アンティーク買い付け物語ツアーの実現を記念して、今までの買い付け物語を、店長日記から抜粋してまとめました♬ 順次ご紹介しますので、是非ご覧下さい♬
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☆アンティーク買い付け物語☆第18話☆

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前回からの続き・・2009年4月の買い付け・・・


ドールショー会場に着くと、入り口付近に車が沢山あり、業者が荷物をおろしている。

ほとんど顔見知りの人たちなので挨拶をかわしていると、会場主のブレンダ女史が現れた。

金髪の髪を振り乱す勢いで、グッドモーニングと勢い良く笑顔で挨拶をすると、
警備員の方にピンクの名札をもらい、僕に手渡してくれた。

ブリュの印刷をしている可愛い名札だ。

名前を記入して中に入る。

今回は漢字で書いた。

こちらの方は漢字で書くとうけてくれる人が多く、会話が弾むときがあるから。


中に入ると沢山の業者が陳列に精を出している。

2階建てになっていて地下と1、2階の3フロアに所狭しとお人形関係の店だけが集まる、世界一のドールショーだ。

昔に比べると規模は少し小さくなったが、それでも見ごたえがある。


仲の良いグレンダやサラ達に出会い挨拶を交わす。

するとサラが、あなたに頼まれていた珍しいぬいぐるみを確保しているよと話してくれた。

後でねーと言われたが気になるので、今見せてとせがむと、忙しいのに笑顔でだしてくれた。

ボンゾーだ☆

目が大きくてブルドックかパグのような犬のキャラクターでとても人気があり、最近は買えなくなっていた。

いつもは置いておいてねと言うが、朝一の出会いだし小さいのでポケットに入れてお供することにした。


愛らしい顔のボンゾーをジャケットのポケットから少し出して1階の中へと入る。

入り口付近の店と、ステージがあるメイン会場がありとても広い。

入り口付近にはバーレストランがあり、ランチやパン、お菓子、コーヒーなどが楽しめて、
イギリス人の夫人が昼過ぎになると、みんなでお茶をしながら出会い求めた、お宝を自慢しあう。

一人で来て出会った可愛い子を眺めて話しかけている婦人もいたりして、とてもいい光景を目にする。

今は開店前なので、ひっそりとしているが、あと2、3時間もすれば席はうまり、微笑ましい光景がみられるだろう。


日本でもこのようなイベントをすれば、お客さんは喜ぶだろうな・・・

昔からずっと思っていた。

いつか実現できればいいな・・

8年ぐらい前には、イギリス人夫婦がこけしだけを綺麗にテーブルに並べて出店していた。

こけしコレクターで長年集めたこけしを披露したのだろう。


日本人の僕の顔をみると恥ずかしそうにしていた、おじいさんの顔が忘れられない。


こけしから、シンディー、テディベア、レプリカドール、ビスクドール、ドールハウス、
洋服、靴、カツラ、本などバラエティーに富んで、価格も何百円から数百万の物まで、
予算の少ない方からコレクターまで全ての人が楽しめるドールショー。

メイン会場の中に入るとみたことのない女性店主がお人形を展示していた。

みんなはまだ並べれていないのに、全て綺麗に飾り終えている。

一番乗りしたのだろう。

関心していると、正面から見てすぐに目にとびこんできた可愛い子がいる。

茶色のドレスを着たゴーティエだ。

大きい子が好きな僕だが、この子は小さいけど目力がありとても可愛い。


見とれていると、女性店主がいなくなっていた。


仕方ない待っていよう。

会場をみわたすとほぼ全員が到着して、荷物を出している。


いつもは出すほうなので、みんな大変だなと思いながら、表情をみるとみんな笑顔だ。

やはり普通のイベントと違い、ドールショーなので、出している人も楽しいのだ。


荷物を出さずに僕と同じように見て回っていて、
ブレンダに早く準備してと怒られている業者もいる。

ボンゾーから始まり、このゴーティエ。

今日は楽しい一日になりそう♪


続く
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