アンティーク買い付け物語ツアーの実現を記念して、今までの買い付け物語を、店長日記から抜粋してまとめました♬ 順次ご紹介しますので、是非ご覧下さい♬
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☆アンティーク買い付け物語☆第57話☆

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2012年5月の買い付けのお話・・・

今回は体調が悪い中、何とかロンドンに来ることが出来たけど、
行きの飛行機の乾燥で今度は鼻の具合が悪くなり、かなりしんどくなってきた・・

渡英前は大腸の悪化、先生はカメラで見て、今までこんなにひどい患部は見たことがない・・・すぐに緊急入院です!といわれ、
僕は来週にロンドンに行くんですよ・・と言うと、とんでもない・・・どうなってもいいのならいいが・・

でも僕は大腸カメラの空気が入れば劇的に治ると調べたので、それにかけます!と言って入院を断った。

でも先生は全大腸からの出血と、潰瘍が10箇所以上だから、理解してね!と釘を刺された・・・

それまでの1週間以上、そんな状態のお腹なので何を食べても何を飲んでもすぐに下し、
1日に20回以上トイレにこもる毎日・・体重も5日で5キロ減り、ついには何も食べずに連休期間を過ごした・・

その間も芦屋大丸のイベントがあり、
スタッフがカバーしてくれて1日2,3時間は仕事をして過ごして、連休明けに病院に来ればこの状態・・

でも僕は大腸内に空気が入ることで劇的に治ることがまれにある・・・との情報をネットで仕入れた☆

もう1週間後に迫る渡英、ロンドン、パリでは僕の訪問をたくさんの人が待っている。
そして帰国後の洋館フェアも食事の予約が65名も入っている。

もうそれにかけるしかない・・・

神戸の病院を調べたら、内視鏡検査は予約待ちで1週間待ち・・・

日航ホテル近くの病院に連絡したら翌日に出来ますとのことで、すぐに申し込んだ。

そして当初は大腸の入り口だけなので、麻酔なしでしますし、絶食も朝だけで良いですよと言われ病院に来た。

そして検査を始めると、あまりにひどいし、
僕は3日は何も食べられなかったので絶食状態で中は空っぽということもあり、先生はそのまま小腸までカメラを入れた・・・

その間約1時間、カメラを見やすくするために空気を入れるときに、
激痛が走るし、組織を採取するたびに痛くて大声を上げる・・・

最初はカメラの画像を見る余裕があったけど、途中からは痛すぎて見れず、
先生がこれはひどい・・・と何回も言うので、末期がんですか?と聞くと、
ガンではないがこんなにひどい腸は初めて見た・・・重症ですよ・・・

終わったときは30分は立てずに休憩させてもらった。

その時に看護婦さんが麻酔なしであそこまでするのは初めてです、お疲れ様でした・・と苦笑いをした。

でも僕は、逆に、全大腸に空気を入れてくれたので、これは吉兆になるかも・・と期待した。

そして検査を終え、先生の緊急入院の話もお断りして、病院をあとにした。

車に向かう途中、お腹の感じが少し違う気がした。

そしてそのまま、心斎橋大丸の搬入に向かったけど、トイレに駆け込むような感じがしない・・・

1時間に2回は行っていたのに・・

無事に準備が終わり、何も食べていないのでふらふらになりながら家路についた。

家に帰っても下痢はない。

そして久しぶりにお粥を食べてみるが、下らない・・・

僕の判断は正しかった。翌日もお腹は大丈夫で、朝もいつもと同じメニューの目玉焼き、味噌汁、納豆、コーヒーを試してみた。

実に10日ぶり!

それでもなんとも無い!

全大腸に空気攻撃で、見事に悪玉菌は絶滅して改善したんだ!

そして病院にも電話して、下痢が止まりましたし、出血も無くなりました、
ありがとうございましたと先生にお伝え下さい!と報告して、大丸に出勤した。

ただ10日間もほとんど食べられず、体力が落ちていて、
2時間も立っているのが限界だったので、大丸は毎日2時から4時で帰宅した。

その僅かな時間に皆さんが来てくれて嬉しかった。

そしてそのまま、食事は普通に取れるようになり、渡英した。

先生の言うとおりにしていたら今頃入院で、ロンドンにも行けなかった・・

ただ先生は、かなりのダメージを受けているので、
抵抗力が落ちているからお気をつけてと言われていたが、的中した・・

ロンドンに到着後も、鼻の中がすごく痛くなり、大変だったけど、
そのままホテルに到着後、コレクターのベルの自宅へ向かった。


そしてガーデンパーティーをしてくれて迎えてくれたけど、寒気がした。

ロンドンはサマータイムで夜の九時まで明るく、隣の家の家族も庭で食事をして楽しんでいた。みんな半袖で。

僕は寒くて上着を着ると、ベルが大丈夫?と心配してくれた。

事故で亡くなったルーのショックは新しい愛犬、
レオが慰めてくれて元気にしていたけど、ルーの写真の人形を渡すと、大泣きして喜んでくれた。

そして何度も何度も、あの子みたいな賢くて可愛い子はいなかったわ、
とはなして泣いていたのに、今は僕の心配をしてくれている。

もう早めに帰る?それともこのまま泊まって行く?と言ってくれたけど、
明日の朝は蚤の市だし早く帰って寝るね、といって帰った。

ホテルに戻り、体温を計ると38度5分の熱があった。

かぜ薬を空港で買っていたのでそれを飲むと少し楽だった。

翌朝に起きてみると、鼻が腫れていた・・

頭も痛い。

ネットで調べると、副鼻腔炎の症状だ。

週明けまでは予定が詰まっているので、何とかそれまでにもってくれれば、月曜に病院を探していこう。

そして蚤の市に出ようとしたら、ベルから電話が入った。

朝5時半なのに・・・寝てないのかな?

話すと、身体は大丈夫?と言ってくれたので、もう出かけるよ、と言うと無理しないでね。

そしてもし大丈夫なら、ロンドンの北の方に住んでいる友人が、あなたに人形を譲ってもいいと言っているから、
時間があればアドレスをメールに送るから訪ねてみてね、とのこと。

しんどいながらもワクワクした気分が少し出てきて、ホテルを出た・・・

続く
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