まず始めにトイ(ブリキのおもちゃなど)、テディベアーから始まりお人形へと続く☆
20分ぐらいのトイの時間は長く感じる。
まだかまだかとみんな同じ気持ちだと思う。
トイを買われる方はBIDと言って、あらかじめ入札金額を用紙に記入して買う方が多いので、
静かな立ち上がりになることが多い。
日本の古物市場の競りは静かなことはありえない。
なぜかというと、声を上げて買わないといけないのだ。
振り台の人が商品を手に取り、「こんなん、千円!」から始まり、
欲しい人は、「2千円、3千円・・1万円・・」と声を張り出し競り合う。
なので凄い声や、迫力があるとそれに圧倒されて終わったりすることもある。
逆に、小さい声や合図ではひらってくれなくて、買えないこともある。
僕は最近はあまり行かないけど、昔は好きで良く通っていたが、
やはり性格上恥ずかしいので、振り台の人が見える所に座り手を上げて落としたりしていた。
ただ「2千円!」で手を上げて、他に敵がいなかったのに指を広げていたのか5千円で落ちた苦い経験がある。
それ以降は絶対にグーで手を上げて笑われていた。
知り合いの業者で、お酒が大好きで喉が酒焼けのハスキーな声の持ち主が初めて参加したとき、
後ろの方で「2万円!」と頑張って声を出したら、それで止まったけど、
振り台の人が「今のしゃがれはどこの誰やー?」と言われて大爆笑が起きて、
真っ赤な顔をして恥ずかしそうにしていたので、
次回からは僕の隣に誘い二人でグーを仲良く出し合っていたのが懐かしく思う♪
そうこう考えていたらトイが終わりベアーが始まる☆
緊張感が出てきた☆
それもトップバッターはカバフェイスのブラックベアーだ!
絶対に負けないぞ!
(続く)