アンティーク買い付け物語ツアーの実現を記念して、今までの買い付け物語を、店長日記から抜粋してまとめました♬ 順次ご紹介しますので、是非ご覧下さい♬
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☆アンティーク買い付け物語☆第36話☆

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2010年11月の買い付けの話・・・

チケットの手違いで伊丹出発、成田経由ロンドン行きに乗り継ぎが出来なくなり、
羽田で夜中のパリ行きのキャンセル待ちも午前1時ギリギリまで待つも、結局空きがなく、1日遅れになる波乱の旅立ち。

でもそれが幸運への序曲になるとはそのときは思いもしなかった。

ただ、一日遅れたことは、何か意味があるんだなと前向きには考えていた。

新しく出来た羽田国際ターミナルも来ることが出来たし、ホテルもあり快適に過ごせた。

金曜日に約束していたドール関係の友人グレンダに金曜日には行けなくなったことをメールで送信した。

3時間後には返信が来て、土曜日からパリに出かけるのでロンドンに戻るのは、月曜になるとのこと。

いつもは木曜日の夜にロンドンに到着して、金曜日の昼頃にグレンダやサラ、
モーリス達と会い、キープしていてもらっていた人形達や、コレクションを譲ってもらう。

今回は初日にそのお人形を手に入れることが出来なくなった。

週明けにある、年に二度のドールオークションがその意味を示しているような気がする。

二日がかりでようやくロンドンヒースローに降り立つ。

こんなに苦労して到着したのは初めてだ。

しかし、格安チケットで変更は一切出来ないはずなのに、パリ行きに変更できる可能性を手配してくれたり、
翌日の便で渡英できるように計らっていただいたJALの皆さんにはほんとうに感謝だ。

荷物を受け取ると、素早くタクシー乗り場に向かい、
土日で両替が出来なくなるので、大急ぎでロンドン市内に飛ばしてもらう。

あらかじめ約束はしてあるが、あまり遅くなるとさすがに出来なくなる。

クリスマスイルミネーションで綺麗に装飾された道をロンドンタクシーが飛ばして行く。

何とか時間ギリギリで到着して、無事に両替も出来た。

次はホテルだ。

羽田から、電話して1日遅れることは伝えたが、満室状態なので今夜は他の人に貸してもいいかと言ってきた。

もちろんビジネスだし、僕が遅れたわけだから無理は言えない。

ただ僕がいつも泊まるルームナンバー33の部屋は翌日に変更して僕が泊まれるようにはしてくれた。

ただ電話を受けた担当のお兄さんは、アラブ系で新任らしく、
英語の発音も少し聞き取りづらかったので少し着くまでは不安だ。

到着すると、フロントにいたのはアフガニスタン出身の顔なじみのお兄さんだ。


フロントすぐ横の小さい部屋を案内され、中身が空っぽの沢山のトランクを部屋に入れていく。

トランクは何とか入ったが通路が無くなるほど狭い。

明日の朝にはまたこの沢山のトランクを33号室に運ばないといけない・・

波乱の幕開けの買い付けだが、明日は早朝、
ポートベローに向かい、その後はヘザーに会いに行きお人形を分けてもらいに行く。

気を取り直して明日から頑張ろう。

日曜にはパリ。

火曜日にはオークション。

楽しみは盛りだくさんだし、金曜に行くはずだった所にいけなかったのでお金も心配ない。

きっとオークションで沢山落札できるか、物凄く素敵な出会いが待ちうけているんだ。

そんな決意と想像をしながらベッドに入ったがさすがに疲れていたのか、
1分も経たないうちに深い眠りに入って行った・・・


続く。
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