“アンティークまねきねこ”は、ヨーロッパのアンティーク・ジュエリーとドールの専門店です。
19世紀から20世紀にかけてのアンティークジュエリー、コスチュームアクセサリー、ビスクドール、テディベアなどが勢ぞろい♪ ☆素敵な出会いがありますように☆☆☆

ホーム店長日記2007年6月
2007年6月
店長日記:3
2007年06月27日
ある晴れた朝のロンドン。いつもなら早朝に起きて蚤の市に出かけて走り回っているのが日常。今日はオークションだけの珍しい1日。
いつも朝が早すぎてほとんど食べられないホテルの朝食をゆっくりと味わう。いつ食べてもこちらの目玉焼きは美味しいし、好きなコーンフレークもおかわりをして、ジャムをたっぷりつけてパンを食べる。
家にはジャムは置いてないのでここで食べるときは、ついつけたくなるのは、貧乏性かな?
守衛のロバートと今日はいい天気だねと挨拶を交わして表へ出ると、初夏のロンドンの素晴らしい青空が広がり、ワクワクしてきた。
ビクトリア駅へ向かう途中に、何とかスクールと書いた建物があり、中をのぞくと青い制服を着た小さい子供達がおとなしく遊んでいる。
長くこのあたりに来る度に滞在しているが、ゆっくりと歩くことがないので、こんな日は新しい発見があり楽しい。
10分ほどすると駅に着く、ほんとに便利なホテルだなと嬉しくなる。
ビクトリア駅は名前のごとく、有名でとても大きくてブリティッシュレイルで地方へ向かう人で大賑わい。あちらこちらで再会の抱擁、辛い別れなどが繰り広げられている光景が目に入る。
100年以上建っているこの駅で毎日のようにそんなドラマが繰り返されているんだなと思うと切なくなる。
地下鉄の駅はその隅っこのほうにあり、エスカレーターで地中へと潜る。10時過ぎという時間なのでやはり込んでいるが、忙しい時間帯なのでいつもいるストリートミュージシャンなどはいなく静かなホームだ。「Mind the Gap!」と言うアナウンスだけが響き渡る。乗り換えて二駅でボンドストリートへ到着。
ボンドストリートへ出るとさっきより更に真っ青な空が広がる。
今日はきっといい出会いがあるに違いない。
ボンドストリートは老舗の店やデパートなどが並びいつも華やかな雰囲気が漂う。いつも郊外のフェアーや、競馬場などである蚤の市に出かけているので少しシャンとした気分なった。
高級宝石店の前に山高帽(シルクハット)をかぶったドアマンが笑顔を振りまきながらも、怪しい人間は入れないぞと目の奥で威圧感を放っているような気がする。
いよいよ会場が見えてきた。年に2回ぐらいしかないドールオークションがあり出品数もヨーロッパ一なので世界中のコレクターや、業者が集まり争奪戦が繰り広げられる。緊張してきて心臓がドキンドキンと弾む。大通りから横の通りに入るとドールの会場がある。1本路地を入るだけでさっきの華やかな雰囲気は一変して静寂が広がる。
狭い路地からのぞく空も青いかなと上を見上げると、いつのまにか雲が広がっていた。ロンドンはすぐに天気が変化する所だなといつもびっくりさせられる。
そして入り口に入ろうとしたと同時にかなり強面の大きいおじさんがぶつかりながら入ってきた。
全身真っ黒な服を着てジロッと僕を睨みつける。
あまりに威圧感があったので思わず「ソーリー」と言うと知らん顔をして奥へと入っていった。あまり見たことがないタイプだしロンドンのマフィアで、どこからか脅して取り上げてきたアンティークを売りにきたのかなと、妄想が広がる。空が曇って来たからこんな思いをするのかなと、さっきの前向きさは消え去る。いつもながら脆い心だ。
オークションは1時間後に始まる。その前に商品を手に取り確認をしたり、プロフェッショナルというオークション専属の鑑定人に質問をしたりできる時間なので、気を取り直し奥へと進むと沢山の人が群がり、今まで見たことがないぐらい多量のお人形たちが並んでいた。
ガラスケースに入っている子、テーブルにずらっと並べられている子などゆうに300体以上はいるだろう。天窓から少しもれる陽がその子達を照らし、真っ白な陶磁器が浮かび上がり、後光がさしているように見えた。今日は凄い日になりそう。(つづく)


またこの続きは次回にお送りします☆
明日は明後日からの京都大骨董祭の準備に出かけます☆
全国から多数の業者が集まる楽しいイベントなので是非お越し下さい♪
その後も芦屋大丸、梅田大丸と続きますのでそちらにも是非遊びに来てください。皆さんにお会いするのを楽しみにしています☆
最近ホームページを観覧されている方が増えて来ているので、すごく嬉しく思っています☆
皆さんに喜んでもらえるようにスタッフ一堂、頑張りますのでこれからもドンドン観て下さいね☆
それではまたー☆



2007年06月19日
こんにちは☆
今年は空梅雨ですね。
なかなか雨が降らないので、我が家のアジサイも少し、しおれていました。
今僕はこれからの催しのDMハガキを作って書いていました☆
僕は宛名書きを手書きにこだわっています♪
下手な字なんですが、一人一人書いているとその人の顔が浮かんできて、最近会っている人なら「この前はあんな楽しい話をしたなー」とか思ったり、長くお会いしてない人なら「元気にされているかなー?」など、印刷では味わえない楽しみがあります☆
それを知らない人からは、いつも沢山な数を下手な字で書いているのをたまりかねて「書いてあげようか?」「パソコンでしたら?」などと心配して言われます(^^)
でも18年も続けていると、年賀状などはとうとう約1300枚になりました☆あとは暑中見舞い、デパートの催し、店のフェアーなどを毎回書きますのでいつも書いているような気がします☆
それでもやめようと思ったことはありません☆
やっぱりしんどいながらも楽しいんですねvv
身体が大丈夫な限り続けて行きたいと思います☆
そして写真にバインダーが写っていますが、お客さんの住所などもほとんど手書きで書いてもらった物をそのまま見て書くので、その人の字やその時の催しや月日が全てわかり、アルバムを観るようなワクワク感もあります♪
そして、こんなアナログな利点はもう一つ☆
データをパソコンにメモリーなどもしていないので、ネットに流出!などの心配もありません☆みなさん安心して下さいね☆
写真のキューピーがいる場所にいつも座って、頑張って楽しく書いていますので、日記を見た方は、どれだけ沢山書いても綺麗にならない字のハガキを我慢して受け取って下さいねvv
心と愛だけは込めてますから♪(念もこもっているかも?)^^
それではまたー☆



2007年06月05日
いつもホームページを御覧いただきありがとうございます☆
我が家のアジサイも元気に咲いてきて、いよいよ梅雨の季節になりました☆
先日梅の実を収穫して、梅酒を作りましたけど梅の収穫に梅雨へと進み、綺麗に季節が流れて行き、日本の四季の良さを感じることが出来て嬉しく思います♪
もちろん良いことばかりではなく、雨が続くとカビも出ますし、じめじめとして不快感も感じることもありますが、雨の日こそ家の中で楽しめる趣味があればこの季節も苦になりません☆
皆さんを含め僕たちアンティーク好きには心配無しですね♪
普段忙しくて相手に出来なかったアンティーク達を見直したり、綺麗にしてあげたり、かまってあげると更に素敵になりますし、いつも大事に離さず愛情を注いでいる人も、もっと一緒に過ごせて愛着が出てきます☆もちろん新たな出会いを求めてお宝と出合い、家で楽しむことも出来ます☆
アンティークと縁があって良かったなーと思いふける店長でした☆

今週末は大阪城ホールにて関西最大級のアンティークフェアーがあります☆雨が降っても関係なく楽しめるので皆さん是非遊びに来て沢山のアンティーク達に会いに来て下さい★

僕にはもうひとつ雨の楽しみがあります☆
それは雨の音で、僕の下手なピアノの音が近所に聞こえにくくなり、思いっきり練習できることです(^^)
それでは皆さん、今は体調の崩しやすいときなので気をつけてお過ごしくださいね☆
それではまた♪
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス