にパネルを広げて充電できます。

この方法で、関西電力との契約をやめて、全てバッテリーに太陽光で充電して生活している人もいます。

いくつもあれば可能ですね。

パネルは安い物は1万円からありますし、バッテリー蓄電池は2万円程で良いのがあります。

携帯の充電はもちろん、テレビ、扇風機、炊飯器、電気ポットなど使用は多岐に渡ります。

消費電力の低い冷蔵庫を使用している方もいます。

自家発電ではLEDが必須となります。

いまではLED電球は普通の電球でもアマゾンで1個500円程になっています。

安い物は300円代です。

先日長崎で見た100円均一のお店でも300円で販売していました。

それで寿命が長く、節電効果は10分の1です。

昔の電球を使用している方は交換するだけで、すぐに元が取れますよ。

そして熱くならないので火事や火傷も防げます。

今ではシャンデリア球など様々な口径の電球が販売されていますので、対応出来る照明は多いと思います。

自然エネルギーで充分に生活出来るほどの発明がすでに出来上がっています。

なのに原発再稼働とずっと言い続けている意味が分かりません。

福島原発のような事故は、人間ではどうしようもない結果を招く事実を教えてくれました。

仕事も故郷も生活を全て無くす可能性のある原発。

今すぐにやめるべきですね。

政府がその気になれば自然エネルギーへの転換などたやすいものです。

個人でもこのように自家発電できるのですから…

孫さんや、小泉元総理など、様々な方が運動を起こしていますが、頑張って欲しいです。

環境に優しい、地球に優しい社会につながりますので。

それではみなさん、季節の変わり目、そして花粉、様々な不快な事はあると思いますが、健康第一、体調に気をつけてお過ごしくださいね。

店長も長崎、梅田阪急、京都アンティークと、全て元気で頑張れるように気をつけて過ごします。

早寝早起きを心がけて過ごしている店長でした。



早寝早起きはエコにもつながりますので。

原始人は太陽が登ると起きて、沈むと寝ていたと思います。

そして明るいうちに狩りや色々な仕事をして日が沈むと休んで英気を養います。

電気も何にもない時代ですので当たり前ですが、これだと電気は要らないんです。

いつか完全自家発電を目指して研究していきたいと思います。

年々パネルも電池も進化していきますし、普及をして価格も安くなっています。

先日の北海道の地震で電気がダウンして、この自家発電装置が爆発的に売れたそうです。

その時は太陽光パネルも蓄電池も品薄になっていました。

やはり皆さんの生活の一部である携帯やパソコンなどが使用できないという緊急事態に、そのような自然エネルギーを利用する自家発電という方法しか手段は無かったのだと思います。

その当時、150Wの太陽光パネルと大容量蓄電池バッテリーはセットで8万円以上していましたけど、今ではセットで6万円程で購入出来ます。

天気が良いと4、5時間でフル充電出来て電化製品を沢山使用できます。

曇りでも時間はかかりますが大丈夫です。

携帯の充電などはいくらでもできます。

夏場なら扇風機、携帯、ノートパソコン、湯沸かしポット、炊飯ジャーなどを全て使えるほどです。

いつか僕もツワモノの仲間入りをして関西電力の契約を解除して自家発電だけで生活してみたいです。

している方はとても楽しくされています。

やはり依存せずに自力で作るという事は料理や作品などと同じで達成感があります。

電気を作るというのも同じだと思います。

話は変わりますが、アンティーク買い付け物語旅行も、素敵なメンバーが揃い、6月の出発が楽しみです。

現時点では総勢9名となっていますので、あと1人の定員ですが、飛行機チケットの残席が微妙となってきました。

もしご検討の方がいましたら早い方が良いと思います。

店長からのサプライズプレゼントのロイヤルアルバートホールの観覧チケットもいち早く届きました。

劇場を見るだけでも素晴らしいので、そこで素敵なショーを皆さんで楽しみたいと思います。

今、イギリスはユーロ離脱の騒動で大変みたいですが、その頃には目処が立ち落ち着いているかと思います。

ロンドンの街は至って平然としていて平和そのものだそうです。

ロンドンの友人からもその事で連絡がありました。

連日の報道で、ニュース疲れになっているみたいです。

僕個人の意見とすれば、もう一度国民投票をして離脱の有無を再確認すると良いと思います。

離脱派の代表の方は、投票前は離脱後の良い面をかなり強調していましたが、決定してからは辞任したり、トーンが下がって行きました。

そしてその後は離脱のリスクばかりが目立つようになり、混乱を招いている状態です。

日本企業なども撤退のニュースが出てきました。

友人も、移民問題などがあり、離脱に票を入れたそうですが、今の考えはユーロの方が良かった、と話しています。

おそらく今投票すると残留に票が集まるのではないかと思っています。

ただ、一度決定した事なので再投票の可能性は低いそうですが、とにかく早く、先が見えるようになって欲しいです。

かつての伝統を誇る大英帝国ですので、どちらになってもチカラ強い国だと思っていますので。

どちらにしても5月の買い付け、そして6月の買い付け旅行はとても楽しい時間を過ごせると思います。

それではみなさん、もうすぐ訪れる暖かい春と綺麗な桜を楽しみに、元気でお過ごしください。

皆さまと元気でお会い出来る日を楽しみにしています。

2019年01月04日
皆さんお元気でしょうか?

いよいよ新年を無事に迎える事が出来ました。

朝起きて生きていたり、1日1日、1年と日々を無事に迎えられる事は奇跡です、とお話しされる和尚さんの言う通り、無事に生きている事は奇跡だと思いながら過ごしています。

突然の事故、病気などを経験されている方は身にしみる和尚さんのお言葉だと思います。

最後の平成の年明けで、4月30日までの新元号までの間に、自分の目標、願いをネーミングして過ごすと運気アップと、風水師のドクターコパさんが話されていましたので、店長は幸福元年と名付けて過ごしています。

皆さんも是非楽しんで自分の元号をつけてみて下さい。

ドクターコパさんは楽しく過ごせるようにと楽楽元年と呼んでいるそうです。

2019年は、まねきねこが法人化されたり、新たな古民家再生、アンティーク買い付けツアー第二回目、ウェブショップ全商品掲載、神戸店営業日増など、今年の目標、夢を実現出来るようにと新たな決意で過ごしています。

古民家は前回の店長日記でもお知らせしましたけど、3月末の引き渡し予定が前倒しになり、1月末からの運営となりました。

ですので、2月中に体験宿泊募集をする予定です。

そして3月以降には賃貸などに出す予定です。

ご希望の方はご遠慮無くお問い合わせ下さい。

こちらのサイトでも前回の洋館店隣の時のように写真などご案内致します。

神戸異人館街の真ん中、北野坂を上がった所から1分、朝ドラの舞台にもなった、公開異人館の萌の館、風見鶏の館からも徒歩2分の好立地で、築100年の古民家で古き良き時代を感じて、神戸の魅力を満喫して頂きたいと思います。
新幹線の新神戸駅、JR、阪神、阪急三宮駅も徒歩10分です。

アンティーク買い付けツアー第2回開催は、以前からご要望がありながら、タイミングが合わず、そして航空会社の値上げなど様々な要因で見送ってきましたが、今年にいよいよ開催出来るかもと言う段階まで来ました。

行けるとすればスケジュールはほぼ決まっていますので、こちらもご遠慮なくお問い合わせ下さい。

今回も定員10名の少人数のグループ旅行として皆さんとアンティークを満喫するロンドン旅行へ行きたいと思います。

今回は毎日のアンティーク三昧はもちろん、老舗デパート探索、劇場観覧、ロンドンの素敵な公園巡りなども加えて、素敵な思い出作りができればと考えています。

ホテルもポートベローから徒歩圏内の素敵なホテルへと変わり、様々なアクセスも良くなり、地下鉄、二階建てバス、ロンドンタクシーなども満喫して移動する予定です。
皆さんにオイスターカードをお渡しして乗りこなして頂きます。

そして10年ぶり以上になりますが、関空からのロンドン直行便が5月から復活するので東京経由で無く行ける事となります。

東京経由だと乗り継ぎ時間を合わせると16、7時間かかりますが12時間程で行けます。

何とか実現出来るように努力致します。

そして一番大変な全商品ウェブショップ掲載は1月から始動して頑張ります。

作業自体はとても楽しく、やり始めると、絵を描いたり、ピアノを弾いたりする時と同じで止まらなくなる程に熱中出来ます。

その為にも神戸店、洋館店の営業日を増やして作業します。

皆さんにも来て頂ける機会が増えますし。

店長が全て気に入って買い付けたアンティークなので、写真撮影からそれぞれの説明、時代、特徴、どんな方が当時使われて、どういう経緯でまねきねこへ来たのかなど、時空を超えたロマンが頭を駆け巡ります。

一つの小さなジュエリーから壮大なドラマが生まれます。

100年といえば今や1人の人生に近いですが、その当時では人生50年の時代ですので一代ではなく二代、三代と受け継がれています。

その時代背景、過ごしてきた様々なドラマを思い浮かべるだけで1冊の小説や映画を観たような気持ちになれます。

知り合いの演出家、脚本家の方が常々いうセリフですが、頭の中の想像力を膨らませて生きる。

これこそが人生を更に楽しく、充実させる事が出来る魔法だと思います。

想像力の世界が広ければ広いほどにどんな事でも深く考えられますし、自分だけの世界が広がり、つまらない暇がなくなります。

場所も要りませんしお金もかかりません。

どんな時でも自分の頭の中だけで楽しむ事が出来ます。

僕は小さい頃からその遊びをしていました。

嫌な事、辛い事があれば、すぐにその世界へと逃避して、現実世界へ戻る頃にはすっかり元気になってウキウキ出来ていました。

現実逃避とも言いますが、僕は妄想の世界とよんでいました。

ある時期には一日に数回もその世界へと行き、色々な物語を作っては自分が主人公となり、色々な体験をしました。

特に親が離婚したり、自殺騒動、家族がバラバラになり、家で1人キリになったりした子供時代にそれは形成されました。

ただその体験のお陰で、どんな問題、どんな事が起きても自分一人で立ち向かう強さや、どんな些細な事でも楽しめる人生観も育てる事が出来ましたので、どんな出来事でも意味があり、貴重な体験だと痛感しました。

今では全ての出来事に感謝して過ごせます。

様々な経験そして、死産でこの世に生まれて来た事もあるのか、子供の頃から死に対しても怖くありませんでした。

いつでも、全力で楽しく過ごすクセがついているので、いつどうなっても怖く無いというか、後悔しないと言う感じです。

ただ、あれもしたい、これもしたいなどの願望は沢山ありますが、死に対しての恐怖感、孤独感はありません。

誰かに看取ってもらいたい、お墓に入れて欲しいなどの思いもありません。

ただ痛い事は注射でも嫌なので痛く無ければ嬉しいですが。

江原啓之さんも本に書いてありますが、孤独死について、怖い事は何にも無いと話しています。

むしろ孤独死の方が、しがらみが無い分、天国へもすぐに行けると書いています。

未練や執着が無いので清らかに行けるとも書いています。

確かに1人だと心配事は多く無いですよね。

腐乱死体も痛みはもちろん無く、死んだ時点で魂は離れて痛みは無くなるそうです。

そこまで本で書いて言い切っていますが、素直に納得しました。

孤独を恐れるのではなく、孤独こそ孤高の楽しみ、人生を謳歌できると説いています。

僕は高校生の時に5人家族から突然1人になりました。

賑やかな家族から一転の事態でしたので、それは最初は辛かったですが、やはりそれを孤独だとは思わなくなりました。

年々そう思うようになっています。

今では一人でどこへでも行けますし、1人焼肉、1人温泉旅行、ロンドンももちろん1人で行けます。

1人を楽しく満喫出来れば人生を謳歌できると、美輪明宏さんも話しています。

依存しない生活ですね。

もちろん、人との関わりは大切ですし、友人、家族なども大事です。

人との出会いが無ければ僕はここにいません。

ただ、それらを失ったり、1人になっても孤独では無いという事ですね。

1人でも充分に人生は楽しめるという事です。

アンティークを見に来たり、買いに来られる方は1人で来られる方が多いです。

本当に1人で生きている方も知っていますが、自分の世界を持ち、楽しく生きておられます。

同じ趣味の方は少ない事もありますし、個性のあるものなので、違う趣味の方を連れてきても気を遣ってしまい楽しめないという事もありますが、そういう意味ではアンティーク好きの方は我が道を行ける方だと思います。

自分の楽しみ、自分の世界観をお持ちですね。

だからこそアンティークへのロマンを感じれるのだと思います。

素晴らしいですね。

子供の頃はアンティークの世界への入り口は無く、野球や美術、自然や生き物などに熱中していました。

そして苦しい時代を乗り越えて、大人になっても、それ以上の苦しい時代がありましたけど、それも同じように乗り込えてこれました。

そしてアンティークの世界への運命の出会い。

それを考えると今は本当に嬉しい日々を過ごせています。

これが一番大好き!と言える世界を見つける事が出来たのですから。

この世界へ導いてくれた出会った全ての皆さんに感謝です。

そして本当に皆さんのご愛顧のおかげですね。

いつでも、どんなに苦しい時でも、どうすれば楽しく過ごせるのか?そればかり考えていました。

ですのでお店作りでも、いつもどうすれば皆さんに喜んで頂けるのか?をいつも考えて29年過ごしてきました。

今年を終えればいよいよ30年です。

それだけ続けて来れた事は本当に奇跡です。

始めた頃には、それこそ想像も出来ない程の事だと思います。

それも法人になる事など想像も出来ません。

1日1日が必死で働いていましたので。

一番最初に始めた店、昭和初期の木造アパート1階の古着&アンティークリボンのお話しをこちらの日記でも書きましたけど、先日ようやく現地へ行く時間があり、立ち寄ると、建物はあるけど立ち退き状態となっていました…

様々な思い出が詰まったアパート。

店長が自分で白色にペンキを塗った外観はリフォームされて残って無かったですが、たまたま清掃に来ていた方とお会いして、お話しすると、リボンが入っていた部屋の住人の方でした。

それもリボンが出て行った時にその部屋を借りた人でしたので、偶然とはいえびっくりする出会いでした。

そこには今は住んではいなくて、最近引っ越されて、アパートの前を掃除に来られている時に僕が訪ねました。

リボンも、鳴尾駅前に移転したまねきねこも知っていて、お買い物もして頂いたそうです。

本当に嬉しい出会いでした。

その方もとても喜んで頂いて話しも弾みました。

そのアパート、清水文化の最後は、高齢の方の生活保護の方専用住宅へと変わったそうです。

それがここ最近、立ち退きで、誰かが出て行けば玄関に板を打ち込まれて誰も入れないようになっていき、その方が最後の住人となったと聞きました。

その方は年金暮らしでしたが、やはり高齢で一人だと借りるのも一苦労で、すぐ近くにアパートを見つけてやっと移り住めたそうです。

僕も引越しを20回以上も経験していますので、賃貸を借りる苦労はよく分かります。

保証人がいないと本当に中々貸してもらえません。

住みたい家が見つかっても審査で落ちて貸してもらえない時もあり、辛い気持ちになりました。

リボンが営業している時も隣の方は市の管理下の方が住んでいて、痴呆がひどくなり、施設へと引っ越される時に、リボンの裏口壊され空き巣&子猫5匹箪笥入れ、トランク盗難事件の犯人だったのが発覚した面白い話がありましたが、今の現状の走りだったと思います。

いつ取り壊しになるのかは分かりませんが、本当に良いタイミングで行けたと思います。

様々な思い出が詰まった場所。

写真が古着&アンティーク リボンがあったアパート 清水文化です。

そこがまねきねこの原点です。

清水文化のオーナーの清水さんがお店として貸してもらえなければお店は持てない時代でした。

当時はバブル期で、どこの貸店舗も家賃や保証金が高く資金の無い僕では無理でした。

たまたま不動産屋の方が骨董好きの清水さんと知り合いで、お店の相談をすると、そこのアパートなら店をさせてもらえるかも?と聞いて、貸してもらえました。

保証金15万円で家賃3万円でした。

当時は最低でも保証金100万円で家賃10万円程出さないと店舗は無い時代でした。

でも住宅街で、駅からは離れていて人通りもない場所でしたので果たしてお店ができるのか?という話しでもありましたけど、当時はとにかく自分の店を持てた喜びで、毎日楽しく作業していました。

平日は毎日アルバイトをしながら土日にフリーマーケットや骨董市へ出店する日々でした。

店をオープンする時は自分でチラシを作って、アルバイト仲間の金髪のメビメタバンドの後輩など、総勢10人ほどで鳴尾駅でチラシ配りも手伝ってくれました。

その子らはとても慣れていて、僕よりも早くさばいていてビックリしましたが、今考えてみれば、当時にしては珍しい金髪や派手なメイクの強面の彼らにチラシを渡されたら受け取らないと怖かったのかも知れませんね。

武庫川女子大が近かったので、女学生の子達にとにかく沢山配りました。

そして今では出来ない事ですが、武庫川女子大の陸橋などの壁にも沢山貼り付けたりして、みんなボランティアで良く手伝ってくれました。

それもバイトの休憩中に、仲間30人でカードゲーム、UNOをするのが流行っていて、その時に今度店を借りてオープンする事になったと話したら、何でも手伝いますよ!とみんなから率先して手伝ってくれました。

その頃から人には恵まれていましたね。

その彼らとはその当時からずっと会っていませんが、今はどんなになっているのか考えると楽しいですね。

ボーカルの子はラルクのhydeに少し似てて男前で、声も良かったので、続けてくれれば嬉しいです。

ドラムの子はとてもしっかりしていて16歳とは思えない苦労人でした。

6歳年下なので今は46歳ですね。

他の子らも全て名前は覚えています。

本当に良い仲間でした。

そうしてみんなに助けてもらってオープンした初日は、それはビックリするほどに沢山のお客さんが来てくれました。

玄関を上がって靴を脱がずに土足で入って下さい!と声をかけても女の子達は靴を脱いで夢中で古着を探してました。

当時は高価だった1960年から70年代の古着を一律500円から1000円で販売したので、口コミでも広がり、本当に沢山売れました。

大阪のアメリカ村や神戸元町ではその価格ではなかった時代です。

当時からどうすれば皆さんが喜んでくれるかを考えて、とにかく安く良いものを揃えて、毎日新たな商品が入荷するお店!を売りにしました。

毎朝毎晩古着や古い物を集めては店に出して並べるという、寝る暇を惜しんで休みなしの状態を2年続けて、鳴尾駅前の店が出た情報を得て、まねきねこと改名してこのアパートを去りました。

その2年間で今の土壌が出来ました。

本当に充実の時間でした。

そして今回、その頃を知る方とお会い出来た事は本当に嬉しい瞬間でした。

たまたま、偶然ではなく必然の出会いでした。

今は亡くなった、その頃のパートナーも本当に喜んでいると思います。

2人でとにかく一生懸命に頑張り、そして精一杯楽しんで過ごしました。

その原点の場所が無くなってしまうのは寂しいですが、最後に見る事が出来た事は幸せです。

行ってみたらもう無かった…と言う事もあると思いますので。

建物と場所、そしてお会い出来た方に御礼を行って別れました。

それから29年。

当時はここまで出来るとは想像も出来ませんでした。

それも西宮ではなく、今は神戸です。

堺市で育った僕にとって憧れの街は神戸でした。

洋館との出会いがあり、神戸へ住む事になり、洋館の坂の下の神戸店はリボンのアパートよりも安い25000円の家賃というのも凄い落ちのような話です。

その29年の歩みをひと時も忘れずに、お世話になった全ての方への感謝も忘れずにこれからも頑張って行きたいと思います。

それを考えると今は本当に恵まれていますし、どんなシンドイ事も辛くありません。

そして原点である、どうすれば皆さんに喜んで頂けるのか?を常に考えながら、皆さんと一緒に楽しく、これからも頑張って行きたいと思います。

これからもどうぞ、ジュエリー&ドールまねきねこをよろしくお願い致します。

そして皆さんにとって、2019年は本当に素晴らしい幸福元年となりますようにと心から願っています。

アンティークまねきねこキャッツのヤマトリーグ優勝!も目標に掲げる店長でした。



チームでは優勝、個人では投手で5勝、打っては首位打者、ホームラン5本を目指します。

去年はトータルで水曜リーグ10試合、ヤマトリーグ4試合、ハトチーム7試合、助っ人参加5試合の計26試合に参加しました。

そして首位打者、ホームラン3本、投手では2勝、盗塁は最多で30個でした。

足が絶対調で、高校時代50メートル5秒台の俊足が戻ってきました。

もちろん今ではそこまでは速く無いとは思いますが、盗塁失敗ゼロですので、高校時代と同じです。

20代のチームメートよりも走っています。

野球人生で盗塁失敗は中学3年の時の1回だけですので、このままその1回だけという記録を目標に行きたいと思います。

その唯一の失敗も監督のサインでの三塁盗塁失敗でしたので、自分から走って盗塁した失敗はゼロです。

当時、南海ホークスのプロテストを友達と受けて、足だけは合格しました。

年齢制限18歳から23歳までと書いてあるのに、どう見ても40、50代の方がテストを沢山受けて珍プレーを見せていたのは、今では考えられない面白い光景でした。

それを咎める人も誰もいませんでした。

何でも叩かれる今と違い良い時代ですね。


去年、急遽登板して投手としても強い相手に勝てた事で、店長はその喜びを忘れられずに、調子に乗って今年は多く投げるつもりです。

もちろん若い子で投げたい子がいれば優先して行かせますが、投手がいない日でも試合を組んで自分で投げるつもりです。

コントロールには絶対的な自信があるので試合は作れます。

そして去年から新しいボール規格になり、硬球のように変化球がかかり易くなった事も大きいですね。

得意のカーブ、シュート、チェンジアップが面白いように曲がります。

年齢的に昔のように速い速球は投げられ無いですが、テクニックで勝ちに行きます。

アンティークまねきねこキャッツは負けても笑顔のチームカラーなので勝負には勝ちには行きますが、負けても楽しく、と言う和気あいあいの仲良しチームです。

今年もメンバーのみんなと楽しく野球が出来れば嬉しいです。

アンティークに野球にと充実した2019年となりますように☆

それではまた。
2018年12月09日
皆さんお元気でしょうか?

暑い夏が終わり、台風、大雨、地震などの災害が起きて、バタバタとしている間に秋を通り越して、すっかり冬となりました。

やはり僕は寒い冬は苦手です…

外に出るのが好きなのもありますが、家の中にいてもやはり寒いのは同じで、身体が冷えますし、お風呂で温もっても、油断すればすぐに冷えてしまいます。

身体を動かせばどれだけ寒くても大汗をかきますが、ずっと動かし続けることは困難ですので。

でも必ず冬が来て春が来ますので、仕方がないですね。

僕は以前、真剣に、暖かい季節は神戸で。

真冬は沖縄で暮らしたい!とずっと思っていました。

でも現実ではなかなか難しいですし、やはり距離がありますので。

冬の楽しみももちろんあります。

クリスマス、雪、お餅、星空、お正月、初詣。

夏は海、プール、サーフィン、夏の甲子園大会、野球、かき氷、アイスクリーム(冬も美味しいけど冷える)、虫捕り、釣り、サマーキャンプ、花火大会、お盆。

やはり僕には夏が圧倒的に好きなことだらけですね(^ ^)

でも日本の四季は、やはり他の国の人にとっては素晴らしいものですし、冬の楽しみも、頑張って探そうと思います。

でも一番大好きなアンティークは季節は全く関係なく楽しめますし、むしろ外に出られない日が多い冬にはじっくり楽しめますね。

その冬に計画していることがあります。

新年の目標でもあり、以前から目標としていた事なのですが、全てのアンティークをウェブサイトに掲載すること。

これをするためにも、神戸店を今まで以上に営業して、その作業にも没頭したいと考えています。

それに伴い、またイベントが発生して変更になる可能性はゼロではないですが、神戸店を1月に長期間営業する予定です。

早速1月に新たなイベントが決まりました。

東京ビッグサイトでの骨董ジャンボリー出店です。

スケジュールの関係で継続出店かどうかはまだ分かりませんが、久しぶりの東京イベントですので、日本橋タカシマヤや浅草のイベントでお会いしていた方と、またお会い出来ますのを楽しみにしています。

そしてこちらのサイトでお世話になっている関東の方ともお会いできれば嬉しいです。

名古屋骨董祭、京都アンティークフェアと同じく、来てびっくりの特別セールも開催しますので、お楽しみに。

そして名古屋と同じく、まねきねこの店内全てのアンティークを持って行きます。

是非この機会に東京ビッグサイトへお越しください。

前々から、様々なイベントなどを少なくして、店を営業していく方針へと変えていこうと考えていましたので、来年は神戸店や洋館店の営業日がかなり多くなると思います。

2019年はイベントは5カ所ほど少なくなると思います。

そしてサイトの充実ですね。

今では、お店やデパートイベントよりも多数の方が訪問して頂いていますし、ここをもっと充実させないと見て下さる方に申し訳ないし、これではいけない!とずっと思っていました。

それで先日発表したドールの価格表示の件もそこの考えから行き着いた結果でした。

そして早速沢山の方からご注文頂きましたし、やはりお問い合わせをしないと価格が分からない、というのは、今の情報化社会において、ずっと違和感は感じていました。

発表してみて、その考えは間違って無かったことが分かりました。

今までお問い合わせを頂いた事のない方との新たな御縁が繋がりました。

とても嬉しいですし、御縁に心から感謝しています。

これからもずっと価格表示をしていきますので、どうぞよろしくお願いします。

ジュエリーも今の価格は以前の価格からは半額以下に変更されていますし、全てのジュエリーを掲載して、皆さんに楽しんで頂けるサイトにしていきます。

一日では見切れない数のアンティークを頑張って載せていきます。

店頭でもイベントでもネットでも同じ品揃え。

これが大きな目標です。

そしてもう一つお知らせがあります。

来年の4月以降ですが、神戸異人館街、北野坂と異人館の萌の館の間にある、古民家をまねきねこでご紹介する予定です。

築80年から100年程の和建築の建物で、室内はリノベーションされてとても綺麗ですが、建具やドア、ガラス扉などは当時のままでとても素敵なおうちです。

坪庭もあり、陽当たりも良く、北野坂から1歩奥(上)に入った路地裏のような小径にある素敵な通りにあります。

そして車が入れない通りですのでとても静かです。

5月に開催される洋館アンティークフェアの際に遠方からお越しになられる方にも宿泊を提供する予定です。

電化製品や家財道具も全て揃った状態ですので、身体一つで住む事ができます。

また詳しい写真などを4月になればこちらでもご紹介できると思います。

本当に素敵な古民家ですよ。

一番最初には僕が自分で宿泊するつもりです。

やはりまずは自分が試してみないといけませんので。

それでここがどう、あそこがこうでないといけない。

何にも悪いところはない、など住んでみないとわからない事があると思いますので。

僕自身も楽しみにしています。

5月末までの間に、ご希望の方がいましたら、ご宿泊を体験して頂きたいと思います。

異人館街の真ん中で、築100年近くの古民家での滞在。

それを体験、体感して頂いて、昔の建物の良さ、神戸の良さを感じて頂きたいと思います。

6月以降は賃貸、もしくは民泊での運営となると思います。

そちらも合わせてご希望、ご相談のある方はいつでもご連絡ください。

アンティークもドキドキとトキメキながら見つけたり扱ったりしますが、レトロ建築も同じです。

不動産もやはりレトロ建築が大好きです。

ロンドンに行くとほとんど全ての建物がレトロ建築ですので、とても気持ちが良く、落ち着きます。

使う物やインテリアなども全てアンティーク、住む家もアンティーク。

これが一番の僕の理想です。

心底昔の物が好きなんですね。

なので本当は車も全てアンティークにしたいところですが、故障してイベントに穴を開けることがあると大変ですので、そこだけは諦めています。

ただ一台はレトロな車を乗っていますが。(レトロと呼ぶ雰囲気の車ではありませんが40年以上前の車です)

自分自身も2月で52歳になりますのでビンテージになりました。

100年のアンティークまではまだまだ遠いですが、昔は人生50年と言われていましたので、それを過ぎた事となりますね。

まねきねこは創業29年。

そして52歳。

人生の半分以上をまねきねこと共に歩んでこれて、とても幸せです。

古着屋でゼロからスタートして、1960年から70年代のファッションが好きになり、そしてどんどん昔の物が好きになって、和骨董から西洋骨董へ。

そしてアンティークジュエリーとドールの大好きな二つのアイテムへと自然の流れで辿り着きました。

西宮でずっとしていくつもりが、神戸の洋館との出会い、ご縁で神戸へ移転。

それからは昔の建築物との出会いが続き、御縁が広がりました。

そして今回は和建築の古民家。

和、洋共に昔の物は大好きですので、この広がりはとても嬉しい事です。

まだネットでは公開できませんが、ご来店時などで写真をお見せすることは可能ですので、興味のある方は遠慮なくお話しくださいね。

同じ価値観の方とお話し出来る事は嬉しい事ですので。

改めて、来年のまねきねこでの目標は。

①全ての商品をネット、ウェブサイトで表記、販売する、ホームページの充実。

②神戸店、洋館店の営業日、イベントの増加。

そしてもちろんですが、皆さんが喜んで頂ける品揃え。

皆さんが楽しくなるお店作り。

品揃えも価格も、皆さんに喜んでもらえる店、いつでも楽しい、アンティークまねきねことなる事。

これこそが一番の目標です。

これは創業以来、ずっと思いながら、全くブレずに歩んで来た方針です。

どんな時もそれを忘れずに、そしていつも考えながら、頑張って行きたいと思います。

どうすれば皆さんが喜んでくれるのかを、想像する事はとても楽しい作業です。

今でも様々なアイデアが頭に浮かんできます。

頭の中で想像力をフルに動かす作業はとても気持ちが良くなります。

2019年も皆さまにとって素晴らしい1年となります事を心から願っています。

来年の事を言うと鬼が笑うというのは出まかせらしいですよ…

自分だけ成功するようにとの、心の狭い考えの人が出した嘘の情報らしいです。

いち早く来年の事を考えたり、目標を立てたりする事は幸運の近道です。

今年のイベントは神戸店クリスマスセール、梅田阪神百貨店の時代フェア。

神戸店クリスマスセールの際は、価格表示したドールも更にお値打ちに変更します。

このイベントで2018年のまねきねこは終了となります。

2019年は東京の骨董ジャンボリーがスタートとなります。

そして神戸店セールです。

詳しい内容はまたこちらで発表いたしますが、長い日程で皆さんと楽しくお会い出来ますのを今から楽しみにしています。

そして終わり良ければ全て良しですので、12月のイベントをまずは全力で頑張りたいと思います。

お時間がありましたら神戸、大阪のイベントへお越しください。

心からご来店をお待ちしています。


31日の大晦日はまた除夜の鐘を鳴らしに行こうと思っています。

紅白を観て、終えた後に近所のお寺へ向かいます。

今年も炊き出しがあるのかは分かりませんが、鐘だけでも打たせてもらえれば嬉しいです。

様々な思いを込めてチラカいっぱい鐘を鳴らして、2018年の感謝と2019年への挨拶をしたいと思います。

2018年は、本当に皆さんにお世話になりました。

そして先日の名古屋骨董祭では、連日、本当に沢山の方がお越し頂いて素晴らしいフェアとなりました。

今回は新規の方との新たな出会いも多く、まだまだアンティークが大好きな方との素晴らしい出会いが待っていてくれる事を心から嬉しく思いました。

テントの骨組みで展開したシャンデリアも10個以上ありましたが、ほとんどお嫁に行きましたし、この展示方法を業者の方が関心して、褒めてくれました。

次では同じような展示が増えているかもですね。

また同じ展示方法になるかは未定ですが、面白かったです。

名古屋でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

次回は5月2、3、4日に開催されますので、どうぞよろしくお願いします。

12月30日までイベントがありますので、最後の最後まで、感謝しながら皆さんと2018年を楽しみたいと思います。

今年は優勝を逃したアンティークまねきねこキャッツの優勝を来年こそはと誓う店長でした。


2018年は新メンバーがかなり増えて、最年少の19歳のイケメンシェフとの出会いもありました。

イタリアン専門ですので、またもしかしたらイタリア料理が洋館で披露されることがあるかも知れません。

もちろん洋館フェアでは沖縄帰りのシェフを待っていますが、戻る間だけでも出来れば良いなぁと思っています。

19歳イケメンシェフは神戸オリエンタルホテルレストランで頑張っていますので是非お立ち寄りください。

僕もまだ行った事がないので食べに行きたいと思います。

彼は野球でもアグレッシブなプレーで若さ溢れるスタイルです。

性格も優しくて礼儀正しく素晴らしい若者です。

他にも21歳のイケメン、20代後半の素晴らしいプレーヤー、40代のベテランなど良い出会いがありました。

この新戦力をまとめあげて良いチームにしたいと思います。

今年は店長も絶好調で打率は480、投げても完封勝利をあげたりと充実な一年でした。

来年は投手としても打者としても大車輪で頑張りたいと思います。

もちろんメンバーが多い日は若手に任せて監督に専念しますが、足らない場合はフル回転します。

今後はますます寒くなり、冬本番となりますので、風邪やインフルエンザに気をつけてお過ごしくださいね。

睡眠、食事をリズム良く過ごして下さい。

皆さんの健康、幸福を心から願っています。











2018年11月18日
皆さんお元気でしょうか?
今はロンドンに来ています。
こちらは寒さも穏やかで、日本とそんなに変わりない気候です。
街はクリスマスのイルミネーションで飾られて華やかなムードになっています。

前回の日記に書きましたが、今回から25年ぶりにホテルを変わりました。
3度目の南京虫事件での被害で大変な思いをしましたが、大変な事の後には良い事があると言う、美輪明宏さんが提唱している、正に正負の法則のような素晴らしい出会いでした。

チェックインの時はタクシーの運転手も知らない場所で一緒に探しましたが、角地に建ち、曲線が美しく、19世紀末のステキなホテルでした。
前回宿泊したゴアホテルのような豪華絢爛ではないですが、僕にピッタリのホテルです。

到着して大きなカバンを首からぶら下げて、大きなトランクを二台抱えて入ろうしたら、ロックがかかっていたのでインターホンを押そうとすると宿泊客の若い女性がたまたま出かけるところで、急いで開けてくれました。

幸先の良いスタートです。

フロントの方も親切で丁寧に施設の説明をしてくれました。

右側にある大きなロビーというかリビングのようなくつろげるスペースが目に入りました。
そこにビリヤード台もあります。

そこで若い子達がくつろいでいました。

小さなエレベーターに乗ると、口コミに書いていた通り、今にも止まりそうで、スローなエレベーターでした。

でも大荷物の僕にはとても嬉しい設備です。

スタンレーハウスホテルでは予約時に必ずグラウンドフロアのお部屋を半年前から予約入れないと、階段なので大変な事になります。

皆さんで来た、買い付け旅行では4階と5階の人がいて、トランクの上げ下げで大変でした…

今回の部屋は6階でしたが、こちらはグラウンドフロアが1階で、2階が1階となりますので、実際は7階です。

眺望は最高です。

写真は部屋から見えたサンセットです。

鍵はカード式で部屋もホテルの外もこれで解錠できますので、いつでも自分で入れるし、不特定多数の人がホテルにも入れません。

セキュリティは完全ですね。

大きなホテルは誰が宿泊客で誰が部外の人か分かりません。

部屋に入ると広さもそこそこですし、大きなトランクも広げて置けます。

豪華な家具があるゴアホテルよりも広いかもです。

そしてクローゼットにも南京錠があれば鍵がかけられるようになっています。

これもアンティークを扱う僕には最高の設備です。

人形、ジュエリーを入れてカギをかけて外出できます。

バスタブは無くシャワーですが、スタンレーハウスの古いシャワーではなく、水圧は低いですが、温度調整は良好でとても綺麗です。

ソファもあり、出窓になっているので撮影もできます。

そしてインターネットのWi-Fi環境も最高です。

以前は繋がらない時間帯があったりしましたが、全く問題なしです。

電気ポットもあり、美味しいお菓子とたくさんのコーヒーセットも置いていて飲み放題です。

部屋はとにかく使い勝手が良く、とても整備されています。

これこそが洗練されているというのでしょうね。

南京虫の気配もありません…

そしてロビー横の中庭を見に行くと、何かがピョンピョン跳ねていました。

大きなリスが走り回っていたのです。

大きな木があり、椅子なども置いていてとてもステキな中庭です。

ここで人形の撮影も出来そうです。

そして環境ですが、ノッテングヒル駅まで徒歩3分、ポートベローロードはホテルから見えているほど近くです。

大きなスーパーテスコも近く、コンビニ、両替所、マクドナルド、ケンタッキー、日本食テイクアウト店、薬局、古着屋さん、映画ノッテングヒルの恋人のモデルの古本屋さん、ケバブレストラン、イタリアン、日本食レストランもすぐ近く、そして白鳥のいる公園も徒歩圏内です。

周りに美術館と劇場と公園以外は何にも無い豪華絢爛のゴアホテルとは大違いですね。

ロケーションは最高です。

日曜のドールショウへも歩いて行けます。

土曜日のポートベローも徒歩10分以内で行けました。

トイレと食事でホテルへ戻りましたが本当に便利です。

昔からポートベローはトイレ問題がありましたので。

朝ごはんはバイキング方式ですが、レストランも広く、沢山の人が食事できますし、良いソファや椅子で快適です。

内容も温かいイングリッシュブレックファーストが食べ放題です。

目玉焼き、ベーコン、ハム、ソーセージ、豆、焼きトマト、多種類のシリアル、アーモンドクロワッサンなど多種類のパン、美味しいチーズも多種類、サラダ、フルーツケーキ、メロン、ヨーグルト、フルーツ類、コーヒー、紅茶、ジュースなど豊富なメニューでした。

これで無料…

時間も長く平日は7時から9時、土曜日は8時から10時。日曜は8時から11時まで食べられます。
朝も食べて昼前も食べている学生がいました(^ ^)

日本と違いチケット不要なので大丈夫です。

これでスタンレーハウスホテルよりも少し高いだけ、ゴアホテルに比べれば3分の1以下の価格です。

不動産王にその話をすると、いつも車で通る1本中の道で知らなかったので穴場ですね!

そのあたりはかなり高級住宅地で僕も買えないほどの高価な地域です。との事でした。

ホテルも経営されていますが太刀打ち出来ない!と話してました。

昔に一度だけ宿泊した事がありますが…

前のビクトリアのホテルは大通りに面していましたので時々酔っ払いの大声やパトカー、救急車などの騒音はありましたが、ここは本当に静かです。

部屋良し、環境良し、設備良し、価格良しと言うこと無しです。

南京虫さんのお陰で素晴らしい出会いが待っていてくれました。

長年過ごして来たビクトリア駅周辺との別れは辛かったですが、ノッテングヒル駅も近いのでいつでも訪ねていけます。

次回の買い付け予定日も予約しました。

これからはここでずっと過ごしたいと思います。

これ以上の場所は無いと思います。

アンティーク好きにとっては聖地のような場所です。

ホテルからすぐのポートベローロードにはビンテージショップ、アンティークショップの常設店も多く並んでいます。

ポートベローはアンティークで有名なのは土曜日ですが、実は毎日開いています

お土産屋さん、そして少し歩きますがアーケードのあたりまで行くと露天が沢山出ていて古着や雑貨を並べています。

毎日楽しめますね。

ここなら以前皆さんと来たアンティーク買い付け旅行も快適に過ごせますね。

とても楽しかったので、また開催して欲しい!と皆さんに言われていますが、飛行機チケットの高騰、燃油代の高騰、テロなど様々な問題でもう難しいと話していました。

また再考してみたいと思います。

話が進みましたらこちらでご紹介しますね。

本当に素晴らしい本拠地との出会い。

南京虫さえなければ…とずっと悩んでいた問題がここまで改善、むしろ飛躍出来るとは思ってもみませんでした。

こんなに素晴らしい場所があるならもっと前から知りたかったと思うほどです。


経費もタクシー代がかなり節約出来ます。

地下鉄が近いのでどこへでも地下鉄で行けます。

タクシーもホテルの前では難しいですが、少し歩くといくらでも通ります。

やはり旅立つ事は必要なんですね。

ずっと慣れ親しんだ場所ばかりにいないで、たまには冒険したり、外の世界を見ないといけないと言うことですね。

それもこれも南京虫さんのおかげですが。

良い事も悪い事も全ての出来事には意味があり、無駄は一切無いといいますが、本当にそうですね。

明日の世界一のドールショウも楽しみです。

きっと素敵な出会いが待っていてくれると思います。

Wi-Fi環境は最高でアップもできると思いますので、楽しみにしていてくださいね。

今回は1人での買い付けなので、もし中庭で撮影するなら、日本人のおじさんが1人で人形の写真を撮っている!怪しい!とこちらの人はびっくりするかもですね。

沢山の人がいれば憩いの邪魔になるので中庭では出来ませんが、部屋でも出窓やソファで綺麗に出来ると思いますので頑張って撮影します

でも出来るなら中庭でリスと一緒に撮影したいと思います。

そしてアップも頑張りますが帰国後には24日の土曜日に神戸店を営業します。

是非ご来店ください。

来てびっくり価格にてセールも開催しますよ。

先日の神戸店フェアも沢山の方が来ていただきました。

本当にありがとうございます。


そのあとは名古屋骨董祭で披露出来ます。

今回も名古屋では広いスペースを生かした展示を考えています。

小さめのテントを持って行き、先日沢山入荷したシャンデリア、レースを全て持って行くつもりです。

テントの骨組みだけを立てて、シャンデリア、レースを沢山ぶら下げます。

どんな陳列になるか楽しみです。

そしていつものようにアンティークジュエリー、ドール、テディベア、雑貨などまねきねこのアンティークを大きな車に積み込んで全て連れて行きます。

名古屋の方は楽しみにしていてくださいね。

価格も来てびっくり価格にてお値打ちにしますので。

今年最後の骨董フェアですので素晴らしい時間にしたいと思います。

それでは皆さん、引き続き買い付けは頑張りますので、楽しみにお待ちくださいね。

寒暖差の激しい日が続きますので体調管理だけは気をつけてお過しください。

皆さんと元気にお会い出来ますのを楽しみにしています。

時差ボケで深夜2時から起きている店長でした。

最近は時差ボケを全く気にしないで過ごしています。

以前は頑張って寝ないと!とか焦っていましたが、今は逆に時差ボケのまま帰国した方が時差ボケにならない、と思っています。

のんびり思考ですね。

そのおけげでこちらの店長日記も書けましたし。

8時の食事まで本を読んだり、音楽を聞いたり、アマゾンビデオで映画を観たりして過ごしたいと思います。

日本のテレビも観れる方法があるんですよ。

パナソニックのディーガというDVDでは外出先で、録画したビデオや、現在放映中のテレビがiPad などで視聴出来るのでとても便利です。

Wi-Fi環境があれば鬼に金棒ですね。

日本のニュースも欠かさずみていますし、新聞も電子新聞でよんでいます。

目が覚めたら起きて、眠たくなれば寝る。

外出などで眠れない場合は我慢して頑張る。

これで良いと思います。

我慢すればするほど熟睡が待っていますので。


それではまた。
2018年10月30日
皆さんお元気でしょうか?

季節もすっかり秋になり、朝晩の冷え込みは冬の足音のように確実に近くなっていますね。

前回の日記が9月でしたけけど、あれから買い付け、イベントと激流のような日々を過ごしました。

している最中はその流れを精一杯受けとめながら過ごしているのですが、終わってみると、何事も無かったかのように、静かに過ごせています。

すぐに忘れてしまうのが人間の良いところだ、と哲学者の方が新聞で書いていましたが、本当にそう思います。

ステキな思い出だけを残して、シンドイ事や大変だった事は忘れてしまう。

そのように過ごして行きたいと思います。

昔の映画、バーブラストライザントの追憶の歌詞のように…


10月の買い付けではハプニング有リ、そして怪我の巧妙も有りと波乱万丈の買い付けとなりました。

まず、はじめての深夜便で、早朝にロンドンに到着しました。

意外と疲れも無く、今まで通りの早朝に出発して夕方に到着の方がいつも疲労感がありました。

朝6時にロンドンへ到着してすぐにホテルへ移動してトランクなどの大荷物を部屋に入れて、ホテルの美味しい朝食を食べてから、すぐに蚤の市のバーモンジーマーケットへ。

昔のように1000件以上出店のマーケットなら到着が遅すぎますが、今は30件ほどの規模でノンビリしていて9時の到着でも問題ありません。

ただ、今回は時間が遅いのもあるかもですが、以前よりも件数が増えていました。

40件ほどになっていますので、このまま少しずつでも賑わいを取り戻して欲しいです。

ステキな出会いもあり、そのままアンティークマーケットへ移動。

その時点でも11時でした。

不動産王の方に食事を招待していただき、美味しいランチを食べてからマーケット巡り。

そして郊外のアンティークマーケットへも出向きステキな出会いも有り、無事に一日が終わりました。

朝到着も良いなぁと思いながら夜はグッスリと休みました…が。

夜中の3時ごろ、首の後ろが痒くなり目が覚めました。

実は前回の5月の買い付けで、南京虫に噛まれて大変なことになっていました。

部屋を3回変わりようやく大丈夫となりましたが、背中から首までかなりの被害を受けて痒さとの戦いの日々を過ごしましたし、帰国後にはスタッフも症状が出て大変でした。

約30年近く渡英していて、100回以上来ていますが15年ほど前にも一度被害にあった事があります。

その時は一度部屋を変われば大丈夫でしたが、5月の時は変わっても変わっても南京虫がいました。

今回は10月でかなり冷えてくる時期なので大丈夫だと安心して眠っていたところ、深夜の痒みに飛び起きて、枕を見ると、米粒大ほどの大きな南京虫がいました。

すぐに採取して、フロントへ行き、事情を説明しましたが、新しい若い担当者でしたのでイマイチピンと来ず、とにかく朝8時ごろには馴染みのロイドがくるからその時にお話しをとなり、部屋へ戻りました。

30年近くロンドンでは定住場所として慣れ親しんだホテル。

治安も良く、大きなスーパーもあり、中華も、カレーも、ステーキも、トルコ料理も美味しい店があり、いつも掘り出しものの古着が見つかるホスピスへの寄付のリサイクルショップも数件あり、ロイヤルホールの大きなアンティークフェアへも徒歩で行け、ビクトリア駅も歩いてすぐ、日本食の店もあるし、とにかく便利でステキなところです。

そしてホテルも、みんな親切で顔馴染み、

朝ごはんは最高に美味しいイングリッシュブレックファーストで、熱々の美味しい料理がおかわり自由で沢山頂けます。

一生ここでお世話になると決めていたホテル。

買い付け旅行でも皆さんと楽しく宿泊しましたし、豪華では無いけど家みたいで、ずっと住みたい!と話されている方もいました。(古すぎて綺麗では無いので嫌だと言う人もいましたが…)

ただ築300年以上の昔の貴族の大きな建物を間借りして、ホテルや学校、様々なテナントが入っている建物なのですが、やはり古いので、そのような虫もいるのだと思います。

南京虫に噛まれた事のある人はわかると思いますが、噛まれると蚊に噛まれた跡よりも15倍ほどの大きな腫れが出ます。

それもカチカチです…

そして痒さも蚊の10倍ほどかゆいです…

そして今回で3度目、それも寒い時期に初めて噛まれました…

3度目の正直だと思い、そのまま起きて違うホテルの手配をネットで探しました。

この地域が好きなので色々と探しましたがビクトリア駅周辺では中々良いところが無く、駅にもう少し近いところで1件見つかって予約を入れました。

そしてそのまま早朝にポートベローへ向かう前に、全ての荷物を整理して預ける場所へ持って行き、部屋を空けて鍵を返却しました。

ポートベローへ行き痒みと戦いながら、素晴らしい出会いを求めて頑張りました。
良い出会があった瞬間は痒さも忘れますが…

そして昼ごろにホテルへ戻り、代表も来ていて、僕の顔を見るなり、ソーリーと謝りながら、1階の大きな部屋34号室を空けて待ってたからそこへどうぞ!と鍵を差し出して来ましたけど、僕は、悪いけど、この痒みは尋常じゃないので、もう違うホテルを手配したよ。と言いました。

代表はただ謝るだけでしたけど、本当に苦渋の決断でした。

寂しさと無念の思いでいっぱいでしたが、南京虫の被害だけは二度とあいたくないのでどうしようもありません。

今までのお礼を伝えて、握手をして別れました。

別れの涙では無いですが雨がずっと降り続く日でした。

そして新たに手配したホテルへ荷物を移動しに行きました。

フロントの応対は良かったのですが、階段がとても狭く、部屋への移動も困難なホテルでした。

身体一つで宿泊するなら問題ないホテルですが、大荷物の僕には不向きな感じでした。

チェックインまでは部屋には入れないと言うので荷物を置かせて欲しいと言うと、地下の食堂へと言われましたが、すごく狭い階段で大変でしたし、持って行くとそこは本当に食堂しかなく、テーブルの隙間に荷物を置きました。

チェックインの15時まで時間があるので荷物を預けてとりあえずホテルを出て雨の中ビクトリア駅に向かい、カフェで休憩しながら、またネットでホテルを探しました。


するとゴアホテルという素晴らしいホテルが、今日から3泊なら格安で宿泊出来るとの情報を得ました。

通常は1泊200ポンドから500ポンドですので、1人約3万円から8万円です。

それが100ポンド以下で宿泊出来るという事でした。

ロケーションは良く、隣はロイヤルアルバートホール。
北側にはケンジントンガーデンがあり、大きな公園で白鳥が泳いでいる池もあります。

そしてハロッズまでも徒歩圏、ドールショー会場にも徒歩圏、明日開催のホテルフェアのレンブラントホテルへも徒歩圏なので、明日からの予定は全て歩いて行けます。

自然史博物館へも徒歩5分。

すぐに決断してそこを予約して、さっき荷物を置いたホテルはネットからキャンセルをしました。

チェックインまでにキャンセルすると僅かの手数料で済みます。

日本なら当日キャンセルだとその日の分は100パーセント払わないといけません。

ロンドンでは事情が違うんですね。

そして急いでタクシーを捕まえて、ホテルへ行き、また荷物を狭い階段通路で地下の食堂から運び、タクシーへ積み込んでゴアホテルへ向かいました。

フロントの方はまだキャンセルした事を把握していなく、不思議な顔をしていましたので、事情を説明すると納得されました。

ゴアホテルへ到着するとチェックインまではまだ1時間以上もありますが何にも言わずにポーターが荷物をエレベーターで部屋まで運んでくれてすぐに部屋へ入れてくれました。

ただフロントでは、ほんの30分前にネットで予約したばかりなので把握していなく、予約してから到着のスピードの速さにビックリされていました。

ロビーもフロントも全て素晴らしい作りで、創業1890年の伝統と格式があり、本当に素晴らしいホテルでした。

さらに詳しく調べると、1階のバーは、ローリングストーンズがアルバムのジャケット撮影で使用されて有名な場所だと言う事でした。

ミックジャガーが訪れたホテル…

ロビーも豪華、階段も素晴らしく、ここで人形の撮影をしよう!と思いました。

南京虫で大変な思いをして、辛い別れ、ホテルとの決別など、様々なことはありましたけど、その傷を癒してくれるほどの素晴らしいホテルでした。

窓からの景色も素晴らしく、前の通りはクィーンズゲートと言う通りで、有名な場所です。

早速、荷物を整理して周辺散策に出かけました。

サウスケンジントン駅まで15分程歩くと行けました。

懐かしい場所です。

20年程前には、駅近くのオークション、クリスティーズでドールオークションが年に数回開催されていました。

そこで初めてオークションでジュモートリステを落札しました。

大きな子で16号でしたがとても可愛く、今でもその感動と興奮を覚えています。

すぐ近くのスーツケース専門店で、大きなトランクを購入して連れて帰りましたが、そのお店もそのままありましたし、大きなスーツケースも同じのをまだ販売していました。

練り歩いた結果やはりスーパーは遠くに来てもありません。

コンビニも離れています。

ビクトリアではホテルの周りにコンビニは3軒。

24時間営業は1軒。

大きなスーパーは3軒。

薬局は3軒と何でも揃っています。

ゴアホテルは、ロケーションは最高でホテルの作りも最高なのですが、周りには劇場と博物館と公園です。

レストランもホテルのレストランだけで外には何にもありません。

大きな王侯貴族の建物ばかりがあり、いわゆる繁華街はかなり遠い場所にあります。

ビクトリア周辺とは全く違う、博物館や劇場などを主とする、観光客向けのホテルです。

ただ、明日の予定は全て徒歩で移動できて便利だからと選びましたが、ここまで何にも無いとは予想外でした。

やはり僕のようにビジネスで来るには全く向いてないホテルです。

そこで次回以降の定住できるホテル探しを一から始めました。

今回はここでお世話になりますが、今日はたまたま安く取れましたし、通常の価格だと経費もかかりすぎです。

今までのホテルは1人50ポンドと7000円程です。

ですのでどれだけ便利だとしてもこのホテルでは定住宿にするには難しい場所です。

そして時間をかけて様々な入り方で見つけ出したのが、ノッティングヒルの近くの築150年程のホテルです。

古い建物ですが超スローな動きのエレベーターもあるらしいですし(大荷物なのでスローでも何でも大助かり)、荷物運びも楽で、広いロビー、ビリヤード台、中庭もあり、一人で宿泊する方も多く、朝食もバイキング形式で美味しいとの事です。

料金もゴアホテルとは違い、通常でも100ポンド以下です。

なんと言ってもロンドン最大の蚤の市、ポートベローまで徒歩5分ほどの最高の立地です。

いつも朝5時から行きますので疲れて一度ホテルへ戻ってまた遊びにも行けますし、ポートベローは公衆トイレも遠くて不便なので、ホテルへ戻って行けます。

閑静な住宅街なので治安も問題ありません。

ノッティングヒルゲートと言う駅周辺にはスーパーもありますし、便利な場所だと思います。

早速次回の11月の買い付け時の予約を入れました。

ただどれだけ口コミ評価が高くても実際に行ってみないとわかりませんので、11月の時にその通りのホテルなのかどうかを体験するしかありません。

一つ心配なのは、住宅街なのでタクシーが来るかどうかです。

早朝に出かけることが多いのでタクシーでないといけない場所があります。

ビクトリアのホテルでは大きな通りに必ずタクシーが来ますし、万が一いない場合でも駅に行けば必ずとまっています。

ゴアホテルではフロントでボタンを押すとタクシーがすぐに来ます。

そこだけが不安ですが、ノッティングヒルゲート駅の方まで歩けば大きな通りがあるのでそこで捕まえる方法もあります。

しばらくは落ち着かない状態が続きますが、これを機に様々なホテルへ宿泊して楽しむというのも良いかなとも思います。

100回以上も同じホテルで過ごして来ましたので、様々な場所へ移動して色んなロンドンを感じるのも面白いかもしれません。

大体ロンドンの地図は把握していますし、地域や道もほぼ覚えています。

自分の別宅のように好きだったホテルを離れる寂しさはありますが、これも自然の流れとして前を向いて歩くしかありません。

今回連れて行ったスタッフはある意味ラッキーだったと思います。

素晴らしいホテルへ行けましたし、初めてロイヤルアルバートホールへ観劇も果たしました。

それも直前のチケット手配で良い席に空きが出ていて安く確保できました。

素晴らしいオーケストラなどの演奏と歌など、素晴らしいひと時も過ごせました。

ただやはり忙しい時間を過ごしましたので、3日間の滞在中に自然史博物館や白鳥の公園などは行く時間はありませんでした。

観劇の夜は翌日に帰国だったので梱包を終えてから行くつもりが、結局開演時間までに終わらず、途中でやめて歩いて3分の劇場へ駆け込みました。

そして終えたのは21時すぎでしたので、ホテルへ戻ってから梱包を終えるのは深夜までかかりました。

ホテルでは最後の最後までスタッフも優しく最高の気分でホテルを後にして空港へ向かいました。

いつもならホテルからタクシーへの大荷物は自分で全て運んでいましたけど、今回は若いポーターが全て運んでくれていて、チェックアウトを終えた頃には大荷物は全てタクシーに詰め込んでくれていました。

もちろんチップは要りますが、重たい荷物をホテル外の階段を降りて運ぶのは大変です。

ゴアホテルは本当に最高のホテルでしたが朝ごはんはダメでした…

高級な食材は多いのですが、全て冷たい食べ物でした。

スモークサーモン、沢山の種類のチーズ、サラダ、パン、デザートなど高級なものばかりですが、全て冷たく朝食べても体温が上がりません。

ビクトリアのホテルでは熱々のベーコンエッグ、豆、トースト、コーヒー…

高級な食材はありませんが、温かい食事が美味しいですし、ビクトリアは無料。

ゴアホテルはびっくりするほど高い料金が追加料金で要ります。

それならどこかのカフェで食べた方が良いですが、近くにカフェもありません…

そこだけが残念な所でした。

でもスタッフ、ホテルそのものは本当に最高でした。


今回は帰国して終わりではなく、早朝に帰国してそのまま梅田阪急英国フェアの準備に行かなくてはなりません。

朝9時の便でヒースロー空港を出て、早朝5時に東京へ着いて、大阪へ移動して無事に8時頃に到着して梅田阪急へは9時前には到着しました。

ただトランクが多いし重くてスタッフと運ぶのが大変でした。

でも無事に準備もできて開店にも間に合いました。

様々な事が起こり、いつもとは違う買い付けとなりましたが、こうして全て無事に終えたことは、本当に感謝ですし、目に見えないものにも導かれたような気がします。

そしてどんな事が起きても常に冷静に、落ち着いて対処すれば道は開けます。

今回も素晴らしい経験になりました。

またすぐ11月に渡英ですが、今回はいつものように1人です。

初めて宿泊するホテルはどんな所なのか、またこちらでご報告致しますね。

様々な思い出が詰まったスタンレーハウスホテル。

南京虫は嫌ですが、本当に素敵な思い出が数え切れないほどありますし、今までお世話になった皆さんには感謝しかありません。

ただ一つ気になるのは、こちらでも紹介した、不思議でステキな女性が去年から姿を見れなくなりました。

いつも食堂の一番手前の席に座り、いつも笑顔で挨拶をしてくれて会話を交わしていた女性。

僕にしか見えていない座敷わらしのような存在でした。

ここ15年ほど、いつ渡英しても必ずそこにいました。

彼女が見えなくなって、縁が無くなってしまったのかも…とも思います。

いつも素晴らしい笑顔で入口に座り、食堂のどこへ座っても視線が会い、本当に素敵な方でした。

どこかで元気でいてくれれば嬉しいです。

今回の南京虫事件を不動産王の人にも話しましたら、ロンドンは温暖化の影響でかなり気温が高いからそれも影響しているのかもしれない…と話されていましたが、ところで南京虫に噛まれた経験はありますか?と聞くと全くないとの事でした…

ロンドンに住んで半世紀程の方でも一度も噛まれていなくて、28年ほど渡英して年に数日過ごす僕は三回も噛まれる…

その方が住んでいる家はジョージアン、約200年程経っています。

僕は南京虫に好かれてしまったのカモですね。

ただゴアホテルではもちろんですが全く気配も感じませんでした。

リネンもフワフワで気持ち良かったです。

でも終わってみれば寂しさと次回の不安と期待とが入り混じっています。

きっと上手く行くとは思いますが。

僕はどこでも生きていける程の、開き直りの精神力は持っていますので何とかなると思います。

どんな時でも常に前向きに過ごすことですね。

どんなに大変な時でも、少しぐらい明るい材料はどこかにあるはずです。

それを見つけて過ごすのか、嘆いて文句を言って終えるのかだと思います。

でも僕には必ず救世主が登場してくれますので、自分1人で全て解決して来た訳でもないとも思っています。

現に今はスタッフにも本当に恵まれていますし、いつも助けてもらっています。

お客様で前世が見える人がいまして、その方がおっしゃるには、3人のスタッフの2人は前世では僕のお姉さんらしいです。

一番年下のスタッフは妹らしいです。

最近加入したスタッフの事はまだ聞けていないので、また聞いてみたいと思います。

でもこの流れだと兄妹姉でしょうね。

なのでワガママな僕の言うことを優しく聞いてくれているのだと思います。


梅田阪急英国フェアでは連日沢山の方がお越し頂いて素晴らしいイベントとなりました。

本当に毎日大忙しでしたので、時差ボケになる暇も無かったです。

本当にありがとうございます。

そして洋館アンティークフェアでも本当に素敵な時間を過ごせました。

今回からフレンチコースがなくなり、昔のフェアに戻りましたけど、いい感じのフェアとなりました。

初めての方も多く、建物とアンティークをとても喜んで頂きました。

趣向を変えた演奏会でも皆さん楽しんで聴いて頂きましたし、僕の歌もほぼ毎回歌えましたし、聞いてもらえました。

ピアニストのともこさんは、僕の独断で決めた選曲のメロディを見事に演奏してくれました。

ともこさんは、ほぼ知らない曲ばかりでしたが、素晴らしい演奏でした。

彼女も姉妹の1人でしょうね。

本当にいつも楽しく喜んで弾いてくれていますので、最高のご縁だと思っています。

次回は来年の5月に予定ですので、その時までにまた曲を選んで、皆さんに楽しんで頂けるフェアにしたいと思います。

昔はバイオリンの方が来たり、声楽の歌手、ギターの演奏の人が来てくれたり、様々なセッションも生まれました。

皆さんの中でも、演奏会で披露してみたい!と言う方がいましたら遠慮なくご連絡ください。

いつでも大歓迎致します。

プログラムを作成した事もありました。

次回には久しぶりに演奏会のプログラムも作成したいと思います。


洋館店の先住のロシア人のチルンさんは音楽家でした。

そのチルンさんが大切にしていたピアノ。

そのピアノこそがこの洋館の主人のような存在です。

150年前のピアノは、僕が最初に洋館を訪れたとき、チョークの線が引かれていて、バラバラに裁断されて二階から捨てられる運命が迫っていて、リフォーム寸前で破談になり、僕へ縁が来た洋館。

そしてあと二日でピアノは予定通りバラバラにされる予定の前に僕がこれは全て必要です、直して使いますので置いておいてください!と言って残ったピアノ。

全てチルンさんが引き寄せてくれたご縁だと思っています。

ですのであのピアノで演奏会をしたり聞いたりすると本当に幸せになれる気がします。

今回も音が出ない場所が見つかり、職人さんが直前に直してくれました。

ずっとずっと、ステキなメロディを奏でてもらえるように大切にしていきたいと思います。

まだ来られた事のない方は、是非一度聞きに来て下さい。

アンティークを買わなくても、演奏会だけでも来て頂ければ嬉しいですし、文化財でもある、建物、建築を観て頂くだけでも嬉しいです。

文化庁の方にも、1人でも多くの人に歴史的建造物を見せて欲しいと頼まれています。

非日常の昔のままの空間、素敵な時間を過ごして頂ければと思います。

今回も秋の虫の音とピアノの音だけのゆったりとした時間を過ごせました。

今回が初めての試みの美味しいケーキセットも好評でした。

本当に美味しい一流のケーキなんですよ。

残った分はみんなで美味しく頂きましたのでまた楽しみが増えました。

洋館フェアでお世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

そして昨日まで開催の京都アンティークフェアでも、連日の超満員で本当に日本一のアンティークフェアだなと思いました。

3日間素晴らしい時間を過ごせました。

そして美味しい差し入れなども頂き、毎日美味しい三昧もさせて頂きました。

アンティークへのご縁もジュエリー、ドール共に沢山の出会いをつなげる事が出来ました。

本当にありがとうございます。

次はいよいよ買い付け直前セールです。

今回は11月10日の神戸店セールよりも一足早く、サイトでのセールを開催致します。

予定よりも早くセール価格を掲載する事ができるかもしれませんので、気になるアンティークがありましたらチェックしていて下さいね。

できるだけ早くセール価格表記をしたいと思います。

楽しみにお待ちください。

それでは皆さん、これからドンドン寒くなって来ますので、寒暖の差で体調を崩さないように気をつけてくださいね。

冷えは1番身体に良くないですので。

水曜から日本シリーズ観戦に福岡へ行く店長でした。



先日福岡大丸の時に3連線を観戦した友人と一緒に観に行きます。

そして美味しかったトンコツラーメンも食べに行きます。

本当は明日から行きたかったのですが、水曜日の朝に野球の試合がありますので、それを終えてから福岡へ行きます。

前回は僕が行って3連勝でしたが、今回はどうなるでしょうか…

勝率の良い僕のパワーで何とか勝ってもらえるように楽しんで来ます。

今年はホークスは元々シーズンで優勝していないので、日本シリーズ観戦はありえない状況でしたけど、本来なら去年優勝したホークスとカープのシリーズが、去年はカープがベイスターズにクライマックスで敗れ、この対決は実現しませんでした。

いわゆる仕切りなおしのような対戦です。

カープの試合は生まれて初めての観戦となりますので、熱狂的なカープファン、カープ女子を見るのも楽しみの一つです。

一緒に観戦する友人も北九州出身で僕も親が福岡出身です。

その期間中か帰って来る金曜日にはセールをスタートしたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。

早期開催決定のお知らせも必ず致しますね。

それではまた。



2018年09月22日
皆さんお元気でしょうか?

夏が終わりそうと思っていたら、あっと言う間に秋になりました。

本当に毎年スピードが上がる感じがします。

毎日大切に過ごしていても早いのでビックリします。

前回の日記から、台風や豪雨、地震など、災害で大変な日本でした。

災害の多い国、日本だと分かっていても、毎回大変な思いをします。

洋館店は、台風、豪雨共に、夜中に避難勧告、そして避難指示がでました。

台風では、神戸に直撃でしたので、凄い風でしたけど、山が裏側にあり、吹き抜けないので、風は軽減される気がします。

100年前の窓ガラスが、割れずにそのまま残っていますので、台風には強い家なのかなと思います。

ただ豪雨は、山がすぐですので、影響は受けやすいです。

玄関の土の道のサイドに、湧き水が出ていて、サワガニが住んでいるのですが、今回は雨量が凄すぎて、雨が上がっても歩く中央に水たまりが出来て、晴れた日にもどんどん水が増えて来ていました。

この状況は引っ越して15年近くになりますが、今回が初めてです。

そして大工さんと一緒にサワガニがいる奥のサイドと、玄関側の溝にかけて、新たな水流を作って水の流れを生み出しました。

すると道の真ん中に溜まっていた水が引き、土の道がようやく乾きました。

自然の道ですが想定以上の雨量だったことを物語っています。

湧き水は凄くて、道の真ん中に溝のように流れを作ったのですが、水たまりが引いても、どんどん流れてきます。

正に小川のようですので、大工さんの名前から吉田川と名付けました。

小さなミニチュアの水車のような物を置けば電気も作れそうな感じです。

一番端の洋館に住んでいる方が、大昔は、ここはサワガニがとれるからと、下の町の方から子供達がカニをとりに来ていました、と聞きましたが、今回流れを作る際も、大きなサワガニが5匹も出てきました。

時々、イノシシがこの辺りの土を掘り返して、植物を食べにきていたのですが、もしかしたらサワガニ目当てだったかもしれませんね…

わざわざ階段を降りてまで食べにきていましたので。

アライグマやタヌキなどもザリガニやカブトムシを生きたままバリバリと食べますので、同じですね。

豚やイノシシは嗅覚が鋭いので、カニの匂いはすぐ分かるのだと思います。

そして土の道はこれで大丈夫!と思っていたら、かなり手前の方の家の前も水が滲んできました。

そこはウチの前よりもかなり乾いた場所なのに水があふれてきているようです。

山からドンドン、行き場を失った水がこちらにきているのだと思います。

阪神大震災の時にこの湧き水を使用して、断水を乗り切ったと先住のドイツ人の方に聞いていましたが、本当にこれは使えます。

大工さんも、とても綺麗な水なので、飲めるのでは?と言ってました。

また時間ができれば水質調査キットなどを見つけて調べてみたいと思います。

井戸はないのですが、井戸のように囲った場所があります。

おそらく、そこの土を掘ると水が湧き出してくるのだと思います。

今回の災害でも、皆さん断水でトイレが流せない、食器が洗えない、洗濯出来ないなど、普通のことができずに不便な思いをしたと思います。

阪神大震災では水道は半年もかかりました。

この湧き水を是非活用できるように、時間ができれば必ずしたいと思います。

様々な災害に備えてできる備えをすることが一番大切だと思います。

地震も台風も豪雨も他人事ではないですので。

洋館店の屋根には太陽光発電をしていますが、それよりももっと簡単に電気を作るソーラーパネルを手に入れました。

折り畳みで、約100Wの電気を作れます。

それに名古屋骨董祭でスポットライト使用で活躍している、蓄電バッテリーに充電させれば、4、5時間で満充電になり、冷蔵庫は4時間、扇風機は6時間、大画面テレビは4時間見れます。
携帯、パソコンなども余裕で充電できます。

屋根の太陽光発電は、電気代が高くなったり、様々な制約がありますが、今回のシステムは何にもありません。

自分でお日様にあてて、充電して使うだけです。

曇りでも発電しましたし、車のフロントガラスの中側に置いているだけでも充電可能です。

調べると、電力会社との契約をやめてこのシステムだけで生活している強者もいるようです。

このバッテリーが3台程あれば可能ですね。

猛暑ではエアコン無しだと熱中症になりますが、それ以外だと本当にこれで生活出来そうです。

パネルは1、2万円。

蓄電バッテリーは2、3万円で購入出来ます。

今日は電力無しの日!と決めてブレーカーを落として自作の電気だけで生活したりしてみたいと思います。

キャンピングカーにもソーラー発電をつけていますが、このシステムを使用すればどこでも暮らせます。

今回の災害で、かなりの普及をしたみたいですので、今後はコストも更に安くなると思います。

電気関係は苦手!と言う方がいましたら、僕で良ければアドバイスしますので、ご遠慮なく言ってください。

そして、引き続き、今回の災害などで、壊れたアンティークなどの無償修理も引き続き継続していますので、そちらのご相談もいつでもご連絡ください。

広島と北海道の方から依頼があり、5件のお直しを致しました。

少しでも被害の軽減になればと思います。

ご遠慮なくご連絡くださいね。

そして様々な事が起きながらもそれぞれのイベントでは素晴らしい出会いがあり、素晴らしいイベントとなりました。

本当にありがとうございます。

京都大丸では搬入の日に台風が来て前日の準備が出来ず、早朝に準備となりましたが、高速道路が全て通行止めとなり、かなりピンチな状況でした。

嵐が収まってから、深夜に車を走らせて国道で向かい、途中でどこかが通行止めになっていれば仕方がないと思いながら向かって、何とか辿り着きました。

道中は停電、信号機がついて無かったり、信号機が横を向いていたりと通常の道路ではなかったですので、緊張感が数倍上がるドライブとなりました。

企画会社の方は、その苦労を分かって頂き、とても喜んでいました。

イベントに穴を開ける事は今までした事がないので本当に良かったです。


今は大丸福岡天神のイベントで久しぶりに福岡へきましたけど、やはり落ち着く場所です。

子供の頃から大牟田のおばあちゃんの家に来たりしていましたし、母は鹿児島なので九州自体が懐かしさを感じます。

人を見たり、話してみてもとても安心感があります。

大牟田のおばあちゃんも鹿児島のおばあちゃんもとても優しかったので、話のトーンなどを聴くと思い出します。

博多大丸では、久しぶりの再会もあり、毎日ステキな日々を過ごせています。

福岡を終えれば29日に神戸店で買い付け直前セールを開催します。

来てビックリ価格でお安くさせて頂きますし、ネットでも価格表示をしてセールを開催します。

そしてセールを終えるといよいよ4日から買い付けへ行きます。

今回は初めて、深夜2時の便での渡英となりますので、映画はあまり見ずにしっかり寝ないと、朝に到着なので、すぐに移動して買い付けがスタートします。

帰国便も朝の便で朝に帰国になるので、映画はなるべく見ないようにしないといけません…

いつも5、6本の映画を観るので残念ですが、今回は帰国して、そのまま梅田阪急英国展に向かいます。

当初はイベント予定を想定してなかったのですが、たまたま早朝帰国の便しか取れなくてこうなりましたけど、英国展が決まり、初日に間に合うようになりました。

何でも意味があるんですね。

うまくハマっています。

ロンドンから早朝5時に東京へ到着して、大阪には7時半到着。

そして荷物を出したり手続きをして、そのまま車で向かいます。

時差ボケでフラフラかも知れませんが、そのまま準備をするつもりです。

開店が10時なのでそれまでには到着して陳列も終えたいと思っています。

新着もそのまま並べる予定ですので、是非梅田阪急へお越しください。

ただその日はさすがにシンドイと思いますので僕は早めに帰ると思います。

ご用の方はお早めにお越し頂ければと思います。

いつものようにギリギリ綱渡りスケジュールですが、またいつものように何とか出来ると思います。

今回の福岡もギリギリセーフで来れました。

トランクを2個と大きなカバン2個を抱えて家の近くでタクシーを待っていたのですが、いつもはすぐにタクシーが来るバス通りで、今回に限ってタクシーが全く来ず、18時18分新神戸発に乗らないといけないのに、やっと18時8分に救世主のタクシーが来てくれて乗り込み、事情を説明して長い信号の道を近道をして走り、新神戸駅に18時15分に到着。

そして大荷物を抱えて改札で駅員さんに18分発に間に合いますよね!と言って券にハンコを押してもらうと、無理だと思いますよ…と言われても諦めずにダッシュで駆け上がり、プラットホームに着くと出発のベルが鳴っていて、駅員さんに、乗ります!と言うとトランクを運んでくれてギリギリセーフでした。

時計を見ると18分。

今までで一番のギリギリでした。

いつもギリギリで救世主が現れます。

運転手さんに、何故今日はタクシーが少ないのか?と聞くとイベントが重なっていて、本当は僕も国際会館へ向かうつもりでしたが、大きなトランクを持った人が立ってたのが見えたのでトアロードで曲がらずにきたんですよ、との事でした。

そのタクシーが無ければ絶対に無理でした。

でも夕方で神戸店の前のバス通りで20分もタクシーが来ない事は初めてでしたのでビックリしました。

いつも30分前に出れば余裕で間に合ってましたので…

新大阪から合流のスタッフも、僕が来ないのでビックリしてました。

違う車両に駆け込んだので、指定席まで移動するのに時間がかかりましたので…

それも大荷物なので狭い通路の移動が大変でした…

今回の買い付け後のスケジュールも難なくこなせると思っていますが、万が一の際は英国展初日はガラガラ状態となりますので、その際はご理解ください。

スタッフが少しのジュエリーとチーキーベアとレースで頑張っていると思います。

でも僕の想定では買い付けたばかりの溢れんばかりのアンティークを披露していると思いますので。

そして梅田阪急の英国展を終えるといよいよ年2回開催の洋館アンティークフェアです。

梅田阪急には全ての新着は披露できないと思いますが洋館フェアでは全てをお見せできます。

今回は150年前のピアノでの演奏会も趣向を凝らして、ピアニストの方と僕が構成、選曲を考えてするつもりです。

古き良き時代の音楽、大好きなメロディを奏でてもらいたいと思います。

タイミングがあれば僕も歌うかもしれません。

昔は一人で演奏会をして弾き語りなどをしていましたけど、最近は全くできませんでした。

是非洋館フェアも楽しみにしていてください。

沢山のアンティーク、そして100年前の洋館、150年前のピアノの音楽で皆さんに楽しんで頂ければと思います。

そしてまだ未定ですが、限定のデザートセット、ケーキセットなども用意出来れば良いなと思います。

ドリンクは無料でサービスいたします。

1階でも2階カフェでも楽しんで頂けます。

1階ではアンティークを眺めながら。

2階では演奏を聴きながら、神戸の街をご覧頂けます。

そして洋館フェアを終えると今年最後の京都アンティークフェアです。

店内全てのアンティークを連れて行きますのでお楽しみに。

京都アンティークを終えると11月ですが、今回は10月に続いて11月もロンドンへ行く事となりました。

久しぶりの連続渡英です。

30代の頃は毎月ロンドン、パリへ行ってました。

毎月行っても毎回新たなアンティークがドンドコ出てくる時代でした。

今は蚤の市も1000店舗が30店舗となったり、アンティークマーケットも半分以下になり、日曜開催のホテルフェアもなくなり、イベントもアンティークも少なくなりました。

今回は諸事情と、大きなドールショウが開催との事で渡英を決めました。

11月は10月と違い、帰国後にイベントがあったりなどの強行スケジュールではなく、ゆとりの日程です。

その時に飛行機で映画三昧したいと思います。

それに11月は数年前にオーロラが飛行機から見えたり、流星群の沢山の星を観れたりもしましたので、それも楽しみです。

やはりオーロラや流星群を観たり受けたりするとパワーがみなぎります。

古代から星は尊いもので、信仰の対象にもなっていましたけど何かあるのでしょうね。

いつも星や月に救われる事があります。

帰国後にフェアをするかはまだ未定ですが、最初のイベントは名古屋骨董祭となります。

10月は帰国後に京都アンティークフェア。

11月は帰国後に名古屋骨董祭。

それぞれのイベントで披露させて頂きます。

共に今年最後の骨董フェアです。

夏を終えたと思えばもう年末のスケジュール…本当に早いです。

でも苦手な寒い冬が来る前に、必ず海へ出かけてサーフィン、そしてフィッシングに出かけたいと思います。

そして秋の魚、秋の味覚を楽しみたいと思います。

秋は魚が一番釣れる季節ですので。

野球は今年は雨で中止が多く、例年ほどの試合は出来ていません。

ただ野球の練習はいつでもどこでもできますので大丈夫です。

年末の優勝決定戦に向けて好調をキープしたいと思います。

今年も残り約3ヶ月。

日々を大切に、貴重な時間を過ごしたいと思います。

平成もあと少し。

昭和に生まれ、平成、そして新時代を過ごせる喜びを感じていきたいと思います。

そしていつも応援して頂いている皆さんが喜んで頂けるように精一杯頑張って行きたいと思います。

まだまだ日常に戻れない方が多くいると思いますので、1日でも早い復旧、そして日常に戻れますようにお祈りしていています。

もうすぐ中秋の名月もあります。

綺麗なお月様にお団子を供えてお願いしたいと思います。

秋の楽しみの一つでもありますので、皆さんも季節の果物、お団子などを供えてお月見を楽しんでくださいね。

運気アップにもなりますので。

トンコツラーメンを食べて満腹の店長でした。


ホテルのすぐ前に有名店のトンコツラーメン店があり、店の外にまでトンコツの良い香りがしていて、関西にはないお店です。

毎日食べても飽きない味です。

僕が好きなホークスの元監督、世界の王さんは実家が中華料理屋ですが、WBCの監督のストレスで胃がんになり、胃を摘出してラーメンが食べられなくなったそうです。

そば屋の息子がラーメンを食べられないなんて…と言うコメントを覚えています。

何でも食べられると言う事は幸せな事です。

その幸せを噛み締めながら食べたいと思います。

土日の夜には久しぶりにヤフオクドームで野球観戦をします。

僕はヤフオクドームでは通算7勝1敗と一度しか負けていません。

一度負けたのは大好きな小久保選手の引退試合だけです。

それもノーヒットノーランで負けました。

普通の試合は全て勝っていますので今回はどうでしょうか?

優勝へは残り全て勝っても難しい状況ですが、可能性はゼロでは無く、望みがある試合を観れる事は幸せな事です。

ホームで試合の時は宿泊しているホテルのスタッフが、全員ホークスのユニフォームを着ていましたので、朝のバイキングからテンションが上がりました。

さすが福岡です。

テレビのニュースでも、CMでも選手が沢山出てきてホークス一色です。

ホークスファンにとっては最高の環境です。

関西はタイガース一色ですので。

今夜は久しぶりの再会の友人と共に楽しく観戦したいと思います。

それでは皆さん、季節の変わり目には体調を崩しやすいので気をつけてお過ごしくださいね。

皆さんと元気にイベントなどでお会い出来ますのを楽しみにしています。







2018年08月02日
皆さんお元気でしょうか?

連日の猛暑ですが、この状態は9月頃まで続きそうですね。

僕はこの暑い中でも野球などをして元気に過ごしています。

ただ、暑すぎるのか、日焼けの仕方がいつもとは違い、本当に真っ黒になっています。

元々色が白いので、焼けてもすぐに戻りますが、今年の焼け方は違います。

気温が高いだけではなく、紫外線も強烈なんだと思います。

女性にとっては敵ですので、皆さん日焼け対策をして、強烈な紫外線に負けないようにして下さい。


前回の日記が6月でしたので、2ヶ月ぶりとなりました。

毎月書くつもりでしたが、もうこんなにもあいている…とビックリしました。

それに店長日記と言うタイトルとは程遠いです…

日記は毎日書くものですから…

それほど忙しく、バタバタしていたという事ですね。

その間には、豪雨災害、地震など様々な事がありました。

関西では地震。

そして西日本では豪雨。

そして今は猛烈な猛暑。

過酷ですが、これが自然の厳しさですね。

いつ、何が起きるのかわかりません。

阪神大震災、東日本大震災と想像を超える自然災害を経験しましたけど、心の備えはいつもしておかないといけない、と思うようになりました。

もちろん家具の配置や、寝るときに頭に飛んで来ないような物の置き方など、普段から注意すべき事は必要です。

実際に阪神大震災では家具やテレビの下敷きで大怪我や亡くなった方がたくさんいました。

自分でできる事は、できる限り備えて、そして他人事ではなく、いつでもどこでも起こり得る事、と心の備えがあれば、どこに逃げるのか、いざというときはどうするべきなのかを、考えておくだけで、全然違うと思います。
ただ足や身体の不自由な方や、お年寄りは、周りの協力が無いといけませんが…


精神的ショックなども、備えておけば軽減できると思います。

まさかここでは、起きるはずが無い、と思う事が1番怖いです。

実際に阪神大震災は、神戸の方はほとんど起きるはずが無い、と思っていましたので。

僕もその一人です。

不動産屋さんも、阪神間は地震が少ないから高いですよ!と、良く言ってました。

日本ではどこでも起きる災害ですので、心の備えをして、被害を最小限にできればと思います。

今回の地震ではスタッフも震源地で住んでいましたし、野球チームのメンバーの子も愛媛の実家が西日本豪雨で大きな水害にあいました。

洋館店も土砂災害区域内ですので、今回の大雨では避難勧告が出ました。

本当に身近に起こる事ですので。

先日お知らせにも書きましたけど、災害で壊れたアンティークのお直しの無料サービスを、まねきねこでは受け付けていますので、何か困った事がありましたら、ご遠慮なくご連絡下さい。


生きていると様々な事が起きますが、一日一日を大切に、今の一瞬を大切に、普通で過ごせる事の感謝を忘れずに過ごしていきたいと思います。

まだまだ復興には時間がかかると思いますが、一日も早く日常に戻れます事を心から願っています。

そしてその間にも、まねきねこのイベントはたくさん開催されました。

買い付け帰国後の洋館フェアでは、最後のフレンチを、沢山の方が食べに来てくれました。

シェフも感慨深く、最後の日を目に焼き付けて沖縄へ旅立ちました。

今は釣りと綺麗な海を満喫しながら頑張っています。

大物を釣り上げた画像ばかりフェイスブックへ投稿していますので、少し羨ましいですが…

2、3年後に関西へ戻って来ることになりましたら、洋館フェアのフレンチも復活出来ると思いますので、少しの間お待ち頂ければと思います。

洋館フェアと同時開催された、メーキャップアーティストの飯田先生のイベントも二階でありましたが、そちらもシェフプロデュースのスイーツパーティーでしたので、しばらくお休みとなります。

ドレスアップした皆さんが楽しくされている姿も、しばらく見れませんが、また必ず復活されると思います。

洋館フェアの土日は100人以上の女性が来られた事になりますので、本当に凄いですし、この山の上の入り組んだところへ来て頂き、嬉しい限りです。

また皆さんにお目にかかれる日を楽しみにしています。

その後の西武高槻、名古屋高島屋、岐阜高島屋、守口京阪、京都伊勢丹、神戸大丸とイベントが続きましたけど、初めての出店の西武、岐阜高島屋、伊勢丹を含め、それぞれ素晴らしいイベントとなりました。

本当に様々な場所に呼んで頂き、心から感謝しています。

神戸店15周年感謝セールも大盛況で、本当に嬉しい時間を過ごせました。

本当に岐阜には岐阜の良さ、名古屋の良さ、京都の良さなど、行かないと感じる事が出来ません。

岐阜は映画とショッピングというタイトルの商店街にあり、正に僕の大好きなタイトルでした。

映画館もレトロで格安で、1本映画を観ました。

素敵なお店もありましたし、昔からの恩人のお店にも行けて美味しいうなぎを食べさせて頂きました。

それぞれの場所で様々な出会いがあり、本当に良い時間と思い出を作る事が出来ました。

今後も継続されるイベントや、今回限りの場所もあるかと思いますが、その素敵な時間は忘れる事はありません。

お世話になった皆様、ありがとうございました。


来週からは梅田阪神百貨店の恒例行事、時代もの道具市が開催されます。

スタイリストの東ゆうなさんプロデュースの骨董女子の目線での素敵な骨董、アンティークが揃います。

まねきねこからも、ゆうなさんがセレクトしたアンティークが並びます。

そして新着のアンティークも全て揃いますので見応えのあるイベントとなると思います。

阪神百貨店の改装移転後は初めてのイベントとなりますので、僕自身も楽しみにしています。

改装後は行くのも初めてですので。

そしてその次も恒例の京都高島屋のビンテージフェアです。

その次の週も毎年開催の人気恒例イベント、素晴らしき時代マーケットが開催されます。

まねきねこはいつものメイン通路の場所ではなく、アンティークドール特集を組むこともあり、家具などの筋の場所でお部屋のようなスペースを作って頂き、アンティークドールとジュエリーを展示販売致します。

ロンドンのマーリスコレクションも揃いますし、新着のアンティークドール、テディベア、そしてドールの衣装、靴、傘、小物など多数取り揃えて、今は無きロンドンのドールショップを再現します。

いつもより広いスペースで展開しますし、ソファなどを置いてゆっくりとお楽しみ頂けるお店作りが出来ると思います。

要望ではピンク色の壁、内装をお願いしましたけど、どうなるかはその日のお楽しみですね。

この機会に、ドールファンの方は是非梅田阪急へお越しください。

そしてその次の週は、これまた毎年恒例のビッグイベント、JR名古屋タカシマヤ フランスフェア2018が開催されます。

そちらにも梅田阪急の品揃えをそのままにお持ちします。

ソファなどは持っていけませんが、そのままアンティークは全て連れて行くつもりです。

そしてその次の週は、京都大丸百貨店でビンテージフェア、西宮阪急でのビンテージフェア、そしてそのまま、久しぶりの出店となる、博多大丸百貨店1階のビンテージフェアと続きます。

毎年、1番暑くて大変な時期、8月に大きなイベントが続きます。

僕は大好きな夏なので大丈夫ですが、スタッフは女性なのでやはり夏バテが心配です。

今回は新たな助っ人も来てくれますので、みんなで協力して助け合いながら頑張ってもらおうと思います。

博多大丸の土日には、僕の大好きな福岡ソフトバンクホークスの試合が夜に開催で、友人と観に行く予定です。

友人は北九州出身、僕の父は福岡の大牟田出身、僕は母の実家、鹿児島生まれですので、九州男児同士、野球談義に花を咲かせてきます。

前回行った時も試合があり2試合観戦しましたけど、今回も福岡ドームで試合があるので、良いタイミングで嬉しいです。

前回は二連勝でしたけど、今回はどうでしょうか?

今年は少し弱いホークスですが、普段なかなか行けない地元福岡での雰囲気を楽しんで来たいと思います。

福岡のお客様で僕に用事のある方は土日の夕方からは留守にしますので、その時間帯を避けてお越しくださいね。ワガママですみません。

スタッフはいてくれますので。

そしてその博多を終えると、8月から続く連続イベントはようやく終わりを告げます。

1番暑い夏に、1番皆さんの心が熱くなるイベントとなるように、頑張りたいと思います。

今この暑さなら、最後の博多までずっと暑いような気がしますね。

暑さに弱い人にとっては本当に厳しい夏ですが、エアコン、うちわ、氷などできる限り涼しく過ごしてください。

何より大事なのは、水分補給、食事、睡眠ですので、そのどれかが出来ていない方は何とかこの3つを守れるように頑張ってください。

僕は平常の血圧が100以上行かない低血圧ですので、冬の寒さには毎年弱くなっています。

低い時は上が80、60などですので少し異常ですね。

良く立っていられますね、と言われます。

元々が虚弱体質なので仕方ないですが…

でも朝に弱いわけでもなく、目覚まし時計は長い間したことがありません。

自然と4時や5時に起きないとダメな際も起きれます。

暑さには毎年平気になって来ています。

暑い方が体調が良いのはその理由もあるかと思います。

暑くて汗をたくさんかく方が調子が良いんですね。

逆に冷えるととことん冷えてしまいます。

ただ救いは筋肉量が多い事です。

72キロの体重に対して筋肉量が50キロ以上とアスリート並みの量だと言われています。

ジム通いや筋トレをしているわけでもないですが、イベントや買い付けの度に重たい荷物を運んでいるので、高校時代の鬼のような練習で鍛えた筋肉が落ちないのだと思います。

荷物の出し入れや坂道を歩く際に、トレーニングだと思って動いています。

筋肉を意識して動くと効果があるとトレーナーの人に聞きました。

そして野球チームの活動も大きいと思います。

体脂肪も12%前後です。

でもお腹は年齢らしくポッコリ出ていますよ(^ ^)

最近になって筋肉が病気を撃退するなどの本が出ていますが、どうなんでしょうね。

人それぞれに身体の癖や個性がありますので、それを知り尽くして対応する事も大切ですね。

それでは皆さん、厳しい季節ですが、体調に気をつけて、それぞれのイベントで元気にお会いできます事を楽しみにしています。

それではまた。

この夏にまだサーフィンに行けず、ヤキモキしている店長でした。


必ず8月中には行きたいと思っています。

綺麗な水の上をスイスイと走る快感を求めて…

おそらく行けたら、5、6時間はぶっ通しで飲まず食わずで続けると思います…

ただ野球は毎月のように出来ていますのでまだ良いのですが。

今年は打撃が絶好調で打率も5割超えです。

メジャーで大活躍の大谷君のフォームを参考に今年から打撃改革をしましたが、それが見事にハマりました。

51歳になっても20代の若手から教わる事があります。

考えたら素晴らしい事ですよね。

年齢の上下は関係ないんです。

年齢を重ねているからと言って、色んな経験をしているわけでは無いですし、若いからと言ってまだまだと言う事もありません。

それぞれの得意、不得意分野がありますし、それぞれの人間の能力、個性が様々な影響、刺激を与え合って向上していける。

素晴らしい世の中です。

周りには学生も多いですが、本当に見習う事が多いです。

美輪明宏さんの言葉でこうあります。

「自分はすべてを知っていると勘違いをして、学ぶことを忘れてしまった人間がずうずうしい生き物になります。世の中をなめ、謙虚さを失い、ふてぶてしくなることから、老化が始まるのです。」

本当にそう思います。

いつまでもスポンジのように吸収出来る人間でありたいです。

様々な人がいて様々な場所があり、出会いがあります。

そのどれもが新鮮で、新たな発見があります。

一つのところでじっとしていても、それは感じられない事もあります。

そう考えると、今の仕事は、様々な場所へ呼んで頂き、日本全国、そして世界へと移動して人と物との出会いがありますし、それが全てです。

23歳から51歳の現在まで、ずっと続けてこれている事は本当に皆さんのおかげです。

心から感謝しています。

先日神戸店移転15周年を迎えましたけど、28年間も続けて来られた事は本当に奇跡のようです。

初めは資金もなく、運送会社でアルバイトをしながら掛け持ちで古着屋さんからスタートして、夢のアンティークショップができて、ここまでこれるとは、当時では想像もできない事です。

今でも良くその当時の事を思い出します。

家賃3万円の古い文化住宅の1階で始めた古着&アンティーク リボン。

そして家賃4万円の鳴尾駅前の古着&アンティーク まねきねこ。

そして家賃10万円のアンティークまねきねこ甲子園店。

洋館と出会い、神戸へ引っ越しして加盟した、家賃6万円の新神戸アンティークマーケット。


新神戸アンティークマーケット閉鎖後には、日航ホテル大阪店へ2年間開店。

そして現在の家賃25000円の神戸店。

まさか昔よりもさらに安くなるとほ思いませんでしたけど(^-^)

もしかしたらまだ建物も残っているかもしれません。

武庫川の清水文化ですので、また今度観に行きたいと思います。

僕が自分で塗った外壁の白いペンキが残っていれば嬉しいですね。

今で言うとレトロ建築になると思います。

当時、面白い!と話題になり絵を描きに来た人もいました。

大家さんも骨董好きで、北野天満宮や新神戸オリエンタルのお店にも顔を出してくれた事もありました。

今もお元気だと良いのですが…

こういう歴史を見ても、本当に様々な場所で素敵な出会い、思い出がたくさんあります。

これだけでも充分なほどの宝物ですが、これからも、ご愛顧頂ける皆様がいる限り、精一杯努力して、皆様に喜んで頂けるお店作りをスタッフと共に頑張って行きたいと思います。

僕も大好きですが、皆さんの大好きなアンティークを実店舗やネットショップの、お店いっぱいに飾り付けて、出来るだけお値打ちに、皆さんの元へ届けられるように頑張ります。

そして素敵なアンティークと素敵な皆様との出会いを、ずっと楽しんで行ける事を心から願っています。

いつまでもこの夢の時間が覚めませんように☆☆☆









2018年06月18日
皆さんお元気でしょうか?

前回の店長日記は買い付けの前でしたので約1ヶ月経ちました。

今日は大阪で大きな地震がありました。

安否確認のご連絡も皆さんから頂きました。

ご心配本当にありがとうございます。

洋館店も神戸店も僕も無事です。

午前8時前に久しぶりの大きな揺れを感じましたけど、阪神大震災の揺れを身体が覚えていますので、またどこかで大きな地震があり、その余波かな?と思いました。

東日本大震災の際は外を歩いていましたが、関西でも大きく揺れて足元がグラつき、街灯なども倒れそうな勢いで揺れていました。

今朝もそのような感じなのかなと思っていると、大阪北方面が震源でした。

大阪は南海地震の範囲なのでその時に地震があり、大阪そのものは無いなどと専門家も書いていましたので意外でした。

やはり日本は小さな島国ですし、どこで地震が起きてもおかしくないのだと思います。

買い付けに行ったイギリスは活断層が無く2000年以上も地震が無いそうです。

同じ島国でも山があまりないので、大きく違います。

洋館店も神戸店も大丈夫でしたけど、スタッフの1人が震源地近くで、家の中が大変な事になっていて、外に出られないとの事でした。

幸いワンチャンなど、家族も無事で、大事にしているお人形などのアンティークも無事だったそうです。

ただ倒れた家具、割れたガラスなどで怪我をする場合が多いので、そのような二次災害に気をつけないといけません。

阪神大震災の時、やはり散乱した家具、ガラスなどを整理していて手も足も切りました。

必死だったので気にせず動いていましたが、気がつけば血だらけに…

医療機関も大変な状態になるので、そのような二次災害は何とか防がないといけません。

災害が起こるたびに、普通の日常生活がどれだけ尊いもので幸せな事なのかが分かります。

普通の状態、平凡な日常が何と言っても一番大切です。

普通に出来る事は物凄く有り難く、常に感謝しておかないといけませんね。

美輪明宏さんの言葉でこうあります。

ずっと幸せでいる方法がたったひとつあるとしたら、それは感謝する心を忘れないことです。食事がおいしくいただけること、好きな人に会えること、生きていられること。なんでもよいから、感謝する心があれば、自前でいつでも、いくらでも幸せを調達できます。

正に日常も感謝して、その幸せをかみしめて生きて行かないといけないといつも思います。

僕は生まれた時に心肺停止で仮死状態で生まれた仮死産ですし、何度も病気や事故などで命を落としかけてきました。

正に今生きていることが奇跡ですし、常に感謝しています。

水道が当たり前のように出る、電気がつく、ガスが出るなど、普通にできる事が出来なくなると本当に大変です。

大阪の地震で被害に遭われた方の日常が、1日でも早く復旧出来ることを心から願っています。

そして万が一、地震でまねきねこからのアンティークなどが壊れたり、何かありましたら全力で無料でお直ししますので、ご遠慮なくご連絡下さい。


前回の買い付けは、目標通りでしたし、新たなカテゴリの1万円コーナーも見事にデビューを飾れました。

素晴らしい買い付けとなりました。

これで3000円コスチュームアクセサリーコーナー、5000円ビンテージアクセサリーコーナー、1万円ビンテージとアンティークジュエリーコーナー、3万円アンティークジュエリーコーナーと全て揃いました。

その効果で名古屋タカシマヤでは大盛況でした。

本物のカメオやシルバーアクセサリーのビンテージが5000円や1万円で沢山揃っていると、皆さんビックリされます。

これを続けていけるように、そしてさらに上を行き、とことんお値打ちで、素晴らしいアンティーク、ビンテージを揃えていけるように頑張っていきます。

明後日から開催の岐阜タカシマヤではイタリアフェアが開催されますので、カメオは注目されると思います。

初出店ですがステキなご縁が繋がりますことを心から願っています。

買い付け後の洋館フェアは、最後のフレンチコースという事で、大盛況な3日間となりました。

シェフも喜んでいましたし、皆さんもこの美味しい料理が楽しめなくなるのは寂しすぎます、との声もいただきました。

ロンドンから帰国してシェフと最後の打ち合わせをした際に、子供が小さいし、家族は神戸に残していくので、2、3年したら神戸へ戻るつもりでいます、との嬉しい言葉を頂きました。

僕で良ければと言うので、シェフ以外でするつもりはないので、その日を心待ちにしていつまでも待っています、と言いました。


ですので食事券をお持ちの皆さん、それは捨てずにお持ち下さい。

その頃にまた使用出来ますし、僕は必ず復活すると手応えを感じました。

どうしても不可能になった際はまたお知らせ致します。

その日を楽しみに、そして無事に戻って来られる時をワクワクして待ちたいと思います。

ひとまずは休みますが、今までフレンチを食べて頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

また皆さんとステキな時間を過ごせるとを心から願っています。

シェフにも心から感謝しつつ、これからのエールをおくりたいと思います。

しばらくは沖縄で新しいホテルの仕事や綺麗な海でのダイビング、釣りなどを楽しんで過ごして欲しいと思います。

僕も沖縄は大好きですので、羨ましいぐらいです。

次回の10月の洋館フェアではカフェコーナー、そして演奏会も趣向を変えて、昔の洋館フェアのようにするつもりです。

昔は1週間ほどの開催で、食事はなく、のんびりほのぼのしたフェアでしたので。

そして主役である、アンティーク達の充実も図りたいと思います。

様々な価格帯、豊富な品揃えで皆さんに喜んで頂ける洋館フェアになるように頑張ります。

そして先週開催の神戸店での1日セールも沢山の方がお越し頂いて、本当に嬉しい日となりました。

皆さん本当にありがとうございます。

また次回は7月に神戸店で開催しますので是非神戸店にもお越しください。

それでは皆さん、梅雨に入ったり地震など嫌なニュースが多いですが、日常のステキな時間、そしてステキな世界を探して、少しでも明るいニュース探しをして楽しんで行きましょう。

落ち込んでばかりいても何の助けにもなりませんから。

自分がウキウキする事で周りの人にも元気を分けられると思います。

共に落ち込むと共倒れです…

明るいニュース、嬉しいこと、幸せ探しの時間を作って過ごして行きましょう。

明後日からの岐阜タカシマヤで元気にお会いできますのを楽しみにしています。

そしてこちらのサイトでも皆さんに喜んでもらえる店作りを精一杯頑張っていきます。

アンティークジュエリーの価格改定も店頭では全て終えました。

今までのプライスカードに全てシールを貼り、今までの価格の半額から3分の1の価格に変更しています。

以前したのは4年前なのでオリンピックやワールドカップと同じですが、思い切ったサービス価格へと変更しています。

早速店頭でも、皆さんビックリされて、前から気になっていたジュエリーを購入されています。

ネットでの反映は少し時間がかかりますが、店頭価格の改定は先週の名古屋で仕上げましたので、明後日からの岐阜で終えるつもりでいます。

ジュエリーファンの方は楽しみにお待ち下さい。

半額セールどころではない価格へと変貌していますので。

それでは皆さん、まだまだ梅雨は続きますが体調に気をつけてお過ごしください。

皆様と店頭、ネットで元気でお会い出来ますのを心から楽しみにしています。

まだ今年、サーフィンに行けてなくて、まだ夏も始まっていないのに、今年は行けるのかな?と考え出した店長でした。


今年は特に8月にイベントが集中していますし、ドンドコ予定が埋まって来ています。

本当に有難い事なのですが、夏休みは中々なさそうです。

それでもスタッフの協力を得て時間を作って野球をしたり、様々な趣味の世界へと行かせてもらっています。

贅沢は言えませんが、波の上を爽快に滑って行く快感は忘れられません…

去年もやり出したら止まらない状態になり、ご飯も食べないでしていました。

これからは大好きな夏なので今からワクワクしていますが、何とかなるだろうと、いつもの前向きな姿勢でいたいと思います。

まだ先ですが、皆さんも今年の夏のステキな思い出を作ってくださいね。

女性には天敵のような夏ですが…

僕が好きな歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんは意外と夏女だと自分で言ってました。

泳ぐのが好きで海やプールが大好きだと。

見かけとは違いますね。

それでは皆さん、ステキな6月になりますように。



2018年05月16日


皆さんお元気でしょうか?

2018年も早いものでもう半分が見えてきています。

長い冬を終えたらすぐに暑い夏日がやって来て、ゆっくりとした季節の移ろいを感じる間がない気がします。

ただ、暑い日々は僕にとっては嬉しい季節なので、もっと外に出て身体を動かしていきたいと思います。

今年は野球の調子も良く、打率が7割5分と絶好調です。

でも毎日のように身体を動かして練習している成果でもあります。

この調子を維持して、今年も目標の首位打者を目指します。

三冠王も狙っているのですが、若手の子がホームランを量産しそうなので、首位打者は何とか獲りたいと思います。

20代、30代の若い子達と競い合える事は幸せな事ですね。

元気で健康でないと出来ませんし、仲間にも恵まれないといけません。

感謝を忘れずに楽しみながら身体を鍛えて健康を維持できるようにしたいと思います。

そうして過ごしているともう買い付けの時期となりました。

まだまだ先だと思っていると、もう明日に出発です。

まだ準備は出来てないのですが、今日全てするつもりです。

帰国後にすぐに洋館フェアなので、フェアの準備も今日しますし、本日で終わる京阪百貨店の片付けもありますので大忙しです。

年中アンティークが入った重たいトランクや荷物を運んでいるので僕にとってはそれが筋トレのジムのようなものですね。

今回の買い付けは、現在の様々な情勢などを考えた買い付けとなりますが、基本的にはいつもと同じで、自分自身が惚れ込む物しか買い付けしません。

自分のコレクションとして出会ったアンティークを連れて帰り、それを気に入って頂いた方へ橋渡しをすると言う、シンプルなまねきねこの方針です。

今回はどんな出会いのドラマが待っているのかワクワクします。

オークションも気合を入れて参加しますし、地方のアンティークフェア、コレクターからのコレクショントレード、ドールショー、そして今回で(5月末で閉館)閉店するロンドン最大のアンティークマーケット、毎週開催の蚤の市、ホテルフェアなど、予定は毎日ビッシリと埋まっています。

特に最終日が1番大変なスケジュールとなっていますので帰りの飛行機に遅れないように今から緊張感があります。

いつもならホテルを15時には出て19時の飛行機に乗りますが、今回は早くても16時にホテルを出れるかどうかのスケジュールなんです…

大荷物なのでロンドンタクシーで空港まで向かいますが、夕方はかなりの渋滞となります。

普通なら1時間ですが、全く動かない渋滞の場合は2時間かかる場合もあります。

そうなると搭乗時刻の1時間前に間に合わなくて搭乗手続きができなくなるなどの事もあります。

国際線は基本的に2時間前にはチェックインですので。

でもいつもギリギリセーフで乗り切ってこれましたので、今回もいつもにようにサラッとかわしたいと思います。

今回もし遅れると帰国後すぐの洋館フェアに間に合わなくなります。

その際は今まであったアンティークでのイベントとなります。

ただ今回は買い付け直前にご縁があった新着アンティークが増えています。

その初披露は洋館フェアとなりますので、万が一の場合も一応新着も控えています。

少し気が楽ですね。

でも絶対に間に合うように帰るつもりですが。

今回もロンドンから新着のアップや写真でのご報告もするつもりですので、楽しみにお待ちください。


帰国後のイベントの話をしましたけど、今回は買い付けの前日まで京阪百貨店のイベントとなっています。

今年は去年よりも、初めての出店場所が多く、イベントの数も増えています。

洋館フェアの後も初めて出店する西武百貨店、そして名古屋高島屋、岐阜高島屋と続きます。

声をかけて頂ける事は嬉しい事です。

また新たな出会いもありますし、新鮮な気持ちで過ごせます。

夏場まで予定が沢山増えましたが、スタッフと共に頑張って行きたいと思います。

先日の京都アンティークフェアも名古屋骨董祭も連日の大忙しでした。

本当に皆さんのおかげです。

いつも本当にありがとうございます。

先日の洋館店でのセールも、大雨の中、遠方からも来て頂き、本当に楽しい時間を過ごせました。

今回の買い付けも皆さんに喜んで頂けるような内容にするつもりですので、楽しみにお待ちください。

洋館フェアでは、フレンチコースが今回で最後となりますので、今回は僕もどこかで頂くつもりです。

お客様が多い場合は皆さんとお話ししながら立食になるかもしれませんし、空いた席で二階で皆さんと頂けるかもしれません。

最後の楽しいひと時を皆さんと一緒に楽しみたいと思います。

そしていつまでも楽しい想い出を、心の中に大切にしまっていきたいと思います。

シェフも遠くへ行きますし、今までのようには中々会えませんが、趣味が同じ釣りですので、また一緒に大物を釣りに行きたいと思いますし、ご縁が強いので、またなにかの形で関わる事もあるかと思います。

今すぐではないですが、いつか復活するときもあるのではないか、とも思っています。

その日まで初心に戻った洋館フェアにして、継続して行きたいと思います。

いつシェフが戻って来ても大丈夫な状態で待っていたいと考えています。

とりあえずは今回が最後とはなりますので、ご予約されている方は美味しい料理を精一杯楽しんで下さいね。

まだ若干空いている時間帯もありますので、ご予約を考えている方はご遠慮なくご連絡ください。

それでは皆さん、夏日が来たり冷えたりと寒暖の差が大きいと体調も崩しやすくなりますので、体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね。

皆さんと元気にお会いできますのを楽しみにしています。

それではまた。

買い付けの内容やイメージを、もう頭の中で完結できている店長でした。



いつも想像してから行きますが、今回は細かい内容まで全て頭の中で整っています。

あとは、そのイメージ通りの出会いがあるかどうかです。

でもいつもイメージ通りの出会いが待っていてくれます。

スポーツでも仕事でも、やはり頭の中でイメージを思い浮かべる事は大事ですね。

良いイメージ、想像を作りあげると、本当にそれに近づけたり、それ以上になったりもします。

ある人は、想像、イメージ、プランを思い浮かべて、人生はその通りにプロデュース出来る!と説いておられます。

マイナスのイメージを浮かべると、不安的中!となります。

僕はいつも野球の試合の時は逆転満塁ホームランとかを自分が打ってヒーローになる姿を想像したりして挑みます。

アンティークの時は、この世のものとは思えない素晴らしい物と出会う想像、そしてワクワクして挑みます。

イメージトレーニングは大事ですね。

皆さんも何かに挑む際は実践してみてください。

試験などでも同じ事が言えると思いますので。

もちろん、努力して挑んでこそですが。


ただその際に、最悪の想像も少し頭の隅っこに置いておくと、ダメな際は諦めがつきますし、仕方ない、と早く切り返して落ち込まずに済みます。

ゼロの法則と言うらしいですが。

収穫ゼロもあり得る!と覚悟も持ちながら、最高に良いイメージで挑む。

コレですね(^ ^)

あと目標として、以前に書きましたが、今好評の5000円コーナー、3万円コーナーのジュエリーを今回は1万円コーナーも確立するつもりです。

以前からある三千円均一コーナーに去年から、五千円均一、三万円均一と増やしましたがどこのイベントも好評でしたので、その中間の1万円コーナーを何とか揃えるつもりです。

五千円コーナーは1万円から2、3万円相当の値打ちのあるものを5000円均一。
3万円コーナーは6万円から10万円相当の値打ちのあるものを3万円均一。
1万円コーナーは4、5万円以上相当の値打ちのあるものを1万円均一なので中々厳しい仕入れとなりますが、実現可能だと思っています。

準備が間に合いましたら早速、洋館フェアでお見せできれば良いなと考えています。

良いものをお値打ちにご提供する。

これこそがアンティークの醍醐味だと思っています。

世界中の蚤の市でも、買いに来ている方は良いものをお値打ちに買おう!と必死に探しています。

それがアンティーク、骨董の原点だと僕は考えています。

価格交渉、目利きの品定めなど、普通の商品とは違う、アンティークならではの楽しみも、この世界の魅力の一つだと思います。

掘り出し物!という言葉もアンティークや蚤の市から来ていると思います。

まねきねこに来ると掘り出し物が見つかる!

これは古着屋時代からの目標でありますので。

今お店にあるアンティークジュエリーも、以前からある分などは価格改定もするつもりです。

数年前にもしましたが、今のプライスの上にシールを貼って、さらにお値打ちな価格を書いていきます。

ビックリ価格へと変身しますので、そちらも時間が出来次第、順次していきますのでお楽しみに。


そして美術館や博物館クラスの凄いアンティークジュエリーも、もちろん今回も見つけるつもりです。

お値打ちな物からこの世の物とは思えないお宝まで、幅広く、皆さんに喜んで頂ける買い付けとなるように頑張って来ます。

そのイメージは頭の中では完結しましたので。

そしていつものように、出会ったアンティーク達のご紹介も買い付け中にこちらでさせて頂きます。

皆様、お楽しみに!







2018年03月18日

皆さんお元気でしょうか?

暑さ寒さも彼岸まで、の言葉通り、暖かい春がやってきました。

桜も開花して、これからは外へ出かける季節となり、ワクワクしています。

今回の冬は寒すぎて、インフルエンザも大流行、風邪もひいている方が多く、本当に厳しい冬でした。

この冬は、冬の海でサーフィンするつもりでしたけど、全くできませんでした。

その分この春に海に出かけてみたいと思います。

難しいリターン、ストップなど極めたい技などがあり、目標がありますので、夏までにマスターしたいです。

そして野球では、今年から仲の良い他チームさんと一緒に作った、ヤマトリーグ(Yamato baseball league)の開幕も控えています。

今まで対戦したことのないチームさんとも戦えますし、今までのリーグよりもレベルがかなり上がり、強敵との戦いが待っています。

やはりどんなこともそうですが、新たなチャレンジと言うのは新鮮な気持ちでワクワクします。

その点、大好きなアンティークの世界では、毎日がワクワクです。

同じ物とは出会えませんし、全ての出会いが新鮮でドキドキできます。

毎回参加するオークションも、買い付けの蚤の市でも、アンティークマーケット、電話で参加するオークションでも、いつもドキドキハラハラの状態で挑みます。

野球の試合でも同じです。

毎回、毎打席、ドキドキワクワクします。

アンティークでもスポーツでも、そのドキドキワクワクハラハラを楽しめますので、とても幸せを感じています。

ピアノの演奏でもそうですね。

誰かに聞いてもらう時、歌を歌う時もドキドキします。

そう考えると学生時代から全く変わっていませんね。

いつでもドキドキを感じながら、楽しく過ごせる環境に感謝しています。


そして今回は皆さんにご報告があります。

まねきねこでは10年以上前から年に二回、洋館店でアンティークフェアを開催していました。

西宮から神戸へ移転したのは、この洋館と出会ったのが理由です。

そして洋館を店にして、そこでアンティークフェアを開催することになり、最初は1週間洋館を解放して、アンティークの販売、そして自分でピアノ演奏をしたり、友人のピアニストを呼んで演奏会をしたりと、手作り感満載の洋館フェアでした。

そして芦屋大丸のイベントでアンティーク好きの初代料理長との出会いがあり、トントン拍子で洋館フェアでフレンチをしましょう!と決まり、それ以来、後輩の現二代目料理長へ引き継ぎながら毎年の恒例行事として皆さんに楽しんで頂いてきました。

その料理長が、新たなリゾートホテルの立ち上げに伴い、どうしても手を貸して欲しいと頼まれて、遠い街へ行くことになりました。

神戸のパティシエコンクールで優勝して、パリの5つ星レストランで修行したりと、各方面から人気のシェフでした。

人間的にも、とても優しく、後輩や、アルバイト、周りのスタッフ全てに気を配ることの出来る、料理人には珍しい人でした。

僕が高校生で皿洗いのアルバイトをしていた中華料理などの料理長は怖すぎて、絶対厨房の仕事にはつきたくない、と思いましたし、忙しい料理人は気難しい人が多いと思っていましたが、本当にソフトで誰からも好かれる人でした。

もちろん、僕は喜んで今回の話を聞きましたし、どんなこともいつかは終わりを告げるといつも思っていましたので、寂しいですが、今回の5月の洋館フェアでフレンチコースのサービスを終了する決断をしました。

これ以上の人材はいませんし、まねきねこに自然にご縁のあった人でしたので、また自然な出会いなどがない限り、最初のスタンスに戻り、秋からはお食事のない洋館フェアとします。

ただ、二階レストランスペースは、以前からの僕の夢であり、構想にあった、アンティークカフェをオープンするつもりです。

ワンコイン五百円でコーヒー、紅茶、ソフトドリンクを提供しますし、スィーツメニューとして、異人館ケーキセット(ドリンク、ケーキセットで1000円)を作るつもりです。

当面は洋館フェアだけでの営業ですが、将来は洋館アンティークカフェ猫巴里(ねこぱり)とつながれば良いなと思います。

今までのセール特典のフレンチコース券をお持ちの方、シェフにお会いしたい方は5月の最後の洋館フェアフレンチコースへ是非お越しください。

フレンチコース券をお持ちで、中々使用出来ない方はこの機会にご来店頂きたいと思いますし、来れない際もデザートコースへの移行、洋館フェアで使用出来る商品券(4千円分の商品券)なども対応させて頂きますので、ご安心ください。

でもせっかくですので、お時間がありましたら、100年前の洋館で150年前のピアノのメロディ、アンティークを眺めながら、神戸の景色を眺めながらのフレンチコースを是非楽しみにお越しください。

もちろん、券をお持ちでない方も、ご予約頂ければ料理も楽しんで頂けますので、是非この機会にお越しください。

今回の5月の洋館フェアは5月25、26、27日ですが、フレンチコース開催は26日土曜日だけです。

27日の日曜日は二階レストランで毎年恒例のメーキャップアーティストのスイーツイベントも開催されます。

シェフと、テレビタレントとしても有名な飯田恭子さんがプロデュースする素敵なイベントです。

ですので日曜だけは洋館フェアは1階だけの営業となります。

共に最後の開催となりますので、楽しく素敵な花道となれば良いと思います。

どんなことも、終わりは突然訪れます。

出会いがあれば避けて通れないシーンです。

そしてそれは人と人との繋がりの始まりと終わりでもあります。

でも洋館フェアだけは出来る限りずっと続けていきたいと思います。

様々なスタイルに変身しながら10年以上も続いてきた洋館フェア。

今後はどんな色に染まって行くのかが楽しみです。

でも主人公は皆さんであり、100年前の異人館、100年前のアンティークも主人公です。

素敵な皆さん、そして素敵なアンティーク、異人館がある限り、ずっと開催できると思います。

一度、僕が不在でも開催出来た時がありましたので、僕がいなくても大丈夫だと思います。

今は大分トキハのイベントで頑張っていますが、一年ぶりにお会い出来たりと、嬉しいイベントとなっています。

大分のスタッフも毎日頑張ってくれていて、とても楽しいイベントとなっています。

先日の久しぶりの札幌のイベントでも、久しぶりの嬉しい再会など、とても素敵なイベントとなりました。

久しぶりの出店でもご来店頂けて本当にありがとうございました。

今後も京都アンティークフェア、僕の元地元の堺東タカシマヤ、名古屋骨董祭、京阪住道店、とイベントが続きます。

4月は少し余裕が出ますので14日に神戸店を営業します。

そしてそれらのイベントが終わればヨーロッパへ買い付け、そして洋館アンティークフェアです。

最後のシェフと一緒の洋館フェア、素敵な思い出と出来るように今から様々な準備、心構えをしたいと思います。

それぞれのイベントへの皆様のご来店、心からお待ちしています。

鼻炎は持っているけど花粉症にはならない店長でした。


子供の頃からはなたれ小僧で、冬場には鼻ばかり出ていて、小学生の頃は授業中の鼻水などの処理にずっと困っていた記憶があります。

ハンカチやティッシュでは追いつかないんですね…

机が鼻だらけとなっていました…

今はそこまではひどくないですが、一度くしゃみが出ると30回以上止まらなくなることが良くあります。

元々悪いから花粉症にはならないのでは?と自分で解釈しています。

花粉症の方は大変な季節だと思いますので、もっと良い特効薬が出来れば良いなと思います。

昔の友人は、あまりにひどいので花粉症の時期に韓国へ逃げていた人もいました。

向こうは花粉が無いと当時は聞きましたが今はどうなんでしょうか。

今ではPM2.5もありますので。

日に日に春、そして僕の大好きな夏へと向かっていきますので、楽しみに過ごしていきたいと思います。

皆様も季節の移り変わりには体調に気をつけてお過ごしくださいね。

暖かくなったからと薄着になり、冷えないようにしてくださいね。

身体には冷えが1番の敵ですので。

皆さまと元気にお会い出来るのを楽しみにイベントなどを頑張りたいと思います。

写真は毎年食べに来る、大分の美味しいお魚です。

新鮮で安くて最高に美味しいですよ。

関アジ関サバ、カニ、サザエ、ウニなど、これだけのお刺身で2000円台で食べられます。

今回は温泉へは行けないので残念ですが、美味しいお魚があります。

とり天も美味しいです。

毎朝ホテルの朝食で食べています。

大分へ来た方は是非食べてください。

札幌でも美味しいものを食べましたし、様々な場所へ出かけると、それぞれの楽しみもあります。

こうして呼ばれてイベントへ行ける事は幸せな事ですね。

それではまた。









2018年02月11日
2018年2月11日 待ち遠しい春☆札幌へ☆


皆さんお元気でしょうか?

厳冬の冬が早く終わって欲しいと願いながら書いています。

寒さ暑さも彼岸までなので3月のお彼岸まであと少しです。

雪道での立ち往生のニュースなど、本当に辛い時間を過ごした事と思います。

僕も20年程前に、富山の蚤の市に出店していた時、帰りに同じく大雪にあい、北陸道が通行止めになり、8号線の山越えで先方でトラックが止まり、夕方から翌日夕方まで立ち往生しました。

狭い軽ワゴン車の運転席での立ち往生は正に試練でした。

山の中なのでコンビニも無く、トイレも無く、食料も何も補給できずに、ただ待つだけでした。

雪は車よりもはるかに高く積もり、トイレに出る時も困難なほどでした。

僕は男なので良いですが、女性はどうしていたのかと思います。

そして、そのまま数時間居眠りしたりしながら、起きると前の車が居なくなっていて、進んではまた止まり、と言う流れでした。

後ろの車を見ると後ろも寝ています。

この調子なのでどんどん遅くなるんですね。

日曜の夕方に富山を出発して、到着したのは翌日の夜でした。

ガソリンの給油、食料、水、トイレなど、本当にどうしようもない状況で、このようなニュースを見るたびに思い出します。

当時では富山には、それ以来、冬場は行かないようになりました。

子供の頃から大阪なので雪にはあまり縁が無く、雪を見るとテンションが上がり、嬉しくなるのですが、やはり豪雪の苦労はずっと住んでいると痛切です。

富山の方に雪降らないい神戸は天国だっちゃ!と言われた事がありましたが、正にこの大寒波でも神戸では雪が積もりません。

一日も早く、凍結で水道が出なくなった地域や豪雪地域が日常に戻れることを願います。


そしてその雪の街、札幌へ久しぶりに出店する日が近づいてきました。

4年ぶりでしょうか。

札幌大丸でサツエキレトロマーケットを毎年開催して、雪まつりの前の週は札幌へ行っていました。

サツエキレトロマーケットがなくなり、その間札幌へは行けませんでしたけど、今回、催事場の出入り口近くの吹き抜けの周りで出店します。

ブースの場所が広いので、スーツケース4個を送りましたし、手荷物でもトランク二個を持って行くつもりです。

今までの札幌のイベントでは、スタッフと二人でトランクを計3個か4個持って行くだけでしたので、今回は見応えのある内容となると思います。

久しぶりに尋ねる札幌も楽しみですが、何と言っても、長い間お会い出来なかった北海道の皆様と再会出来る事が嬉しいです。

デパートイベントは様々な企画がありますが、どれだけ人気があっても諸事情で無くなったり、色々な事情で突然終わりを告げる事があります。

それは仕方の無い事なのですが、ご来店されるお客様の事を考えると、申し訳ない限りです。

札幌のイベントも、人気イベントでしたので、終わった後も、今年はきますか?など、ずっとお問い合わせがありました。

そして長い時を経て、今回、再びイベントが決まりました。

今までのような沢山のアンティークショップが集うイベントではありませんが、関西から数件ショップが集い、アンティークを楽しんで頂けると思います。

久しぶりの再会を心から楽しみにしています。

ご都合が良ければ是非札幌大丸へお越しください。

札幌を終えますと、川西阪急、梅田阪急、大分トキハなど春と共に、イベントが続きます。

大分トキハも人気だったフランスフェアが今年から無くなり、どうなるのかなと思いましたが、小規模で開催が決まりました。

今年は様々な場所に出向き、楽しみながらステキなイベントにしたいと思います。

今年は華やかに、そして遊びを取り入れながら過ごすと運気アップ出来るそうですので、常に楽しい事を思い浮かべながら頑張りたいと思います。


どれだけ厳しい冬も必ず終わりますので、次に来る春、そして夏を楽しみに過ごしたいと思います。

それでは皆さん、まだまだ寒い日は続きますので冷えに気をつけてお過ごしください。


今日の誕生日で51歳になった店長でした。


建国記念日ですので洋館店では国旗をあげていました。

今日から新しい財布をおろすと金運がアップするそうですので、僕は先日購入した財布を今日から使っています。

おめでたい日に産んでくれて、亡き母にはとても感謝をしています。


美輪明宏さんは、年齢はただの数字。

数字で老け込んだり、ケジメをつけたり、自覚する必要は無いと言っています。

僕もそう思います。

数字は全く気にせず、今出来る事、考えられる事を行動に移して過ごしたいと思います。

年齢で制限を設けると、どんなことにもブレーキがかかりますし、行動や活動の幅が狭くなり、世界が小さくなります。

50歳は素晴らしい一年となりましたので51歳も様々なことにチャレンジをして、気持ちに素直に生きていきたいと思います。

ただ、年齢で制限が必要な事柄もあります。

今問題になっている高齢運転者ですね。

痛々しい事故が毎日のようにニュースになっています。

僕はそのニュースを見て、もしその年に生きていたらですが、70歳になれば運転免許を返上すると決めました。

やはり年と共に目も悪くなりますし、注意散漫になると思います。

そして反射神経は確実に衰えます。

車は大好きですし、ずっと乗って行きたいと思っていましたが、やはり事故で人を傷つけたりしたら大変ですし、スポーツ選手が引退するように、いつまでも運転を続けるのではなく、70歳で運転を引退すると決意しました。

ただ僕は交通の便利な場所に住んでいるので、不自由しませんが、やはり山間部や車が無いとどこにも行けない方は引退したくても出来ない事情もあると思います。

そういう事情がない限り、僕はあと19年間の運転時間です。

そう考えると、20歳で免許を取り、70歳だと50年間ですね。

もう半分以上過ぎました。

そんなに経っていない実感ですが、もう30年も運転してきたんですね。

大好きな車の運転を、これからも大切に、そして安全にして行きたいと思います。

全国キャンピングカー巡りも、まだまだそのうちにと言っていると引退の日が迫ってきます。

こうして考えると人生の時間には限りがある事を痛感しますね。

大好きなアンティークを楽しめる時間も限りがあります。

100年以上生きて来ているアンティークを自分が楽しめる時間は長くても50年前後です。

100年間ずっと持ち続けて楽しんで来たと言う人はほぼいないと思います。

これからも様々な人から人へ受け継がれて行く、愛しのアンティーク達を、出来る限り、楽しみながら、ステキな人へ繋いで行く役目を誇りに思って頑張ります。

アンティーク歴ももう少しで30年を迎える所に来ています。

運転と同じように50年続けて行く事は中々難しいですし大変な事だと思います。

一日一日を大切に精一杯頑張って行きたいと思います。

皆さんに楽しんで頂けるお店作りを目指して努力します。

これからもどうぞよろしくお願いします。



写真は先日の皆既月食の写真です。

ミニ天体望遠鏡とiPhoneで撮影しました。

素晴らしい満月が欠けて行き、重なって行く様子を見ることができました。

星空や天体を見ると心が落ち着きます。

やはり上を見るという事と、自然、宇宙を意識すると小さな悩みはどうでも良くなるのかもしれません。

満月を見ると厄が落ちると言われますので、その効果かもしれません。

皆さんも時間があれば星空などを眺めてみてくださいね。

冬の良いところは、星が綺麗に見えるところですので。

それではまた。






2018年01月01日
新年明けましておめでとうございます。
2018年もどうぞよろしくお願いします。

2017年は皆さんのお陰で素晴らしい一年となりました。
ありがとうございました。

戌年はいつもよりも華やかに過ごすと良いことがあるそうですよ。
という事ですので、いつも派手と言われていますが、もっと明るいファッション、そして服装だけでなく、全てを華やかに過ごして行きたいと思います。

まねきねこも華やかなお店の演出を、華やかなアンティーク達と共に、皆さんに喜んで頂けるお店にしたいと思います。

そして今年は去年と違い、様々な場所へ出向く年です。

久しぶりの北海道、そして福岡。

毎年楽しみな大分。

名古屋、京都、大阪、地元神戸と日本全国で皆さんとお会い出来るのが楽しみです。

そして去年の年末にはイベントと重なってお断りした、東京大丸も、もしかしたら今年中にイベントを開催するかもしれません。

決まり次第お知らせいたします。

様々な場所、土地で、ステキな出会いが待っていると思うと、今からワクワクします。

そして店舗でのイベント、フェア、セールも、2017年はいつもよりも多く開催しましたので、引き続き、2018年も神戸店、洋館店の営業日を増やすつもりです。

そしてこちらのサイトでは、毎日、新たなアンティークをアップ出来る体勢にして、毎日皆さんに楽しんで頂けるサイトにするつもりです。

2017年12月は、ひと月の閲覧数が過去最高の数字を達成しました。
1日平均100人以上の方が訪問して頂いた事となりました。
本当にありがとうございます。
年々、確実に訪問の数が増えていますので、気を引き締めて運営して行きたいと思います。

今年の目標として、
①全商品サイトにアップを目指す。
②皆さんに喜んでいただけるアンティークの品揃え。
③アンティーク買い付け物語の更新。
④店長日記のこまめな更新。

個人的な目標は、
①スタッフと共に健康に1年を過ごす。
②パドルサーフィンのリターンマスター。
③アンティークまねきねこキャッツの優勝。
④毎月の大開運吉方位温泉旅行へ行けますように。

この8つの目標を達成出来るように頑張りたいと思います。

そして今年から、まねきねこでは、買い付けの際、スタッフを順番に連れて行く方針にしました。

今は3人のスタッフが頑張ってくれていますが、一緒に行くことで、買い付けの現場、空気感、世界観、流れなどが分かり、販売するときの説明などが今までとは違ってくると思います。

アンティーク愛も更に高まると思います。

2018年も、アンティークの素晴らしい世界を皆さんと一緒に楽しんでいけることを心から願っています。

写真は生田神社さんの干支の絵馬です。

親子の可愛いワンちゃんが仲良くしていて、幸福を運んでくれそうですね。

今年も、どうぞよろしくお願いします。


2017年12月15日
買い付け日記

ロンドンの早朝はとても寒く防寒対策をしたのに全く対処出来ないほど凍えながらの買い付けのスタートでした。

小さくなったバーモンジーマーケットでは、25年前からずっと出店を続けてくれているディーラーがあります。

当時は約1500店舗を誇るロンドン最大のマーケットで、朝5時から昼頃まで大賑わいの市でした。

毎週開催の蚤の市ではロンドンだけでは無く、世界一だったと思います。

世界中からアンティークを求めて人がやってきて活気と熱気が凄く、買い付けの初日をここで迎えるのが僕の決め事でした。

両替商も二件、カフェも二件、アウトドア、インドアのマーケットもあり、1日過ごせる大好きなバーモンジー。

10数年程前に、再開発の話しが出て、遺跡も出たりして、広いアウトドアスペースは全てビルが建ち、有名な家具屋さんや高級ジュエリーのお店、古着屋さん、カフェなどが入った古いビルは解体。

そしてその間、どんどんお店か少なくなり、とうとう今では30件程の蚤の市となりました。

でも、当時からずっと頑張って出ているディーラーの中で、お母様の代からお世話になっていて、そこでしかお会い出来ない方がいます。

その方がいる限り、僕も頑張って通うと決めています。

価値観や好みが同じですので、25年間、毎回何か好きな物があります。

今回も素晴らしいアンティークを頂きました。

このジンクスが続いている間は買い付けは順調に行くと思い込んでいます。

ここからが買い付けのスタートとしての位置付けも続けるつもりです。

このマーケットも縮小され、キングスロードの素晴らしい建築物と美味しいパスタのお店が入っていた広いエリウスアンティークマーケットも今ではファッションビルに。

そしてボンドストリートの高級アンティークマーケットも閉店。

エンジェルのアンティークビルも二件ありましたが再開発で立ち退き。

この流れでしばらくは落ち着いていましたが、前から噂になっていた大きなアンティークマーケットがついに来年の5月に閉鎖が決定しました…

日本のニュースにも流れていましたが、世界の都市ランキングでロンドンがずっと1位なんです。

2位がニューヨーク。

地価も高く、地震も無く災害は無いし、治安も良く、金融が整い、教育も有名な大学が揃っているイギリスの中心の都市。

ワンルームマンションが1億円もします。

そのような価値観と、アンティークが年々少なくなっているという事情が絡み、どんどんマーケットが少なくなって来ています。

僕は個人的に15年ほど前から危機感を感じていました。

27年前に初めて渡英した時の衝撃的なアンティークの数が1年ごとに激減していくのを肌で感じていたからです。

その不安がついに現実になり、蚤の市、アンティークマーケット、オークションと出会いの場がどんどん少なくなり、今では、またか…と言う感じです。

苦しい状況ですが、長年、繋いで頂いたご縁、そして人の繋がりで何とかアンティークは集まってくれています。

今もしスタートしていれば確実に出来ていませんね。

本当にギリギリのスタートだったと思っています。

朝の寒い蚤の市を終えて、その後はコレクターとの再会。

体調が悪いと聞いていたので家に尋ねるつもりでしたが外で会うことになりました。

元気そうで安心しましたが、やはり完全ではない様子。

お約束のアンティークを分けていただき、新たに数点お譲り頂きました。

本当に、いつまでこうしてお会いできるかと、いつも思いますが、とにかく最後はしっかりと握手してお別れします。

握る時に、また会えますように!と心で強く思いながら。

人との巡り合わせ、出会いにはいつも感謝していますが、素晴らしい出会いが多いほど、別れも辛くなります。

詩人の方が、人生は別れの連続。その辛さに打ち勝つような強さが欲しい。と書いていたのを覚えていますが、正にそうですね。

素晴らしい人、素晴らしいご縁があればあるほど、楽しい時間を過ごせば過ごす程、それと同じように別れの辛さもやってきます。

長生きしないのが、別れの辛さの処方箋とも聞いたことがあります。

先に行った方が残される辛さを感じることがないと。

コレクターと別れた後、またもう一人のジュエリーコレクターとお会いしました。

そこで、今までにもかなりすごいティアラを分けて頂いていましたが、今回は大きさもすごく、ダイアモンドも大きく、ナチュラルパールも使われていて、びっくりするような素晴らしさでした。

真ん中に大きな5カラットのダイアモンドがありますが、それが外れてリングに。

そしてティアラ全体の真ん中の部分が外れてブローチ、ペンダントに…

外れた後もそのままダイアモンドブローチ&ネックレスとティアラとして普通に使用出来ますし、ドッキングすれば素晴らしいティアラへ…

こういう出会いは、寂しげな気持ちが全て吹き飛ぶような電流が身体を流れます。

正にミュージアムピースです。

ロンドン塔やビクトリア&アルバート博物館にあってもおかしくないティアラ。

価格を聞くと、少し頑張れば購入できる価格でした。

まだ初日で両替の全ての中から3割以上占めますが、こんな凄いものは二度と無いことは分かっていますので、迷いなく決断しました。

そして素晴らしいブレスレットも同時に分けて頂き、お別れしました。

また固い握手を交わして。

彼もかなりの高齢です。

付き合いは長く26年です。

途中、様々な事がありましたが、奇跡の生還を果たし、今に至ります。

その不屈のパワーは、分けて頂けるジュエリーにも宿り、いつも良いところへお嫁に行き、皆さん良い運気を頂いて幸せを感じて楽しんでいます。

やはり出所は大切ですね。

また次回も必ずお会いしましょう。

そしてつぎはアンティークマーケットへ。

そこではそんなに出会いは無く、郊外のアンティークマーケットへ向かいました。

そこで見たことの無い婦人と出会いました。

フリーマーケットブースで少しのジュエリーと裁縫道具を並べていました。

すぐに目に飛び込んできたのは大きなセミのネックレス、アールヌーボーのホーンのペンダントでした。

大きさにビックリですし、大好きなホーンジュエリー。

セミが羽を広げているデザインも珍しいですし、綺麗な色彩で一目惚れです。

価格を聞くと、これは割れていて私が直しています。と言って黙ります。

僕がもう一度、それでも大丈夫ですのでおいくらですか?ともう一度聞いても、後ろを見せて、ほら、ここをくっつけてあり、修理をしています、とまたよそを見る。

僕は、このデザインが好きだし、壊れていても使用出来そうだし、問題ないんです、欲しいんです!とムキになって言うと、呆れた顔をして、そこまで言うなら、とやっと売値を教えてくれました。

経験したことのないやり取りで疲れた顔をしながら、その価格なら喜んで頂きます!と言うと笑顔を見せてくれて、あなたは珍しい人ね、と言いました。
どっちが珍しい人か…

私が直したから素人のつけ方だし、またきちんと直してもらった方がいいわよ、と言いながら丁寧に新聞紙で包んでくれました。

そしてお金を支払うと、あなたは、真珠のジュエリーに興味がある?と言いました。

僕は日本ではパールは女性のお守りになるし、昔から大好きで、特にアンティークのパールは全て天然で、現代の養殖真珠とは違いますから、と話すと、私は50年余りの間、収集したシードパールのコレクションを持っていて、どうやって次の世代へ渡すか考えていたのよ、と。

僕は心がワクワクしながら、シードパールは特に大好きです!と言いました。

婦人は、ここから歩いて20分ほどに家があるから今から来る?と言いました。

オフコース!と言って、テーブルの上に並べたアンティークを一緒に片付けて荷物も持ってついて行きました。

ジョブセンターと言う、日本でいう職安の横を通り、アパートが見えてきました。

そこの三階よ、と言いながら階段を登りました。

婦人は軽快に階段を登り、毎日登り降りしてるから足は元気よ、と微笑みました。

そして、玄関で、中は散らかってるから、この椅子に座って待ってて、と玄関の古い 椅子に座って待ちました。

そして、大きなトランクの中から、紙の箱に分けられたジュエリーを一つ一つ出してくれました。

全て素晴らしいシードパールのジュエリーでした。

何一つおかしなものはありません。

あなたの欲しいものがあれば価格を言うから、と言いましたが、僕は、全て素晴らしいので、僕が買える価格であれば全て欲しいです、と言うと、とても嬉しそうな笑顔を見せながら、ちょっと待ってね、と言って帳面みたいな手帳のようなノートを持ってきました。

そして順番に価格を教えてくれて、トータル20点ほどのシードパールを並べながら、価格をまとめるとやはり結構な金額に。

僕が困ったような表情を浮かべながら日本円に計算していると、トータル金額から約3割ほど引いてくれました。

あなたが全部引き受けてくれるから、もう良いのよ、と言いながら…

僕は、とても嬉しいですし、これだけの数のシードパールジュエリーを一度に揃えたことはないですし、長い年月をかけて集めたコレクションを、初めてお会いした僕に譲って頂いて、感謝しかありませんと言いました。

婦人は、部屋が片付いていたら、お茶でも入れてあげたいけど、本当に散らかってるのよ、と言いましたが、僕はそれよりも、早く気が変わらないうちに帰りたい!と思っていたので、お気にしないでください、と言って名前と連絡先などを書いてお別れしました。

そして別れ際に、私は、もうジュエリーは売るものがないけど…と言った後に、そうそう、とまた奥へ行き、箱の中から、小ぶりなホーンのブローチを3点見せてくれました。

まだあったのよ、と言って見ると、とても可愛いアールヌーボーのお花のブローチでした。

シードパールにホーンジュエリー…

僕と好みが全く同じだ、と喜びながら、そちらもいただきますと言うと、格安で分けてくれました。

そして、さっきの話だけど、もし私の友人が、何かを手放す時はお手紙出すので、またここへ来てねと言ってくれました。

僕はまた大きな声でオフコース!と言って握手をして別れました。

本当に予期せず、まさかのご縁でした。

もう一度郊外のアンティークマーケットへ戻ろうとも思いましたが、もうこれ以上の物は無いし、また戻るよりも、もうこれでホテルへ帰ろう!とタクシーを拾って帰りました。

そしてホテルでベッドの上に並べると、それは素晴らしいコレクションでしたし、一同にこれだけ揃う事は二度と無い!と喜びが溢れました。

それにしてもあの婦人は、別れ際も、手放す瞬間もサバサバしていたなぁ。

潔良い方だ、と関心しました。



土曜日のポートベローも、賑わいや、お店は多く感じますが、やはり昔とは内容が違い、お土産屋さんがかなり増えていますし、尋ねる場所も限られています。

でも今回も地方から出店してくれている昔からのディーラーなどで素敵なジュエリーを分けて頂きました。

今回はクリスマス前のハイシーズンらしく、イタリア、ニューヨーク、ドイツ、フランスなどから沢山のディーラーが来ていました。

あんなに他国からの大勢のディーラーは初めて見ました。

僕はいつもは11月に渡英していますが、今回はスケジュールの関係で10月になりました。

11月だと海外のディーラーはクリスマス直前なので少ないそうです。

欧米では、やはりクリスマスは重要なんですね。

そして日曜日は、ドールショウがありました。

ドールショウの会場に入ると、僕の恩人が亡くなったことが全ての方に知れ渡っていて、1軒1軒、みなさんがお悔やみの言葉、そして励ましのお言葉をいただきました。

初めてですが、お花代に、とお金を頂いたりもしました。

みんな共通して、アイムソーリー、と謝ります。

知らずにごめんなさいね、と言うことですが、初めて聞いた時は驚きました。

そしてもう一つ共通する事は、クリスチャンの国らしく、とてもハッピーな人生だったと思うし、素晴らしい方でした!と言ってくれます。

前向きな言葉を必ずかけてくれます。

30件のお店のほとんどで声をかけて頂き、亡くなった本人はとても喜んでいたと思います。

自分の時もこんな風に声をかけてもらったら幸せだと思いました。

追悼のドールショウを終えて、ホテルへ戻り、もう明日は帰国の日です。

梱包や荷造りをして、完全に終えると今年最後のロンドンの夜の街へ出かけました。

今日のラッキーフードのイタリアンを食べに、コレクターでもある友人と会いました。

ビクトリア駅の中の食べ放題のイタリアンに行きましたが、ここは以前の買い付けツアーで皆さんと来た思い出の場所でもあります。

沢山ピザやパスタを食べながら久しぶりの再会の沢山の話をしました。

そしてコレクションのブリュも分けて頂き、ブライトンへ帰るプラットホームへ一緒に行きました。

次回はスリーブリッジの家に戻るから、そこに遊びに来てね、と別れの言葉とキスを交わして電車へと送り届けました。

買い付けは木曜の夜に着いて、4日目の夜を迎えましたが、あっという間に過ぎます。

明日は早朝に出かける蚤の市を終えてアンティークマーケットへ行き、夜の19時の飛行機で帰国します。

今回は帰国して、そのまま梅田阪急英国展の準備に空港から向かいます。

空港の送迎付きの馴染みの駐車場へ、英国展の荷物を積んだままロンドンに来ましたので、帰国して、買い付けの荷物を積み込み、そのまま梅田阪急へ向かいます。

もし飛行機が遅れたり、何かあるとイベントに穴が空いてしまいますので、少しプレッシャーがかかります。

いつも綱渡りスケジュールをこなしているので、何とかなると思い、荷物の梱包を終えてやすみました。

そして最終日の早朝の蚤の市は、短い時間でかなりの集約された買い付けをしないといけない日です。

集中力を出して、乗り切り、とても良い仕事ができました。

そしてビクトリア時代の素晴らしいエンジェルの銀の手鏡との出会いもありました。

最後の日まで、感動の出会いを感じながら素晴らしい渡英となりました。

そして帰りの飛行機、乗り継ぎ、全てが定刻通りという、神懸かり的なスムーズさで無事に到着して、梅田阪急の搬入も出来て、一安心の買い付けとなりました。

次回の買い付けは5月の予定です。


以上が買い付け日記です。



次はどんな出会いがあるのか、素晴らしい時間を過ごせるために、アンティーク愛をますます高めて過ごしたいと思います。

やはり、何でもそうだと思いますが、好きな事を愛すれば愛するほど、向こうからも来てくれます。

真実の愛ならなおさらですね。

好きな人に対しては、相手の気持ちが通じないと、追いかけたり、やりすぎはストーカーになりますが、愛するだけなら、気持ちが通じなくても、迷惑をかけませんし、一方的な愛でも幸せな気持ちになります。

アイドルなどのファンと同じですね。

アンティークは、100年以上もずっと生きて来ている、強いパワーを持つ、運の強い存在です。

様々な人に愛されて来て、引き継がれ、自分に縁のあるアンティークが手元に来てくれます。

それは、思いが強くなればなるほどに来てくれます。

僕が古着屋時代に、古着集めをしながら軽自動車で夜中に走っている時に、ブリュ!、ジュモー! 、スタイナー !、ガレ!、ドーム!、ラリック!と大声で叫びながら運転していましたが、正に思いが通じて今はそのアンティーク達が来てくれています。

そして、いくらお金があっても、半端な思いでは、中々良い出会いは来ません。

これからも素晴らしい出会いを求めて、常に新鮮な気持ちで過ごし、橋渡し役、アンティークトレーダーとして努力したいと思います。


今まで書いていたような、アンティーク買い付け物語とは違い、日記形式で書きました。

中々時間が無く、更新が遅れましたけど、これからも様々なアイデアを出して、皆さんが喜んで頂けるように考えて行きます。

前回の店長日記からは季節が飛び越えて、すっかり冬になりました。

それどころか2017年も1ヶ月を切りました。

時の早さにびっくりします…

先日は名古屋骨董祭が開催されましたが、連日沢山の方が来られて大賑わいでした。

今年最後の骨董祭ですし、自分ヘのクリスマスプレゼントを探している方もいました。

名古屋の骨董熱は本当に高く、いつ来てもその熱気、パワーを感じます。

好天にも恵まれて、最高の今年最後のアンティークフェアとなりました。

まねきねこではものすごい数のアンティークが並んでいるので、皆さんびっくりされていました。

また次回は5月に開催ですので、その時も同じように、沢山のアンティークでブースを埋め尽くしたいと思います。

名古屋でお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

そして神戸に戻り、神戸店のクリスマスセールも沢山の方がお越し頂き、今年最後の神戸店でのセールはとても賑やかで楽しい時間を過ごせました。
本当にありがとうございました。

また次回は1月に営業する時間がありますので、是非2018年の最初の神戸店の営業日にも是非お越しください。

最近は年末年始に阪神百貨店のイベントがあり、お正月はデパート、という感じでしたが、今年は久しぶりにのんびり迎えることができます。

お年玉を店長からお渡しする、という面白い企画もありました。

懐かしいですね。

今年のイベントは、いよいよアベノハルカスで終わりです。

ハルカスへは僕は店頭にはいませんが、優秀なスタッフがいますので、是非今年最後のアンティークまねきねこのイベントへお越しください。

皆様のご来店を心からお待ちしています。

そして引き続き開催中のネットでのクリスマスセールも残り3日となりました。

連日1000人以上の方が閲覧して頂き、とても嬉しく思います。

そして様々な場所からご注文も頂き、本当に嬉しい限りです。

実物をみていないで、ご決断される事は、お互いの信頼関係が無いと出来る事ではありません。

その気持ちに心から感謝いたします。

まねきねこでは、商品の撮影はジュエリーはカメラで撮影する場合もありますが、人形とテディベアなどは僕がiPadやiPhoneで撮影して掲載しています。

色加工、明るさなど全ての加工は全くせず、ありのままでアップしています。

ですので、写真よりも実物の方が本当に良かった!と言ってくださる方がほとんどです。

加工し過ぎて、写真の方が良かった…と残念な事などはありません。

写真写りは良いけど…と言われたらお人形もかわいそうですので。

これからはジュエリーも同じ方式で撮影するつもりですし、もっともっと皆さんに喜んで頂けるサイトにしていきたいと思います。

古着屋の頃の精神の、毎日新しい物が入荷するお店!を目指して。

西宮の古着&アンティークまねきねこ時代では、本当に毎日新しい古着や雑貨を入荷させていましたので、武庫川女子の女の子や、兵庫医大の男の子、近所の中高校生も毎日来てくれる人もいました。

自分も楽しいし、来てくれると人もワクワクしてくれますので、楽しかったです。

そのようなサイトに育てていきたいと考えています。

やはり、日本は北海道から沖縄まで、近いようで遠い距離がありますし、中々神戸や様々なイベントなどにはお越し頂けないことがありますので。

そして今ではパソコン、スマホなどですぐに訪問できて、すぐにつながる時代です。

そのおかげで、こうして皆さんとつながる事が出来ています。

本当に良い時代だと思います。

北海道のお話が出ましたが、2018年に、久しぶりに札幌大丸へ出店する事となりました。

以前のようなサツエキレトロマーケットのようなイベントではないですが、同じようにまねきねこからは沢山のアンティーク達を引き連れて札幌へ行きます。

スケジュールは2月15日から20日です。

ちょうどバレンタインのイベントが終わったあとにまねきねこのイベントがスタートします。

久しぶりに北海道の皆様にお会い出来ますのがとても楽しみです。

そして素晴らしい雪の世界も久しぶりですので、また毎朝雪の中を歩きながら神社へ参拝したいと思います。

大浴場が付いている、札幌駅前のホテルも確保できました。

いつも宿泊していたホテルでしたが、訪日客が増えている影響か残りわずかな空室でギリギリでした…

寒い北海道ですので、朝に熱いお風呂に入って汗をかいてシャッキ!としてから外へ出ると、とても気持ち良いんですよ。

年齢的にもヒートショックには気をつけないとですが…

久しぶりの札幌大丸、是非お越しくださいね。


そしてもう一つ、博多大丸も久しぶりに出店が決まりました。

スケジュールは4月4日から10日です。

今までの催事場とは違い、1階でのイベントですので、楽しみです。

こちらは以前宿泊したパティシエが作る、厚切りフレンチトーストがついている朝食バイキングのホテルは取れませんでした…

でも久しぶりの福岡のイベントを楽しみにしています。

父の実家のある福岡ですし、僕の大好きなホークスの本拠地です。

残念ながらその期間は福岡ドームでのホークスの試合はないですが、その分、大丸へいなさい、と言う事だと思いますので、大丸で皆さんのお越しをお待ちしています。

少し前に、遠方へのイベントを少なくして、との方針でとお話ししましたけど、お声がかかるという事は、まだまだ早いという事ですね。

それに、遠方の皆さんとお会い出来ることも本当に楽しみですし、それぞれの土地の空気、人、食べ物など楽しみもいっぱいです。

大分トキハもフランス展の予定がわからないと聞いていましたが、アンティークショップが集合してのフランス展を開催すると言う事で決定しました。

スケジュールは3月15日から21日です。

最近はいつも京都大アンティークフェアと重なり、僕は初日だけ行き、後はスタッフに任せて留守にすると言うパターンでしたけど、来年は重ならないので、ずっと大分にいられます。

それに二手に分ける必要も無いので、沢山のアンティークジュエリー、ドールを連れて行けます。

今から楽しみです。


それでは、残りすくない2017年を皆さんも僕も、共に有意義に楽しく過ごせる事を願います。

終わり良ければ全て良し!と言いますので、あと二週間の2017年を幸せで楽しい時間に致しましょう。

皆様の幸福、そして平和を心から願っています。

そして素晴らしい2018年となりますように、心から願います。

それではまた。


来年の戌年を前に今は亡きチワワの天ちゃんを思い出す店長でした。

洋館店には黒猫ちゃん、青い目がステキなシャム猫のアメデオと、猫しかいません。

写真は洋館店の中を覗くアメデオです。

また沢山人形がおるなぁーと見ているようです。

猫しかいないのは、まねきねこなので良いのですが、以前は天ちゃんがぼんぼりや弟、美人のメロン、ボスなどの猫軍団とケンカしたりして、とても賑やかでした。

懐かしいです。

天ちゃんの写真を撮り、年賀状にしたり。

うちのスタッフには全員ワンコがいますので、その可愛いワンコ達の紹介などをして戌年を祝いたいと思います。


でもよりによって、まねきねこの店のスタッフが全員犬派とは(´ー`)

それも面白いですね。

おまけに全員、長男、長女です。

だからみんなお互いの気持ちが分かるから上手く行くのかもですね。


猫も犬も動物はみんな可愛いです。

今年の鳥もとても可愛いです。

洋館店によく来るカラスは、モノマネが得意で、いつもアヤアヤアヤアヤと言っています。

カアカアとも言いますが、僕の顔を見かけるとアヤアヤ…と。おやおや、かも知れませんが。

誰の真似をしているのか聞いてみたいです。

それでは皆さん、インフルエンザも流行っていますし、寒波が来ています。

暖かくして、体調を崩さないように気をつけてくださいね。

また元気で皆さんにお会い出来ますのを楽しみにしています。

あとわずかの2017年、皆さんにとって素晴らしいものとなりますように。
2017年10月01日
皆さんお元気でしょうか?

季節はすっかり秋になり、美味しい梨や栗、柿、秋刀魚を美味しく頂いていますし、洋館店のザクロの実も大きくなってきました。

僕の大好きな暑い夏はあっという間に終わりを告げました(^^)

ただ女性にとっては今のシーズンは過ごしやすく、ベストだと思いますので、素敵な秋を楽しんでください。

僕の大好きな夏は終わりましたがスポーツの秋、味覚の秋ですので、野球にSUP(スタンドアップパドルサーフィン)に励んで、体力作りと健康管理をしたいと思います。

野球は真冬はシーズンオフですが、サーフィンは年中出来ますので、ウエットスーツを着て楽しみながら体幹を鍛えたいと思います。

僕がしているサーフィンは波がなくても出来ますし、水面を歩いたり走るような感覚で、とても気持ちが良いんですよ。

時間があれば何時間でもしておきたいぐらいです。

魚やクラゲと一緒に泳いだり、とても爽快です。

綺麗な海でしたらサンゴや熱帯魚も見えます。

写真は大好きな沖縄の海です。ここでもSUPをしました。

波が要らないので湖でも大きな河川でも出来ます。

ただ油断してバランスを崩したり、横波を受けると海へ落ちます。

そのスリルも面白いです。

昔、少ししていたウインドサーフィンやサーフィンなどは風や波が無いと出来ません。

その点は日本に向いているスポーツですね。ハワイで生まれたそうですが。

皆さんも機会がありましたらチャレンジしてみて下さい。

暑い8月から今の10月まで、イベントが続いていましたけど、どちらも連日、皆さんがお越し下さり、素晴らしいイベントとなりました。

阿倍野ハルカス、西宮阪急、梅田阪急、名古屋タカシマヤ、神戸店セール、神戸大丸、そして今開催中の川西阪急と8月から9月まで続いたイベントでしたが、それぞれ素晴らしいご縁と出会いがありました。

お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

心から感謝しています。


そして皆様にご報告があります。

まねきねこは、古着&アンティーク リボンでスタートして、古着&アンティークまねきねこ、アンティークジュエリー&ドール まねきねこへと移り変わりながら27年が経ちました。

僕が23歳の頃に一緒に始めたパートナーがいました。

野球と音楽しか知らなかった僕に、古着や古物、アンティークの世界へと導いてくれた人。

その出会いがなければ今のまねきねこは存在しません。

この素敵な世界への扉を開けてくれた恩人が、名古屋タカシマヤの最終日の早朝に危篤になり、午前1時半に連絡を頂き、車で神戸へ走りました。

道中2時半に亡くなったと知らせを受けて、急いでいたスピードは緩みましたが、そのまま向かい、辛いお別れをしました。

まだ生きているかのような姿に、何度もお礼を言いました。

最後に、意識があるときにもう一度御礼を言いたかったので、本当に残念でしたし、関西のイベントなどの最中なら間に合ったのにと、遠い名古屋にいた事を悔いました。

でもそれも何か意味があったのだと思いました。

と言うのは、名古屋タカシマヤを終えて、そのまま東京へ向かい、お人形を引き取りに行く予定がありました。

その方はまねきねこの初期の頃、僕がまだ20代の頃に出会った方で、亡くなったパートナーも、もちろん知っていましたし、仲も良かったのです。

そして、まねきねこ史上、初めてロングフェイスジュモー、ジュモートリステをロンドンサザビーズで落札して、大喜びの話をその東京の方にすると、是非見せて頂きたいと言われ、奥様も気に入って頂き、お譲りしました。(今アップされているトリステです。)

その奥様が亡くなられて、そのコレクションを東京へ引き取りに行く予定でした。

行く直前に当時、そのお人形たちを一緒に買い付けた恩人がなくなり、そして当時仲良くされていた奥様のコレクションを引き受けに行くと言う事となりました。

葬儀は東京へ行き、戻ってからの日程ですので、お別れをした後、とんぼ返りで名古屋へ戻り、ホテルをチェックアウトして、最終日を終えて、そのまま東京へ走りました。

東京へついて、旦那さんにその話をすると、びっくりされていましたが、当時のお話もして、思い出を語りました。

本当に素晴らしい方で、大変なときに来ていただけて、感謝しますと言って頂きましたし、僕も奥様の大切なコレクションを、素敵な方へ橋渡しします、と固い握手をして別れました。

亡くなった恩人は、自分が惚れ込んでいた人形たちを一緒に見に行きたかったのだろうと思いました。

阪神大震災以来、体調を崩し、ここ最近は入院生活が続いていて、余命半年か一年と言われながら3年目を迎える直前に亡くなりました。

自分が今ここにいるのは、本当にその方のおかげだし、5年前に亡くなった僕の母も、なくなる直前に、お兄ちゃんが今こうして頑張っていられるのもその方のおかげやから、ずっと、最後まで感謝を忘れずに出来る限りの事をしないとアカンよ!と言うのが母の遺言となりました。

古着屋をスタートした当初は僕は平日はアルバイトをしながら、土日にフリーマーケットに出店して古着などを販売していました。

早朝と深夜は古着を集めに車で走り回り、本当に寝る間もなく働いていましたが、頑張れば頑張る分だけ結果がすぐつく商売と言うのは、やり甲斐がありましたし、楽しくて仕方なかった当時でした。

サラリーマン時代はいくら売り上げを上げても予算を達成しても、給料は変わらず、ボーナスが少し上がるほどでしたが、でもそれが当たり前だと思っていました。

そして古着の世界、昔の物の面白さ、そしてアンティークの素晴らしさにもどんどんハマって行った時期でしたので、何もかも新鮮で毎日が充実していました。

5年間ほど休み無しで友達とも遊ばず、夢中になって打ち込んでいました。

そして今のアンティークジュエリーとドールへと自然とご縁が出来て、興味が移り、もうこれしかない!と思えるようになり今に至ります。

その全てのキッカケを作り、この世界へと導いてくれたことは、どれだけ感謝しても足りません。

今でも、当時の事を知っている方は、こちらを読むとすぐに分かると思いますし、当時からずっとまねきねこへ来て頂いている方は、仲が良かった方もおられると思いますので、当時に思いを馳せて頂ければと思います。

そして彼女の事を心に思い浮かべて頂ければ嬉しいです。

亡くなった方は思い出してもらえることが嬉しい事だと住職さんに聞いたことがあります。

まねきねこは今回の事で、また新たな旅立ちだと思っています。

もちろん、最近は手を借りずにずっと僕1人でして来ましたが、一緒に築き上げてきたまねきねこだとずっと思いながら、どこか心の支えともなっていました。

命がなくなり、もう姿は見ることはできませんが、彼女が教えてくれた、大好きなアンティークの世界をこれからも頑張って続けて行きたいと思います。

悲しみが去るまでまだ少し時間はかかりますが、今回の買い付けも、おそらくまだ49日の最中ですので、一緒についてくると思います。

亡くなって49日の間はこの世でとどまり、お世話になった方へ挨拶まわりをすると聞きました。

今回の訃報は長いおつきあいのロンドンの友人、コレクターにもお伝えすると、みんな一様に悲しみ、そして温かいお言葉、そしてお花代をロンドンから送って頂いたりもしました。

関わった全ての方に愛されていましたので、今回の買い付けは、その話が多くなると思いますし、追悼の旅になると思います。

僕は今現在も、皆さんに支えられていますし、優秀なスタッフもいますし、本当に人との出会いには恵まれています。

人との出会い。それが無ければ今の僕はありません。

幸せは人が運んでくる、と聞いたことがありますが、正にその通りだと思います。

自分一人では何もできません。

出会った全ての皆さん、一人一人、誰一人欠けてもここまでくることはできませんでした。

ですので、その皆さんに今まで以上に喜んで頂いたり、楽しんで頂けるまねきねこになれるように精一杯頑張って行きたいと思います。

そしてお世話になった感謝をどんな時も忘れずに生きて行きます。

様々な出来事が全て良い方向へと向かうように、今回の買い付けも素晴らしいものにしたいと決意する店長でした。


今回の買い付け直前情報ですが、可愛いプレゼンテーションドールや双子のスタイナーなどを分けて頂ける予定があります。

ジュエリーも素晴らしいコレクションを見せてもらう約束があります。

そして前回から設けた人気コーナーである、全てシルバー、ゴールド、天然石を使用した本物のアンティークジュエリーやビンテージジュエリーを全品5000円コーナー、そして新たに1万円コーナー、2万円コーナーも設けたいと考えています。

5000円コーナーでは、通常では2万円ほどするジュエリーを5000円。
10000円コーナーでは通常で3万円以上はするジュエリーを1万円。
2万円コーナーでは通常、4万円以上するジュエリーを2万円で販売出来るように頑張るつもりです。

今は3000円、5000円、3万円コーナーを設けていて、とても喜んで頂いています。

やはり、アンティークやビンテージは高価な物、と言う意識が根強くあります。

でもヨーロッパでは高価な物と言うよりは、幅広く誰にでも楽しめる、趣味の世界、と言う意識です。

実際、向こうの方は、普通、新品でナイトブリッジなどの専門店で購入するとこのぐらいはするものが、こんな価格で購入出来るなんてお値打ちです、とか言いますし、何千円で充分楽しめるアンティークやビンテージ品で溢れています。

愛好者も若い世代から年配の方まで幅広く、蚤の市なども、お金をかけずに楽しめる世界と言う雰囲気で溢れています。

もちろん高級なものは、天井がないほど、どこまでも高いものや美術品もある世界です。

その幅の広さも楽しみの一つでもあります。

味があり楽しく美しく面白いビンテージからミュージアムピースまで。

まねきねこでも、その幅の広い世界を表現出来るお店にしたいとずっと夢見てきました。

子供から学生さんやサラリーマン、主婦の方、そしてとびきり良いものを求める方まで、とにかくアンティークやビンテージが大好きな方に、予算が少なくても多くても、皆さんが楽しめるお店作りを目指していきたいと思います。

その構想を実現するために、今まではビンテージアクセサリー、全品三千円と言うのを20年以上続けてきました。

でもコスチュームアクセサリーではなく、本物、リアルストーンで100年以上前のものなど、本物のアンティークをお値打ちな価格で皆さんに喜んで頂けるコーナーを作る事で、更にその上を行く構想を実現したいと思います。

そうなればヨーロッパの蚤の市と同じ価格、向こうのアンティーク専門店よりもお値打ちなお店作りが出来ると思います。

そうするためには、仕入れや買い付けがかなり難しく、厳しいものとなると思いますが、そのハードルを超える事も、新たな向上心、集中力を持って緊張感のある買い付けとなり、僕自身もまた新鮮な気持ちで頑張れると思います。

一度には全て揃えるのは難しいですが、少しずつ、一歩一歩揃えて行きたいと思います。

そしていつの日か3000円・5000円・8000円・1万円・2万円・3万円・5万円・10万円コーナーができれば良いなと考えています。

それぞれその価格の倍以上の値打ちのあるアンティークで揃えられるように。

そしてこの世の物とは思えないような、今では絶対に作れないような素晴らしいアンティークジュエリーも、もちろん追及して探したいと思います。

人形でも、そうですね、絶世の美女、二度と出会わない逸品を求めて行きます。

お値打ちな物、高価な物、どちらの世界でも、全て自分だけのお宝、同じ物は二度とないビンテージ、アンティークですので、皆さんがずっと楽しめて行ける、素敵な出会いを求めて行きます。

僕はどんなに安いもの、高価なものでも好きなものしか買い付けしないのをマイルールとしてずっとやって来ましたので、それはこれからもブレないようにして行きます。

それでは皆さん、川西阪急はあと3日あります。

時間がありましたら是非川西阪急へお越しください。

連日、優秀なスタッフが頑張ってくれています。

そして川西阪急を終えるとすぐに旅立ちます。

帰国は梅田阪急の準備の日になりますので、万が一飛行機が遅れたり、何かあった場合は大変な事になりますが、今までも経験している事ですので、何とかなると思います。

前回の買い付けの際は、ネット環境が悪かったですので、また向こうでのアップは難しいかもしれませんが、出来る限り、集合写真をお送りしますし、ジュエリーもお見せできればと思います。

新着の披露は梅田阪急ではほんの一部になる可能性が高いかと思います。

やはりその後の洋館フェアでの披露となると思います。

梅田阪急では僕は木曜日はお休みします。

他の日は今のところは全て行くつもりではありますが、その時の体調と相談してとなると思います。

最近時差ボケがひどくなっていますので…

ネットではなるべく早くアップ出来るように努力するつもりです。

ロンドンのネット環境が悪くても、写真は撮影出来る時間があるかもしれませんので。

そして買い付け前に、もしかしたら人形の新着が届く可能性もありますので、そちらも楽しみにお待ちください。

それはブリュ4号です。

届き次第アップ致します。

それでは皆さん、これからは寒暖の差が激しくなり、厳しい寒さの冬へと季節は変わって行きますので、体調に気をつけて、特に冷えは身体に1番悪いですので、朝晩は暖かくして過ごしてくださいね。

僕もかなりの防寒対策をしてロンドンへ行って来ます。

出発前にはお月見もありますのでお団子と季節の果物をお供えして、大昔からされている日本の素敵な季節の移り変わりの行事をして運気アップもしたいと思います。

素晴らしい出会いと共に、そして素敵なアンティークと共に、無事に元気に日本へ戻って来ますね。

楽しみにお待ちください。

いつも本当にありがとうございます。

心からご愛顧に感謝しています。


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