“アンティークまねきねこ”は、ヨーロッパのアンティーク・ジュエリーとドールの専門店です。
19世紀から20世紀にかけてのアンティークジュエリー、コスチュームアクセサリー、ビスクドール、テディベアなどが勢ぞろい♪ ☆素敵な出会いがありますように☆☆☆

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2016年7月
店長日記:2
2016年07月28日
皆さんお元気でしょうか?

季節は梅雨が終わり、カラッととはいかず、雨が降り始めてスッキリしない天気が続いています。

でもセミが鳴き出し、虫が元気な夏がやってきました。

僕も大好きな夏ですので、毎週のように炎天下の中、野球の試合に励んでいます。

前にも触れた事がありますが、子供の頃から虚弱体質で、生まれた時も死産、生まれた後も毎週引きつけを起こし、救急車に世話になり、小学校の時も毎週熱が出て休んでいました。

それが中学生になり、野球部に入部して、キツイ練習を始めた途端、毎週の発熱もなくなり、1年の時はまだ時々体調を崩しましたけど、二年生の夏頃からは発熱や風邪もひかなくなり、体力がついてきました。

高校でも野球部に入り、さらに元気になり、筋肉質になりました。

引退してからは、しばらく野球から遠ざかり、洋館に引っ越しした当初は、元町駅からの、あの坂を歩いて登れないほどに体力が落ちていました。

その後に野球チームを作るキッカケがあり、今に至りますが、やはり、やる限りは負けず嫌いなので、練習に励み、体力が戻り、今ではどんな坂でもへっちゃらです。

ですので、僕にとっては野球は命の恩人のようなスポーツなんです。

チーム内の20代の若手にも負けない成績、体力で、若い子がビックリしています。

去年もリーグ優勝で、僕はチームの首位打者でしたが、今年もリーグ全体でも6位に入る385厘の打率でチームを引っ張っています。

でも先日、新メンバーで20歳の子が入り、投手をさせましたが、ものすごく速い球を投げて、やはり若さは凄いと圧倒されました。

性格も大人で優しく、世代を超えた仲間と楽しめてとても嬉しかったです。

でもテクニックで僕の方が試合では打ちました(^ ^)

そんな楽しく、そして体力作りに欠かせない野球をこれからも楽しみながら、仕事も頑張りたいと思います。

それで体力をつけているので、ハードなスケジュールもこなせるんですね。



先日の大須観音の蚤の市では、暑い中沢山の方がお越し頂き、暑さも吹き飛ぶような素敵な1日となりました。

名古屋でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

次回は8月28日に出店しますので、また大須でお会いできますのを楽しみにしています。


そしてその後の梅田阪急も連日皆さんが訪ねて頂き、本当に素晴らしいイベントとなりました。

週末は母の三回忌で二日間のお休みを頂きましたが、僕がいない中でもお越し頂き、本当に嬉しかったです。


阪急でお世話になった皆様、ありがとうございました。

次回はまた8月に少し場所が変わりますが同じ10階で出店しますので、また阪急でお会いできますのを楽しみにしています。

阪急を終えたその日に17時に閉場で18時半の新幹線で移動して、21時に到着して、そのまま高島屋へ準備にむかいます。

いつもの強行軍ですね。

今回で最後の東京イベント。

東京でも様々な思い出や出会いがありました。

今回もまた素晴らしいイベントとなりますように願っています。



そして先日の母の三回忌の夜に、愛犬の天ちゃんが天国へ旅立ちました。

幸い、僕や家族がみんないる中で、計ったような旅立ちの日でしたので、天ちゃんは最後まで優しい子でした。

四天王寺の蚤の市で、当時はまだまねきねこも、お店を出店していましたが、道具屋の方が、家で生まれたチワワを3万円で売っていて、そこでの出会いでした。

今は蚤の市で動物を販売出来なくなりましたので、今ではありえない出会いですね。

天王寺の天と天使のような可愛いさだったのと、おデコに白い点のような記しがついていたので、テンちゃんと名ずけました。

その時は洋館に引っ越ししたところでしたので、洋館店の歴史と天ちゃんは同じなんです。

今は洋館店の二階はレストランですが、当初は二階の真ん中にベッドを置いて寝ていました。

そこに小さな天ちゃんといつも一緒に過ごしましたし、大好きな温泉旅行にもどこにでも連れて行っていました。

鳥取砂丘で一緒にラクダに乗って、ラクダにそっくりな天ちゃんに気がついたり、出雲大社に小さなカバンに入れて行ったり、水族館にも小さなカバンに入って行って、大きな魚を見てビックリて声を出してバレかけたり、白浜で海に飛び込んだり、新神戸アンティークマーケットの店にもコッソリ連れて行っていましたし、本当に沢山の思い出があります。

ただ最初の頃から、心臓の発作持ちで、度々病院に駆け込んだり、小さな犬特有の病気もありました。

最後もてんかんの発作で体力が落ちてそのまま、眠るように亡くなりました。

楽しい思い出もありますが、晩年は特にてんかん、心臓発作で苦しむ事が多かったので、もう苦しむことはないからね、と声をかけて、沢山の素晴らしい思い出と感動をありがとうと言って別れました。

僕が小さな頃から育った、堺市にある、動物霊園の屋上で天に昇って行きました。

それも偶然ではないと思います。

留守がちな僕の生活で、晩年は妹が世話を見てくれていましたので、僕よりもずっといた妹家族の方が寂しいと思います。

ペットと言うのは、本当に可愛いし、愛らしいのですが、辛い別れはやはり必ず訪れます。

ペットではなく、本当の家族以上の存在になるからですね。

今までも沢山のお別れを経験しましたが、そのどれもが寂しく辛いですね。

今までの別れもそうでしたが、そのあとは良い思い出、楽しい思い出ばかり思い出します。

これからもその素晴らしい思い出と経験を心に刻み、楽しく面白かった時、すごく可愛かった表情、様々な時間と共に過ごして行きたいと思います。


そして、先日、料理長の訃報をお知らせしましたが、東京へ到着した時に、お世話になっている方が亡くなったとの訃報が届きました。

前日にお話ししたばかりですので、本当に信じられません…

先日にこちらの日記にも書きましたが、本当に人間はいつ旅立つかわかりません。

最後の会話では、精一杯頑張りますから、安心してください!と声をかけて電話を切りました。

前向きな言葉での最後のお別れですので、少しは救われますが、体調を崩していた訳ではないので、とにかく突然のお別れでした。

今回の東京の仕事もその方が企画して運営、実現出来ている仕事です。

最後の東京で良い報告をしたかったのですが…本当にまさかです…

やはり、どんな時も、これが最後になるかも知れないと思って過ごさないといけません。

僕は他の人以上に、どんな時も、お別れする時は、これが最後かも知れない、と思いながらお別れしているつもりですが、今回は元気な方だっただけにまさかの気持ちしかありません。



東京の初日は、最後のイベントと言う事で、訪ねていただいた方もいましたし、私は体調もすぐれないし、神戸へは中々行けないと思うから、本当に寂しくなるけどお元気でね、と声をかけて頂いたり、沢山の方が訪ねて頂きました。

本当にありがたいですが、寂しいです。

デパート側の都合での最後のイベントとなりましたので、僕にはどうしようもなく、遠すぎて神戸には行けないと聞くと、本当に申し訳なく思います。

ただこの何年間は素晴らしいアンティークとの出会い、そして素敵な時間を過ごせましたと言って頂き、今まで東京でイベントを頑張って来て良かったなと思いました。

あと6日間ありますが、大切に過ごしたいと思います。

ただ、本日28日の14時の新幹線で神戸に戻り、恩人のお通夜に行ってきます。

明日の昼過ぎには東京へ戻りますので、本日は少ししか髙島屋にはいませんが、明日以降はお昼以降はいますので、是非、日本橋髙島屋へお越しください。


悲しいお別れが続きますが、旅立った皆さんの分も、精一杯頑張って生きて行きたいと思います。

今までのお礼と感謝を言って、お別れをしてきます。

その方がおられたから、まねきねこが今まで頑張って来られましたので、これからも意思を引き継ぎ、しっかり頑張って行きたいと思います。

生きている事、元気でいる事は奇跡です。

本当に限られた時間、命です。

その貴重な時間を大切に大事にしたいと思います。


そして人間が生きて来た時間以上の時を過ごして来たアンティーク。

様々な出会い、別れをしながら、人から人へ受け継いでこられ、愛されて来た素晴らしいアンティークには、それぞれの物語が映画のように詰まっています。

その橋渡しをしながら、素敵な人と出会い、様々な思い出を刻んで行ける幸せを、これからも大切にして行きます。



それでは皆さんも健康にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。

元気でお会い出来ますのを心から楽しみにしています。


写真は若い日の天ちゃんです。

車で出かける時は、必ずこうして、僕の膝の上に座り腕に首を置いていました。

こうしないと不安で動き回ります。

ゲージに入れても鳴いて嫌がるので、出すとここに収まります。

甘やかしすぎましたね。

天ちゃん、本当に僕のところに来てくれてありがとう。

ずっと忘れないからね。



2016年07月10日
皆さんお元気でしょうか?

梅雨が明けそうな晴天が続いたと思ったらまた雨がやってきたり、やはり中々七夕には明けないんですね。

七夕の日は、短冊に願いを書き、笹の飾り付けをして、夜には夜空を見上げて天の川をと思いましたけど、薄曇りでしたが、星が綺麗に一瞬だけ見せてくれました。

今、この日記を書いている夜空は満天の星がキラキラと輝いています。

ギリシャ神話の神様などの名前がついた星座など、古代から星は人間との関係が深く、また神話だけでなく、方位学、船の行き先、季節、天候など、夜空は大切な存在でした。

今の現代では、そのような関係がどんどん希薄になってきていますが、日本では七夕や、お月見、中秋の名月など季節の行事で夜空を見上げる習慣があるので嬉しいですね。

僕は個人的に星が大好きですし、太陽、月などいつも空を見上げています。

先日も温泉で和歌山の山奥へ行った際、山の上のプラネタリウムに行き、観察会に参加しました。

神戸では見れないほどの星の数と天の川、土星の輪などを見る事が出来ましたし、人工衛星も肉眼で沢山見える程に晴天で綺麗な星空でした。

参加者の若い女性が、星が動いてる!と大声を上げていたので、それは人工衛星で軌道を動いていますよ、と説明すると、初めてUFOを見れた!と思ったのに残念…と言ってました。

僕が夢を打ち砕きましたね(^ ^)

先日、木星のオーロラの綺麗な写真を見ましたけど、木星のオーロラの大きさが地球の大きさだと聞いて、びっくりしました。

写真が木星のオーロラです。

まだまだ知らない事が沢山あります。

最近は流星群をしっかり見れていないので、そこの天文台などへ出かければ、普通でも流れ星が見えるのに、流星群ならとんでもないぐらいに見れると思いますので、また時間ができたら行きたいと思います。

先日の京都大アンティークフェアでは、連日沢山の方がお越し頂き、本当に充実の3日間を過ごせました。

お近くの方、そして遠方から、そして海外からも、素敵な出会いが沢山ありました。

NHKのニュースでも取り上げられますので、どんどん新たなお客様も来られますし、いつも訪ねてくれる方など、本当に素晴らしいイベントです。

京都でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

次回は10月に開催されますので、また10月に皆さんとお会い出来ますのを楽しみにしています。

そして昨日終了した神戸大丸でも、遠方から訪ねて頂いたり、いつもお越し頂ける方にも来て頂き、嬉しいイベントとなりました。

いつもと場所が違うにも関わらず、探して来て頂き、本当に嬉しかったです。

神戸大丸でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

次回はいつもの場所で、9月末から開催されますので、また神戸大丸でお会い出来ますのを楽しみにしています。

次回のイベントは名古屋大須館音骨董市です。

雨が多い時期ですので、晴れてくれれば嬉しいですが、台風以外は雨でも必ず行きますので、名古屋近くの方は是非お越しください。

そのあとは梅田阪急、東京日本橋タカシマヤなど、連続デパート催事がスタートします。

様々な場所で、素敵な出会い、ご縁を楽しみに過ごしたいと思います。


ご縁といえばですが、今日、恩人のお通夜へ行ってきました。

まねきねこ洋館店で、年に二回開催の洋館フェアでは、フレンチコースを楽しんで頂いていますが、初代の料理長がお亡くなりになりました。

今の料理長はその初代料理長の部下ですし、初代料理長との出会いがあったからこそのご縁でした。

僕が100年前の洋館と出会い、12年程前に住みだして、しばらくして、ここでイベントをすればアンティーク好きの皆さんが喜んで頂けるのでは?と思いつき、洋館アンティークフェアを開催しました。

最初は僕1人でお茶を出したり、演奏をしたりと、ドタバタで手作り感タップリのイベントでした。

何かお茶でもどうですか?と声をかけるとレモンティーを下さいと言われて、慌ててレモンを切り、滑らせて、少し指を切り、僕の血でローズヒップティーになって、皆さんに大笑いされたりと、本当に今から考えると面白いフェアでした。

期間も1週間していましたので、ユックリ、ノンビリと言う洋館フェアでした。

その僕のバタバタの姿を、遊びに来た妹や、母が見かねて、お茶を出してくれたりと手伝ってくれて、ずっと来てくれるようになり、そして芦屋大丸のイベントで、有名ホテルの料理長がイベントで目の前で出ていて、僕の店を訪ねてくれて、アンティークが大好きなんです!と声をかけてくれました。

そして最近、昔の洋館に住みだして、ここでイベントも始めましたので、遊びに来て下さい、と声をかけると、そこでフレンチなどを作り、お客様へ提供すれば、もっと面白いし、喜んでもらえるのでは?と提案されました。

僕は、小さな台所ですし、難しいのでは?と言うと、どんなに小さなキッチンでも出来ますし、僕が作りに行きますよ!と言ってくれて、トントン拍子で決まりました。

それでその料理長がずっと来てくれるようになり、約3年間程フレンチを作ってくれました。

その後料理長が転職したりして、当時の部下だった後輩が有名ホテルの料理長になり、引き継ぎで、僕のところにも来てくれる事になりました。

ですので、その料理長がいたからこそ、今の洋館フェアがあるんです。

最初の3年のフェアで、その料理長のフレンチを食べて頂いた方もたくさんおられますし、追悼の気持ちを込めて、ここでご紹介させて頂きます。

今の料理長は、最初の料理長ほどはアンティークにも興味はありませんし、絶対に出会う事は無かったと思います。

それだけでなく、最初に始めた当初に、野球チームも立ち上げた頃で、若い後輩に野球が上手い子がいるから、その子をチームに入れて上げてください、と紹介してくれて、今では神戸水曜リーグでの試合で、エースになって勝利に欠かせない存在です。

今日もその子と会いましたが、料理長がいたからこそ君と出会えたし、心から感謝してお別れしよう、と話してお別れしてきました。

人の縁と言うのは、本当に必然であり、偶然ではありません。

どんな出会いでも何か意味がありますし、このように、あの人がいたから僕がここにいる、と言う出会いが、僕をここまで成長させてくれてます。

誰1人欠けても僕は今の場所にはいません。

鹿児島で生まれ、大阪で育ち、堺で学生時代を過ごし、就職、そして5年程で退職して、その会社で出会った友人のいる西宮へ行き、そして古着屋を始め、アンティークショップへと変貌、そして神戸の洋館との奇跡の出会いがあり神戸へ、そして今に至ります。

49年間の歴史ですが、自然であり必然の素晴らしい出会いがあったからこそ、ここへたどり着きました。

鹿児島で生まれたことも、大阪で育ったことも、堺で学生時代を過ごしたことも、親のおかげですし、僕が選んだ場所ではありません。

そして西宮へ行った時も、友人から、ほぼ無理矢理呼ばれて行き、住むことになりましたし、古着屋も自分ですると言いだした事ではありません。

アンティークショップへと変貌する際も、僕は古着にハマっていて、大阪のアメリカ村進出を目指していたので、まさかでした。

洋館の出会いも自分で探したのでは無く、知り合いの大先輩の骨董屋さんが教えてくれました。

どれも僕が切り開いた場所でも、仕事でも無いんですね。

全て周りの人が導いてくれたご縁、出会い、道でした。

ですので、誰1人欠けてもここまで辿りつけていないんです。

その1人である、料理長の死は突然であり、悔しい結果でした。

様々な思い出がありますし、残された家族の幸福を心から願います。

そして初期の洋館フェアでその料理長の料理を食べた方、お会いした方もいますので、美味しい思い出など、思いを馳せて頂ければ嬉しく思います。

天国で喜んで頂けると思います。

これから先も、その料理長がつないでくれたご縁を大切にしていき、今の料理長、そしてアンティークまねきねこキャッツのメンバーとも、ずっと仲良くしていきたいと思います。

アンティークも人から人へとつながり、今の時代まで生きてきました。

人生も人から人へとつながり、生かされていますので、同じですね。

亡くなった料理長はアンティーク家具からジュエリーまで、とにかくアンティークが大好きで、車も好きで、スポーツも好きで、僕と価値観が同じでした。

料理長の分まで、アンティーク、スポーツ、車も精一杯楽しんで、大切にしていきたいと思います。

心からご冥福をお祈りいたします。







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