2011年03月15日
皆様お元気でしょうか?
東北地方大震災がおきて、大変な人もいると思いますが皆様が無事でいますことを心からお祈りしています。
僕は阪神大震災の経験があり、近所の方や知り合いの人も多数亡くなりました。
家も被害を受けて、夜が明けて明るくなり、店を見に行こうとガスの臭いがする外へ出ると沢山の建物の崩壊や救出などを経てようやく店にたどり着いた光景は今でも鮮明に覚えています。
生きている事が奇跡だったんだと思い知った自然の脅威でした。
それと同時にいつこんな事が起きてどうなるかわからないのが人生だと思い、それからは1日1日を精一杯悔いのない様に頑張り楽しんで生きて行こうと決意しました。
僕に何が出来るかを考えていましたが、寄付や義援金は少しずつ毎日していますけど、大変だったのはあたりまえに出る水が出ない事、電気やガスなどのライフラインが使えない事が困りました。
そして避難所での生活も時間が経てばプライバシーが無く、精神的に辛くなる事が多いと思います。
そこで洋館店のお部屋の提供を決めました。
8畳の洋室と4畳半の和室を2家族の被災者の方に使っていただければと思います。
お風呂と台所もありますし、1階と2階とに別れていますのでプライバシーも考慮出来ると思います。
僕もしばらくして大阪の身内の家で避難生活をおくらせて頂き大変助かりました。
自宅が全壊して、車や避難所で過ごしていて、親類など行くあてがなくて困っている方でこのサイトを見られている方はご遠慮なく連絡下さい。
大阪と神戸の様には移動手段など簡単には行かないとは思いますが、お役に立てればと思います。
そして売り上げの一部、3パーセントを義援金にあてたいと思っています。
お安くした価格で、仕入れ価格や利益からの供給にするつもりですので皆様の負担にはしませんが、皆さんと一緒に手助け出来ればと思います。
韓国のヨン様は1億近くも寄付されたと聞き、本当に優しい人なんだと思いました。
今までも何かある度に寄付をされていました。
スターの方は沢山の寄付、スポーツ選手はプレーで励ます、歌手は歌で励ます、学生はボランティア(阪神大震災のときは沢山の学生さんがボランティアに繰り出して大活躍でした)サラリーマンの方は仕事を頑張って会社の利益が上がるようにして、会社が義援金を捻出する、というふうに被害を受けていない人は日常を頑張り、出来ることを頑張り困っている人を助けることが大事だと思います。
アンティークが好きな方は、こんな時に・・・などと落ち込まずに元気を出して元気を与える事が大事だと思います。
ロンドンや、パリからもメールなどで沢山の激励や安否の確認などがありました。
返信で無事なことと、ロンドンの方も同じ様に落ち込まないで、普段通り頑張って稼ぎ、そしてその分義援金を送ってあげて下さいと返信しましたら、なるほど・・・と頑張ってくれると言ってくれました。
ですので皆さんも被害にあってない方は元気を出して、被災者の方を励ましてあげれるように頑張りましょう。
被災地域の方、被災者の方、犠牲者の方に心からお悔やみを申し上げます。
そして重ねて申しますが、この日記を読まれた方でお困りの方はご連絡お待ちしています。
今週末には京都大アンティークフェアが開催されます。
特別セールを展開して、沢山の義援金をお送り出来るように頑張りたいと思います。
お人形も特別プライスにしますし、ジュエリーも全品半額にさせて頂きます。
元気な皆様とお会い出来るのを楽しみにしています。
それではまた。
(買い付け物語は次回にお送りします)
追伸
早速、お問い合わせなどがあり嬉しく思います。
そして洋館店などのご心配を頂くメールなどもありましたので補足しておきます。
1階和室と、2階洋室は現在、倉庫のような感じになっていますので、1階のアンティークがある洋館店、2階のレストラン、ピアノの音楽室はそのまま営業を続けていけます。
それぞれセパレートになっていますので、被災者の方が滞在されても営業には差し支えありません。
御手洗いや、調理場などでお客様やシェフなどとお会いすることはあると思いますが、こんな感じですので、お気遣いなくご利用下さい。
ただ、やはり交通網が遮断されていたり、移動手段がなくてなかなか難しいみたいですね・・・
それでは追伸として、ご心配の点をご連絡させていただきました。
全ての被災者の皆様が少しでも早く日常に戻れますことを心よりお祈り申し上げます。